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自然に身を任せて過ごす瞬間を増やしたい

自然体で頑張らず暮らしたい

 

最近考えていることをつらつらと。

「頑張るは正義!」を信じて闇雲に走り続ける風潮は、少しずつ終わりに向かっている気はするものの名残はあるよね。

これからはもっと季節や気候、気分を感じながら自然に抗わず生きていきたい

今の社会に合わせて生きようとすると自動的に「頑張らなきゃいけない」モードになっちゃうと思うんだけど、そういう妙な緊張感からはなるべく距離を取りたいです。というお話。

 

自然に抗いすぎてない?

  • わたしたちは毎日変化している
  • 『頑張る』がデフォルトの世界
  • これ以上頑張った先を考える
  • 余白を生み出す工夫をしよう

 

わたしたちは毎日変化している

人ってロボットじゃないから、毎日まったく同じリズムで同じことを同じようにやろうとする生き方には限界がある。

多分そういう一定であり続けることが得意ではない生物だと思ってるの、個人差はあれど。

常に感情という波とともに生きているし、取り巻く環境(天気とか季節とか)にも影響されるし

 

たとえば天気は毎日違っていて、雨、大雪、猛暑…。

天気に合わせて人の心や体にも反応がありますよね、「しんどいな」と思ったりイライラしちゃったり。

それって自然なことだと思うんです。

 

朝起きられなくて悩む人は多いけど、日の出時間は変わり続けるんだから目覚める時間が変わるのも自然なんだよね。

春夏秋冬ずーーっと同じ時間に起きようとすること、そもそもアラームで目を覚まそうとすることのほうが自然に抗おうとする動き。

だけどこっちのほうが正解な気がするからわけがわからなくなるの。

本当は好きな時間に目を覚ませばいいんだけど会社にも学校にも定時ってものがあって、それを守らないとダメらしい。

つまり、今の社会では『自然に抗う努力をする』ほうが正しい・普通・優秀と評されやすい仕組みになっているんですよね、困った。

 

 

『頑張る』がデフォルトの世界

自然に抗うことが当たり前になると、いつでも頑張らなきゃいけなくなります。

頑張るのが当たり前になってしまうと、他人にも「頑張って当然だよね」の態度になってしまう。

自分にも他人にも社会全体にも…あらゆるハードルがどんどん高くなっていくんです。

 

自然に抗うのをやめると一気にラクになります。

眠たくなったら寝て、歩きたくなったら歩いて、笑いたいとき笑って、休みたいとき休んで、パワーを発揮したいとき存分に発揮して。

このスタンスを貫き通すのは非現実的かもしれないけど、自然に身を任せて過ごす時間を少しずつ増やすことは可能だし大事だと思ってます。

 

頑張らない=怠ける・サボる・無気力という意味ではありません

『頑張る』の反対は『頑張らない』じゃなくて『自然体』とか…リラックスした状態、妙に気合を入れていない状態というイメージが近いかな。

 

▼頑張らないと幸せになれない?

 

 

これ以上頑張った先を考える

わたしの生きてきた中での感覚ではありますが、現代ってもう『便利』の頂点まできちゃったかなと。

もはや頭打ち感があると思っています。

もちろんありがたいんだけど、どんなことも供給過多がすぎる。

自然に身を任せるよりも抗い続けることを選んできた成果はもう充分得られたんじゃないかな。

 

一時期より落ち着いた気はするけどコンビニやスーパーは24時間営業のところがたくさんあるし、なんならお正月も休まなかったりね、たしかに助かる人はいるけど…どうなんだろ?って思うの。

そもそもネットでなんでも買えてすぐ届く時代だしね。

公共交通機関も遅延しなくて当然!みたいな空気が流れていて、もちろんありがたいけど…社会全体がハードルを上げてしまったなと。

動画コンテンツも一生かけても見られないくらいの量があって、しかも24時間いつでも視聴できる。

 

もうお腹いっぱいというか、きっとむか~しは必要だったんだよね、この便利さとか豊富さが。

けど、この便利さを実現するために大切な何かを犠牲にしてきている気がしていて、そのことがとっても引っかかるんです。

『自然に抗うことをよしとする価値観』も犠牲のひとつなんだと思う。

 

▼「頑張る」という言葉の意味から考える

 

 

余白を生み出す工夫をしよう

なぜこんなに便利な世の中になったのに、時間も体力も足りないと感じる人がたくさんいるのか?

いろんな理由があるだろうけど、大多数は「自分のキャパを越えるほどのエネルギーを消耗しているから」じゃないかな。

自然に抗って頑張っているから消耗しすぎてチャージが間に合っていないんです。

 

チャージ不足が続くとこんな感じになっちゃいます。

  • 余裕がなくなる
  • 動けなくなる
  • 『楽しさ』を忘れてしまう
  • 自分の本心がわからなくなる
  • 他人から奪おうとしてしまう

 

抜け出すためには、自然に身を任せて過ごす時間を作ることが大切

たとえば、今日はゆっくりしたいと思ったら仕事を休んでダラーーーっとする、好きなことに没頭する。

仕事を1日休むのは気が引ける…って人は半日でもいいし、1時間早く退勤でもいいし、3日間何が何でも残業しないで退勤後を楽しむでもOK。

おいしいお茶が飲みたいと思ったなら超集中してお茶を淹れるとか、ささやかなものこそ抗わない

こういう時間をちょっとずつでも組み込んでいくと、エネルギーのチャージが間に合ってきます。

 

 

 

感じる心を大切に

できる範囲から、自分の感じるままに生きる瞬間を増やしていこう。

自然に身を任せるうちに『好き』にたどり着ける気がしています。

好きなこと・やりたいことをやっていると、たしかにエネルギーも時間も使うんだけど、それ以上に元気をチャージができるんですよね。

楽しい嬉しいって感情は自分の心を回復させてくれる不思議な力を持っています

 

どんなことに楽しい嬉しい…生きがいを感じるかは人それぞれ。

周りからは忙しそう大変そうと思われることをしていても、本人は心から楽しんでやっているってことも結構ありますよね。

「自然に抗いすぎないでね」とは言うものの、誰かがやってくれているから快適に暮らせているという感謝の心は常に忘れずにいたいです。

その誰かが義務感ではなく楽しんでやっていてくれたらいいな、と願いつつ。

 

ずいぶんと話がごちゃっとしてしまいました。

つまりは、人も自然の一部であるはずなのに、それに抗おうとする(=頑張る)のをずーっと常識としてきた感じがあるけどもういいんじゃない?と。

改めて、人も植物や天気のように自然の一部だと思って過ごしてみよう。

いかに自分が頑張って抗って生きているかに気づけるかも。

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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