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完璧主義はしんどいだけ!誰も得しない負のループを生んでしまう理由

2023年7月24日

完璧主義負のループ

 

  • 完璧主義な自分に疲れた
  • つい頑張りすぎて仕事がしんどい
  • 自分と周りのモチベに温度差を感じる

 

今回は、こんな悩みについて考えてみました。

完璧主義になると、自分も周りもしんどくなって、誰も得しない負のループが生まれます

永遠にたどり着けない『完璧』を追うだけで、疲れてしまいませんか?

完璧主義でいても誰にもメリットがない理由をまとめました!

 

『不確実な完璧』に振り回されてしんどくなる

完璧を追い求めれば追い求めるほど、しんどくなってしまいます。

なぜなら『完璧』とは不確実なものだから。

 

世の中にたくさんの価値観が存在する以上、

「誰にとっても完璧!」なんてことはありえません。

 

私の思う完璧美女と、あなたが思う完璧美女って、きっと違いますよね?

自分自身で落としどころを決めないかぎり、永遠に終わらないのが難点です。

 

学生時代のように「テストで満点をとること」が完璧とされるなら、わかりやすくて簡単です。

でも、大人になってから考える完璧って、そういうことじゃありませんよね?

もっとあいまいで、個々の感覚による部分が大きいはずです。

 

完璧の定義は、いろんな条件次第でコロコロと変わります

定まりきらない目的地に向かって、全力で走りつづけているようなもの。

それでしんどくならないほうがすごい!

 

次の章では、完璧主義な人は自分がしんどくなるどころか、周りもしんどくさせる可能性があるよ!

ってお話について考えてみました。

 

▼完璧主義な人が肩の力を抜くために意識してほしいことをまとめました。

 

 

完璧主義な人が周りもしんどくさせてしまう理由

完璧主義になると、自分がしんどくなるだけじゃなく、周りの人も苦しめてしまう場合があります。

 

自分がしんどくても、みんなが笑顔になるなら…!

と、思いやるがゆえに、完璧主義に拍車をかけてしまう人は、周りを見渡してみてください。

 

実は、あなたの頑張りが周りの人を疲れさせてしまっているかも

 

そんな誰の得にもならない負のループが起こる理由を考えてみました。

本当に完璧主義になる必要性ってあるのかな?と、考えながらチェックしてみてほしいです。

 

  1. プレッシャーが伝染する
  2. 巻き込まれた感覚になる

 

プレッシャーが伝染する

一生懸命に頑張る人の姿を見ると、応援してあげたくなりますよね。

でも、完璧主義な人の場合、見ているだけでしんどくなるんです。

 

1人で抱え込んでいる人の空気感って、周りにはプレッシャーとして伝わります。

「やりたい!」よりも「やらなければ!」みたいな…重みを感じるんですね。

 

もちろん、その使命感は立派。

でも、「そんなに私たちって頼りないのかな?」

と、周りの人の自信を奪ってしまうことにもなかねません。

 

それに、緊張感のある相手と関わるのって、自分からは勇気がいりますよね

いちいち怒られそうだし、ため息つかれたりしそう…役立たずとか…止まらないネガティブ。

 

ストイックすぎる空気感は、周りの人を遠ざけてしまいます。

でも、頼み方と頼む範囲をきちんと考慮すれば、力になってくれる人はたくさんいるはず。

 

▼1人で抱え込むクセがある人は、頑張りすぎる人。特徴をまとめました。

 

 

巻き込まれた感覚になる

周りの力を借りるのは大切ですが、何をどのくらい頼むかは慎重に考えましょう。

周りの人はあなたのサポートをするだけで、同じように完璧を目指してはいません

 

あなたの価値観を押しつけてしまうと、

「完璧主義な人の目的達成のために、ただ巻き込まれて疲れた…」

と、思われて終わってしまいます。

 

自分の問題に他人を巻き込むと、周りは振り回されて疲弊してしまうんです。

「私が完璧にしたいだけで、周りの人はこだわっていない」

と、意識して関わりましょう。

 

▼気づいたら他人にも完璧を求めちゃう人は要チェックです。

 

 

完璧主義をこじらせてない?こんなときは要注意!

完璧主義にかぎらず、直したい一面って自覚がないからこそ、加減が難しいんですよね。

客観視するにしても、自分にとっては普通のことだと気づけません。

 

そんなわけで、「完璧主義をこじらせ始めてるよ!」のサインを考えてみました。

以下の3つを軸にして、1日の終わりや週末にでも、自分と対話してみてくださいね!

 

  1. 固定観念が強くなっているとき
  2. 自分と他人を切り離せなくなっているとき
  3. 自分への期待値が高くなっているとき

 

固定観念が強くなっているとき

いろんなことに対して、

『~であるべき!』と、決めつけてしまうことが増えていませんか?

 

たとえば、こんな感じ。

幸せな人生=多くの友人・お金を持つべき

魅力的な女性=思いやりと賢さを持つべき

おいしい料理=手間ひまかけて手作りすべき

たしかに、どれも一理ありますよね。

 

でも、『~であるべき!』を守らないとどうなるんでしょうか?

多くの友人・お金を持っていないと、不幸な人生

思いやりと賢さを持っていないと、魅力のない女性

手間ひまかけた手料理じゃないと、おいしくない料理

こうはなりませんよね?

 

言い換えてみると、『~であるべき!』にとらわれすぎていることがわかります。

 

『~であるべき!』はひとつの価値観であって、絶対条件ではないんです。

固定観念が強くなると、何にでも白黒つけようとして、極端な判断をしてしまいがち

 

「最近、頭ガチガチかも…」と思ったときは、完璧主義が暴走しそうなサインです!

 

 

自分と他人を切り離せなくなっているとき

完璧主義な人は、自分と他人を混同させてしまいがち。

毎日起こるたくさんの出来事すべてに、自分が関与しようとしてしまうのです。

 

  • 自分が解決すべき課題
  • 自分以外の人が解決すべき課題

 

ここの整理ができていないと、

  • 自分:すべてを抱え込んでしんどくなる
  • 周り:無関係なのに首をつっこまれて不愉快

お互いにとっていいことがありません。

 

まずは、自分が解決すべき課題だけをピックアップし、集中しましょう

そのあとで、もし誰かにSOSを出されたら、自分のできる範囲でサポートをしてあげてください。

 

「やらなきゃ!」だらけになっているとき他人の心配をしすぎているときは、状況を整理してみましょう!

そもそも自分が関わる必要がなかった!と気づけることもありますよ。

 

▼自分軸を持つと、自分と他人の境界線をうまく作れるようになるんです!

 

 

自分への期待値が高くなっているとき

「私なら、このくらいできるはず!」

と、自分自身に期待をすることは、生きていく上でとっても大切です。

 

どんなことにも後ろ向きな姿勢でいると、人生は一気につまらなくなってしまうから。

けれど、必要以上に自分への期待値を高く設定しているなら、要注意!

 

完璧主義な人は割と高めな設定をしがちで、すぐに無自覚ストイックモードになるんです。

なんかしんどい…?と思ったときは、目標設定の見直しが必要かも。

 

いずれクリアしたい目標

クリアしたい目標

この2つを冷静に区別して設定できているか?で、判断してみてください。

 

たいていのことは、今クリアできなくても、いずれクリアできれば結果オーライなんです。

もし、「今じゃなきゃダメ!」と思うのなら、その理由も深堀りしてみましょう。

 

たとえば、『10kg痩せる』を今クリアしたい目標にしてしまうと、超しんどくなりませんか?

なのに、いずれクリアしたい目標に変えられないのはなぜ?

どんな事情があるのか、どんな心理が働いているのかを考えてみてください。

 

「いずれはできるようになるから、今は道の途中。」

と、心に余裕を持つほうが、多少時間がかかったとしても、確実に前進できますよ!

 

▼できなくても生きていけます!ストイックを緩めたい人におすすめの記事。

 

 

完璧主義でいても誰にもメリットがない

完璧主義って、いろんな要因で身につく考え方だと思います。

だから、しんどいとわかっているのに、それでも抜け出せない人が多いはず。

 

私自身、完璧主義だった頃があって、いつでも完璧主義に戻れそうだな~と思っています。

「今、なんで頑張ろうとしたの?」

と、自問自答するクセをつけたり、発動しそうなタイミングを探してみたり、手探りの日々です。

 

客観的に完璧主義になっていることに気づくのが難しい!って人は、

今回、完璧主義をこじらせているときを3つ紹介しましたので、定期的にセルフチェックしてみてほしいです。

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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