これを書いているのは真夏、熱中症アラートが出つづけている日。
そう、もうすっかり夏バテしております。
どうしたって思考停止から抜け出せないわけです。
自宅の通信も不安定…きっとWi-Fiもお疲れなんだと思う。(雑な言い訳)
てことで、今回はスーパーゆるく書いてみようかなと。
- 自己肯定感がなかなか上がらない
- 自己肯定感を上げる方法が知りたい
- どうしたら自分を好きになれるんだろう?
私がよくつまづいていたこんな悩みについて。
先に私なりの結論をまとめておくと、
自己肯定感を高めたいなら、自己受容を意識すべし!
『不完全な私』を受け入れてから、そんな自分をもっと好きになるための努力をしましょ。
こんな感じで、自己肯定感と自己受容の違いを、30代女子目線でゆるく整理してみました。
Contents
自己肯定感が上がらないとき考え直したいこと
- 自己肯定感を気にする前に自己受容できてる?
- 今、自己否定してない?
自己肯定感を気にする前に自己受容できてる?
『自己肯定感』って、めちゃくちゃ耳にする世の中になったよね。
私はもともと心理学にすごく興味があって、自己肯定感ってワードも気になっていたわけです。
当時、かなり心が疲れていて、仕事もやめてゆーっくり自分と向き合う必要があったの。
でね、私もなんとなくで、自己肯定感を上げようと思って過ごしてみた。
…んだけど、いざ意識してみると、向上心と同時に、なぜか息苦しさも感じていたんですね。
なんで苦しくなるのかなあ?と思っていたら、『自己受容』をすっ飛ばしていたんです。
自己受容っていうのは文字通り
『いいとこも悪いとこも、ありのままの自分を受け入れる』
ざっくり言うと、こんな感じ。
自己受容の意味、自己肯定との違いを自分なりに理解してみて、すごーく腑に落ちたの。
今、自己否定してない?
今、自己肯定感を上げられないことに悩んでいるあなたは、自分のことが嫌いですか?
自己否定癖ついてない?
- この性格のせいで、うまくいかない
- 顔もスタイルも気になるところだらけ
- みんなはできるのに、自分だけ置いてけぼり
今思うと、私自身はこんな感じで、自己否定からのスタートだったなあ。
だけど、自分にもう少し自信を持ちたいし、ちょっとでも好きになりたい!
そう思っているから、自己肯定感を上げようと行動している。
なのに、やっぱりうまくいかない!
こうなると、すべての悩みの着地点が「自分ってダメだなぁ…」に行きつくのね。笑
まさに人生詰んだ!って感じで、さらに落ち込む謎ループ。
そんなゴリゴリの自己否定モードから、自己肯定モードに切り替えるのはかなり難しいことなの。
だって、『否定』と『肯定』って遠く離れた存在なんだから!
自己肯定は、理想の自分になること。
自己受容は、現実の自分を受け入れること。
自己否定は、現実の自分と向き合えず逃げてしまうこと。
私が自己肯定感を上げようとして息苦しくなったのは、現実逃避状態で理想に向かって走ったから。
現在地がわからないままで行動しても、疲れるだけだよね。
自己否定状態にある人は、自己肯定感を上げようとする前に、自己受容に集中しましょ!
ちなみに、自己受容のことは『嫌われる勇気』って本を読んで知りました。
アドラー心理学について語っている本で、長いけど解説系じゃなくて、会話形式で進んでいくもの。
だから、こんな人は読みやすいと思う。
- 小説が好きな人
- 授業っぽいお堅い雰囲気の本は苦手って人
『自己受容』以外にも勉強になることだらけだから、気になる人は読んでみてくださいね~。
自己肯定と自己受容の違いを(超感覚的に)伝えたい
- 理想の私を実現できると自己肯定感が上がる
- 現実の私を受け入れられることが自己受容
- 2つの違いをわかりやすくイメージしてみた
理想の私を実現できると自己肯定感が上がる
自己肯定感は、理想の自分をイメージして、その通りに変われるように行動する。
なりたい自分を意識
- 他人に優しくできる自分
- おしゃれを楽しんでる自分
- 充実した毎日を送る自分
「私ってこんな素敵な人なんだ!」と思えるように行動してる。
大げさに言うと、憧れの人になりきって過ごしたときに上がるのが自己肯定感。
つまり、現実の自分とは違って、どこか偽りの自分を演じることになるのよ。
なかなか上がらなかったり息苦しくなったりするのも、納得だよね。
現実の私を受け入れられることが自己受容
自己受容は、「ダメな部分も自分の一部」と、自分を認める感覚。
- できない自分
- 理想とは違う残念な面を持っている自分
自分でも否定したくなる部分も含めて、丸ごと受け入れていくイメージ。
頑張れない日もあるし、気分の浮き沈みも激しいし、他人に優しくできないときもある。
でも、それが今の私ってことを、事実として受け入れる。
▼できない自分に落ち込むよりも、うまく活用しちゃおう!
2つの違いをわかりやすくイメージしてみた
私が個人的にしっくりくるのが、この例なんだけど…伝わるかなぁ?
自己肯定=メイクした後の自分
自己受容=すっぴんのままの自分
装飾とかメイクテクニックの+αで、本来よりクオリティを上げた状態にした姿が自己肯定。
「くすみやシミ、肌荒れも気になる…もっと顔が小さかったらなぁ…」
なんて、願望もあるけど、それすらも私だから不完全で当然だよねって考えるのが、自己受容。
自己肯定:メイクして「私素敵!」ってモチベーションを上げる
自己受容:すっぴんでも「まぁ…これが私」って受け入れる
…うーむ。感覚的すぎてよくわからないね。笑
私が求めていたのは自己肯定じゃなくて自己受容だった
自己肯定感を上げたくて悩んだ結果、たどり着いたのが『自己受容』でした。
自己受容ができていれば、自己肯定感を意識する必要はなくなるわけです。
現実の自分をしっかり受け入れて、魅力的な部分は伸ばして、不足部分は解決策を考える。
理想を追わないから、自分の至らない部分に苦しむこともないのよ。
自己肯定感を意識しすぎてしまうと、理想とのギャップが見えて完璧主義になりがち。
『自己肯定感』って言葉がどうしてこんなに浸透したのか、きっかけはわからないんだけど…
同じくらい『自己受容』って言葉が広まってほしいなぁ。
私みたいに、
実は、自己肯定したかったんじゃなくて、自己受容したかったんだ!
って気づく人は結構いるんじゃないかな?
自己受容を知らずに、自己肯定感に走ってしまうと、永遠に何かを目指しつづけないといけない。
それってしんどい。
自己肯定感の意味をもう一度しっかり知ろうとしてみたほうが、ラクに生きられそう!
▼考え方の習慣を変えれば、完璧主義はゆっくりやめられる。