- シミかADMか見分けがつかない
- ADM治療を始める前に確認しておきべきことは?
- クリニックの選び方は?
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
私は、2023年現在、ADM治療中のアラサー女子です。
まだまだADMの情報は少なく、対処方法がわからない人も多いはず。(私もそうでした)
そのような人に向けて、実際にADM発覚~治療開始までに体験したことをまとめましたので、参考にしてもらえるとうれしいです。
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Contents
ADMと他のシミの見分け方
- ADMとは?
- シミの種類【主な3種類について】
- ADMと他のシミの違い
ADMとは?
ADMは「後天性真皮メラノサイトーシス」「遅発性太田母斑」などと呼ばれています。
まだまだ定義があいまいなので理解しにくいのが現状です。
『ADM』について調べても、専門家の解釈はバラバラ…。
定義があいまい
- 遅発性太田母斑と『ADM』は違います
- 遅発性太田母斑も『ADM』と呼びます
- シミの一種です
- シミではなくアザの一種です
ADMは、他のシミよりも皮膚の深い層に発生しています。
遺伝やホルモンバランスによる影響とされていますが、諸説あるため、原因は明確になっていません。
※この段階で、自力で調べても答えがわからず立ち止まってしまう人、たっくさんいると思います。
シミの種類【主な3種類について】
細かーーく分けると、シミにはもっとたくさんの種類があります。
ですが、今回ADMと比較するシミは、以下の3種類です。
シミ(老人性色素斑)
そばかす
肝斑
シミ(老人性色素斑)
多くの人がイメージするシミは『老人性色素斑』のことを指します。
紫外線や加齢により発症するため、30代もしくは40代以降に目立ち始めるのが特徴です。
そばかす
幼少期~思春期にかけて現れたシミは、『そばかす』です。
頬の上部から鼻にかけて、細かい斑点状になって現れます。
原因は遺伝といわれていますが、紫外線の影響を受けるので、季節によって濃さに変化があるのが特徴。
肝斑
30代後半以降から現れるシミで、輪郭がぼんやりとしたものを『肝斑』といいます。
主に、妊娠やピル服用など女性ホルモンの影響が原因です。
ホルモンバランスはストレスにも左右されるため、あらゆる刺激に注意する必要があります。
ADMと他のシミの違い
ADMと他3種類のシミの違いを簡単にまとめました。
比較してみると、他のシミと判別しにくい面としやすい面があります。
この2点は、ADMだけが持つ特徴です。
色がグレーがかっているか
『シミ』にしては発症が早くないか
個人的には、すっぴんだと色の違いはわかりにくいかも。
コンシーラーを塗ったとき、より目立って隠せない印象なら、グレー寄りと判断できます。
▼実際の治療経過写真が気になる人はこちらでレポートしています。
ADM治療でクリニックを選ぶときのポイント
- 保険適用で治療できる
- 1時間以内で通院できる
- レーザーの種類を選べる
保険適用で治療できる
ADMはクリニックによって、保険適用で治療が受けられます。
保険適用になれば、費用は3割負担になるので、事前に確認しておきましょう。
ADM治療は他のシミ治療とは違って、1回だけで完了する可能性は低いといわれています。
私も、すでに2回の治療を終えていますが、3回目も受ける予定です。
レーザー照射のたびに費用が発生することを考えると、保険適用をおすすめしますよ。
1時間以内で通院できる
レーザー照射後、定期的に(2~3回くらい)経過を診てもらうための通院が必要になります。
特に問題がなければ、先生に顔をパッと見せて、
「経過問題なさそうですね~(にこっ)」
これだけ言われて、受付で次回予約をしたら帰路につきます。笑
治療直後の場合、ガーゼをつけたままの姿で通院するので、寄り道を楽しんでから帰ろうとは、あまり思えない状況です。
なるべく自宅や職場から近めのクリニックを選ぶほうが、治療ストレスが少なくなりますよ。
レーザーの種類を選べる
クリニックによって、導入しているレーザーの種類は異なります。
レーザーごとに長所・短所があるため、ダウンタイムの長さ、治療回数にも差が出るでしょう。
私の通っているクリニックでは2種導入しています。
でも、1種は保険適用外だったので、結果的に選択肢がありませんでした。
その点をちょっとだけ後悔しています。
ちなみに、私は『Qスイッチアレキサンドライトレーザー』で治療しています。
カウンセリングで相談すべきこと
- 治療方針
- レーザーごとの長所・短所
- 費用・保証範囲
治療方針
クリニックによって、ADMに対する治療方針はかなり差があります。
そもそもアザなのかシミなのか、そこから認識が違う場合もあるんです。
たとえば、同じ保険適用のクリニックでも、推奨している治療スケジュールは結構違います。
3ヶ月に1回
半年に1回
一度照射したら1年は様子を見る
ダウンタイム中も、しっかり保護すべきなのは3日、1週間、10日間など、指定する期間もさまざま。
仕事によっては、10日間も顔にガーゼは難しい人もいますよね?
クリニックの推奨している治療方針と、自分のライフスタイルが合っているか、質問してみることが大切です。
レーザーごとの長所・短所
使用するレーザーの特徴を丁寧に説明してもらいましょう。
このとき、レーザー同士の比較をして、長所だけでなく短所も教えてくれるクリニックがおすすめです。
たとえば、こんな比較ができると判断しやすくなります。
- レーザーA:照射回数は減らせるが、ダウンタイムは長い
- レーザーB:ダウンタイムは短いが、照射回数が多くなる
回数や痛みの強さ、ダウンタイムの快適さなど、優先したいポイントを整理してから治療を決めると、後悔が少なくなりますよ。
費用・保証範囲
ADMは長期的な治療が必要なので、保険適用でも適用外でもトータル費用を明確にしておきましょう。
1回の費用が安く済んでも回数が多くなってしまえば、最終的には高くつくかもしれません。
もちろん、治療を始めてみないとわからないので、完全に計画どおり進めるのは難しいです。
でも、見通しだけでも立てておくと不安が少なくなりますよ。
また、治療の途中でレーザーを変更したり、内服も取り入れたりする場合も。
わからないことは遠慮なく質問しましょう!
私も2回目まで治療して、先生に内服の提案をされました。
経過次第で追加治療が始まる可能性も、頭の片隅に入れておくと安心ですね。
まとめ
ADM治療を始める前は、「自分がADMなのかそうじゃないのか」もわからない状態でした。
でも、クリニックへ相談に行って何か言われるのも不安…。
そんな感じで、ADM治療に踏み出すのが結構怖かったんです。
だから、同じように立ち止まってしまっている人が、少しでも安心できる情報を伝えられたらと思ってまとめました。
ちなみに、実際の治療経過は写真つきでレポートしています。
痛みやクリニック到着からの流れも紹介しているので、興味があればチェックしてみてくださいね!
▼治療1回目
▼治療2回目