- 自己否定が止まらない
- 変わりたいけど変われない
- ツラい状況から抜け出したい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
自己否定ってほんとに体によくありません。
ちょっとずつ自分の心をむしばんでいく感じがあるよね。
ツラい状況から抜け出したくて必死にもがくんだけど、ますますしんどくなったりしない?
わたしはそうでした。
そういうときは、"マイナスな感情を必死に抑え込もうとしている"か、"ひたすら行動している"かのどっちか。
でも、感情も行動も繋がっているから、どっちも見直しが必要なんです。
マイナスな感情との向き合い方と、向き合った後の行動についてまとめてみました。
感情はコントロールできない
- 感情くらい自由にさせて
- 心からの「わかるよ」が癒しになる
感情くらい自由にさせて
『どういう仕組みで感情が湧いてくるのか?』とか、そういう専門的なことはわからない。
ただ言いたいのは、
自分の心の中の『喜怒哀楽』くらいは自由に解放してあげてよくない?
ってことです。
メンタル暗黒期だった頃のわたしは、心の中の治安がいつも良くなかった。
湧きあがってくるマイナスな感情をいつも否定していたからです。
マイナスな感情っていうのは主に、こういう心から漏れたらまずい系の感情たちのこと。
- あの人と関わるのだるぅ~
- もうヤダめんどくさい
- キミにわたしの何がわかるの?
心の中にまずい系の感情たちが登場すると、対抗するように学級委員長的存在が現れました。
「そんなこと思っちゃダメ!」って、いつも統制しようと一生懸命だった。
でも、今思えば、感情くらいは自由にさせてよって話だよね。
それを誰かにぶつけるわけでもなく、ただただ心の中で感じてるだけなんだから、いいじゃん。
当時は、まずい系の感情たちが原因で病んだと思ってた。
けど、実は「ちゃんとして!」って叱る学級委員長のほうがわたしを追い込んでいたかも…って最近は思う。
心からの「わかるよ」が癒しになる
とはいえ、心の中から学級委員長を追放してしまったら?
治安がまずいことになりそうな予感…。
なので、心の治安を守るために2つのことを自分自身と約束しました。
- 心に『傾聴の神』を宿す
- 心の中から何も追放しようとしない
『傾聴の神』っていうのは、"ちゃんと聞いて味方しようとしてくれる存在"のこと。
- 決めつけない
- 頭ごなしに否定しない
- 常に歩み寄りの姿勢
「まずはあなたの主張を聞きますよ~」っていう姿勢の人がいると、現実世界でも助かるよね!
マイナスな感情って、SOSに気づいてもらいたくて大暴れしているだけ。
わかってくれない聞こうともしてくれない…なのに否定ばっかされる。
よく考えると理不尽だしかわいそう。
だから、いつだって自分自身のことを見放さないでいてくれる『傾聴の神』の存在が重要。
暴れていた感情たちもゆっくりと落ち着きを取り戻してくれます。
「そんな気分になる日もあるよね、わかるよ」って、認めてくれる人がそばにいてくれるのって心強いんです。
どんな自分も否定しなくてよくなるから。
行動ならコントロールできる
傾聴の神にもできないことはあります。
心の治安を整えられるけど、感情の書き換えはできません。
好きなものは好きだし、不快なものは不快。
マイナスな感情でいっぱいになっている自分を変えたいと思っても、傾聴だけで感情はごまかせない。
なので、「変わりたい!」と思ったときは行動を変えましょう。
行動をコントロールできれば、感情もつられて変化していきます。
ポイントは、なりたい自分になったつもりで行動を先取りする。
名女優モードを導入すると、脳が勘違いするんです。
"口角をあげていたらハッピーホルモンが出て楽しくなる"のと同じ。
たとえば、失恋したとき。
まだ好きだけど忘れたい…キライになれたらいいのに。(歌詞?)
こういうときは『彼を好きな自分』から『彼に興味を持っていない自分』になれたら幸せですよね!
なので、『彼に興味を持っていない自分』になりきって行動してみる。
(ちょっと悲しくなるけど、最初だけなのでぐっとこらえて!)
- 自分から連絡しない
- 連絡がきたとしてもアッサリ返信
- 遭遇しても挨拶だけ
- 彼のことを考える時間を作らない
ただの知り合いなら、どれも自然な行動ですよね?
『彼に興味を持っていない自分』を(不自然でも)演じているうちに、それが現実として馴染んでいきます。
(逆の行動をとったら「やっぱ彼が好き!」になる…結構単純です。)
脳は常に情報をアップデートしているので、行動に合わせて書き換えてくれるんです。
続けていれば、"好きな人"から"ただの知り合い"に変わるのを自然と受け入れられる。
なので、感情を否定して苦しむ必要はありません。
行動につられて感情が変わる
自分の心の中って結構カオスじゃありませんか?
わたしの場合は、昨日と今日で別人になってる状態がスタンダードです(^^)
いろいろと主張してくる感情たちに振り回されそうになっても大丈夫。
マイナスな気持ちも受け入れてあげた上で、"なりたい自分"を演じてみると、意外とその気になっちゃいます。
『傾聴の神』と『名女優モード』の連携が整ったら、かなり強いです!
まずは、マイナスな感情たちを心の中から追い出そうとしないことから始めてみましょ~