- 嫉妬心の強い自分を変えたい
- 他人に嫉妬しちゃう原因が知りたい
- 嫉妬心をポジティブに変換したい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
髪をばっさり切った途端、ロングヘアの女性が魅力的に見える。
やっとロングになった頃には、ボブやショートの女性がやたらと眩しく見える。
人生ずっとこんな感じで、自分にないものを持っている人を羨むことの連続。
それを嫉妬と呼ぶわけですが、嫉妬も悪いもんじゃありません。
憧れてるけど自分にはできないと思い込んでるとき、発動するだけ。
つまり、嫉妬=ひそかな目標=成長のチャンスです!
Contents
嫉妬心は人間の標準装備
- 嫉妬は成長のチャンス!醜くないよ
- 「なりたくてもなれない」に嫉妬する
嫉妬は成長のチャンス!醜くないよ
嫉妬してる自分に気づいた瞬間、なんとなく後ろめたい気分になりませんか?
自分自身をイヤな女だなぁ…と、否定してしまったり。
でも、嫉妬心は醜いものじゃありません。
「いいな~」がちょっとこじれて「なんかムカつく…!」にねじ曲がってるだけ。
そこには成長のチャンスが隠されています。
ネガティブな感情が沸き上がってくる=悪の存在だと思い込みがちだけど、ちゃんと向き合えば、ありがたい感情なんです。
隣の芝生は青く見える(一生)
生きている限り、永遠にコレです。
嫉妬とのお付き合いは、うんざりするくらい末永く続きます。
なので、嫉妬する自分を受け入れてあげて、嫉妬との関わり方を研究していきましょ。
「なりたくてもなれない」に嫉妬する
嫉妬心が発動するタイミングは、
「自分がなりたいのになれていない『何か』に、もうなっている人」に遭遇したとき。
自分がなりたいと思っていなければ、魅力的な人を称賛することは簡単ですよね。
たとえば、私の場合。
世界的ゲーム大会で優勝したプロゲーマーには嫉妬しません。
「すごい!」と、心から称賛できます。
反対に、素敵なブログに出会うと運営者に嫉妬します。
私は素敵なブログを作りたい!と思ってるから、それを実現できている人に嫉妬するんです。
プロゲーマーを目指している人なら、プロゲーマーに嫉妬するはず。
つまり、「なんかムカつく!」の先には、
なんであなたが実現できていて、私は実現できていないの?
っていう気持ちが隠れているんです。
悔しかったり羨ましかったりで、いろんな感情がごちゃまぜになっていますよね。
だから心も混乱して、ざっくり『嫉妬』って認識しちゃうだけなんです。
嫉妬した理由を整理して分析できれば、自分自身の理想像を見つけ出せるかもしれません。
【注意】ドロドロにしちゃった嫉妬心は危険
嫉妬心は、自分の心の中で温めすぎないことが大事です。
温めすぎてしまうと、みんなのイメージする『ドロドロっとした嫉妬心』になっちゃいます。
もはや念でも飛ばしてるんじゃないか?って感じの重々しいやつです。
羨ましい気持ちを素直に認められないのは、
「きっと私には手に入れられない」って、心のどこかで自己否定している証拠。
相手を否定しないと、自分を肯定できなくなるから。
「いずれは手に入れられる」と自分を信じていれば、嫉妬しなくても済むはずです。
むしろ、将来の自分を見ている気分になれるので、ワクワクするんじゃないでしょうか?
つまり、嫉妬の裏には自分を信じられない弱さがあるんです。
嫉妬心と向き合わずに溜め込みすぎると、腐ったまま、心のどこかに残り続けてドロッドロに。
ドロドロにさせないためには、嫉妬心を整理して片づけてあげることが大切。
次の章で、嫉妬心とうまく付き合う方法を紹介しますね!
▼自信をつけるコツがわかれば生きやすくなります。
嫉妬心を自己成長に繋げる方法
嫉妬心の発見が早ければ早いほど、処置もパパッと終わって、こじらせずに済みます。
これから紹介する3ステップで、嫉妬心を成長のきっかけに変えちゃいましょう!
- 嫉妬の瞬間をキャッチ
- 「ムカつく!」の掘り下げ&言い換え作業
- 今できることから行動を見直す
1.嫉妬の瞬間をキャッチ
まずは、自分の中の嫉妬心に対して敏感になることから始めましょう。
ちょっと心がチクチクした瞬間、気づかないふりをしてしまうのが人間の本能。
でも、そこを見逃さないであげてください。
「あ…私、今〇〇に嫉妬してるんだ」と、素直に受け入れるところからがスタート。
嫉妬心の中には、自分の本音を知るヒントが隠されています。
どんなタイミングで心がざわつきやすいのか客観視するクセをつけてみてくださいね。
2.「ムカつく!」の掘り下げ&言い換え作業
嫉妬の瞬間を自覚したら、そこに隠れている自分の本音を探しましょう。
「あの人、なんか気に入らない…」
このなんとなくの不快感をそのままにしてしまうと、ドロドロ嫉妬コースまっしぐら。
なので、『何がどう気に入らないのか』具体的にするために、掘り下げる作業に取りかかります。
①相手のどこが気に入らない?
(例:性格、生き方、外見、センス、仕事、地位、人間性…)
②当てはまる部分をどんどん深堀り
(例:性格→誰にでも好かれる、センス→SNSで魅せる世界観)
ノートに書き出してみてくださいね!
掘り下げるときのポイントは、ポジティブな表現に直すことです。
まずは思うままの言葉で洗い出してOKですが、後から1つずつ言い換えましょう。
たとえば、「やたらと自慢してる」なら「幸せをシェアしてる」とも言えますよね。
嫉妬相手にはつい厳しくなりがちですが、ここをいかにフラットにできるかがカギ。
相手を褒めるとしたら、どこをどう褒められる?と考えながら、掘り下げてみてください。
3.今できることから行動を見直す
掘り下げ&言い換え作業を通して、
嫉妬心の先にある自分自身のコンプレックスや不安の存在に気づけます。
「なりたいけどなれない」と自己否定してしまう原因が見えてくるので、今できることから改善するだけです。
ドロドロになりそうだった嫉妬心を浄化できただけでも大きな前進。
自信を持ちましょう!
他人に嫉妬しているときは、自分よりも他人に注目しているとき。
嫉妬心をきっかけに自分と対話することで、自分自身に注目する時間が増えて、自己理解が深まります。
他人の人生は変えられないけど、自分の人生はいくらでも変えられるんです。
▼自分に集中したら周りが気にならなくなる!
嫉妬心の先に眠る成長のヒントに気づいてあげよう
魅力的な人を見ると、心がキュッとする。
この嫉妬心が現れる瞬間をスルーしてきたけど、これこそがヒントだ!と気づいてからは、キュッとした相手を研究するようになりました。
自分自身が変化できれば、嫉妬してたことも笑い話にできます。
嫉妬させてくれた相手に対して感謝する日がくるはずです。
嫉妬心に限らず、掘り下げ&言い換えを活用すると、生きるのがちょっとだけラクになります。
他人も自分も否定しなくて済むから。
まずは自分の嫉妬心を無視しないであげて、むしろ「いいな!」のセンサーだと思って歓迎してあげましょう!