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数年ぶりに『出社』という恐怖体験をした日のお話

久しぶりの出社体験記

 

やりたくないことリスト上位に君臨する『出社』はもう一生やらんぞ!!!

そう決意し、在宅ワーカーになって3年目の秋…

なんと100万年ぶり(気持ち的には)に1日だけ出社しなければならなくなりました

 

決まってからの数日間は絶望モードだったわけですが、不可避ならば仕方がない…と腹をくくって参上しまして。

終始憂鬱ではあったけど、いつもと違う行動をとると発見があるものですね。

今回は、苦しかった頃の働き方を久しぶりに体験して感じたことをまとめました。

 

 

出社当日のわたしの行動

もちろん、上司にはうざいほど言いました。

「本当に出社する以外に方法ないの?ならば所要時間は?本気で出社したくないからせめて最短で済ませたい!」

上司さん、この人また始まったわ…って感じだったろうね、はは。

 

そして出社当日の朝。

案の定、いつもの朝とは違って修行に向かう気分で支度して、早めに出発して満員電車に乗り最寄りに到着。

もうこの時点でHPは0ですね(にこり)

そうなることを予想していたので、朝カフェをしてHPの小回復に成功。

 

ついに会社に着きました。

…ていうかさ、ここまででもう充分しんどかったのに、ここからが本番なんだから意味わからんよね?やってらんないよね!?

「夜までここにいるなんてムリだわ…」とどんよりしていたら、スーパーラッキー案件。

1時間で出社の用事が済みまして、午前中には帰路につくという最短ルートを達成しました!歓喜!(と共に拍子抜け)

帰り道は超ごきげん。

「これからも在宅で働くぞ!」という思いをより強くしてくれた出社体験日でした。

 

 

 

久しぶりの『出社』で感じたこと

わたし自身はかなりの組織苦手人間なので、偏った見方をしている部分もあると思います。

個人的な感想として目を通してもらえれば嬉しいです。

 

  • 大切なことが後回しになる
  • 満員電車という異常空間
  • そもそも非現実的な働き方

 

大切なことが後回しになる

会社のことで頭がいっぱいで大切なことを後回しにしているときって、結構あるんじゃないかな。

大切なこととは、世の中的に定義されているいいこと・立派なこと・重要なことではなく、自分が自分の人生にとって大切だと思える何かのこと。

 

出社すると、1日のほとんどを会社で過ごすことになりますよね。(睡眠中は記憶がないし)

会社にいなくても、就寝・起床は会社の始業時間に合わせるし、住む場所も会社へのアクセスを意識するし、服装もメイクも仕事に合わせるし…

とにかく『会社』を基軸に人生を進めていくこの感じ

自分の意思で決めているようで、常にその奥には『会社』の存在があって、どんどん自分自身をにごらせていくと思うんです。

 

だって、人生において『仕事』は一部ですべてではないから。

でも、意識が会社に向く時間が多ければ多いほど『仕事』がすべてになってしまう

ここに囚われて、心が苦しかったり無気力感から抜け出せなかったりする人は少なくないと思う。

わたしは出社していた頃、いつもここのバランス(仕事主軸な生き方)で苦しんでいたなと、改めて思い出しました。

 

 

満員電車という異常空間

やっぱり最強デンジャラス領域といえば『朝の公共交通機関』です。

出社したくない理由のひとつとして、この通勤デンジャラスタイムをあげる人も多いんじゃないかな。

みんなわかってることだけど、あの異常空間…改めて何なの?

 

慣れちゃってたら心の機能がマヒし始めてると思っておきましょう。

わたし、すんごく久しぶりに乗って震えあがったよ。

まず車内の空気感がさ、とにかく重たい。

これは乗客たちの念みたいなものだと思っていて、100人1000人って集まって同じネガティブ感情を漂わせているから強烈です。

 

でね、だいたいイライラしている人か無感情の人しかいなかったの。(キョロキョロ見回した不審者なわたし)

ぶつかってムッとしてたり無感情でスマホ眺めてるだけだったり。

その人たちが悪いとかじゃなくて、人間をそんな風にさせてしまう異常空間だよねと言いたい。

出社していた頃のわたしも同じだったから。

でも、毎日体験しているうち本当にイライラ&無感情な人間に変わっていっちゃうから、そこが満員電車の真の怖さかなと。

 

 

そもそも非現実的な働き方

毎日出社して7~8時間、もっと言うと身支度や通勤も含めて10時間超を会社のために生きるってね、無茶な話じゃない?

まずどんなに大好きなことでも得意なことでも、人間は8時間もパワーを発揮し続けられないと思う。

しかもそれを毎日って…もうそれは機械の領域だよ。

だから、疲労感が漂ってる人が世の中に多くなるんだよね。

 

ってことに気づいている人、たくさんいると思う。

わかったうえで会社所属のおいしいところだけ味わってうまくやり過ごそうとする人と、8時間頑張らなきゃ!って仕事と人生のバランスが逆転しちゃう人に分かれてるんだろうね。

 

出社していた頃、今思えばいっつも疲れていたのは自然なことだった。

そんなおかしな世の中が変わるか?というと時間がかかるはずで。

だから、自分への負荷を軽くしていくために個々で工夫することが大切だよね。

 

 

 

本当はこうしたい!を叶えに行こう

集団意識が強い環境(会社や学校)は、ある意味「自分はどうしたいか?」を忘れさせてしまう場だなと感じました。

ルールを守って均衡を保つことが最優先で、個々の意思は二の次だから。

 

通勤途中で見かけた人も社内で見かけた人もロボットみたいだな…って思ったんだよね。

もちろん、その人たち自身はきっと魅力も個性もたくさん持っているはずなの。

ただ、会社や学校というその人にとって『義務の場』に意識が向いているとき、人の輝きって弱まるんだと思う。

心がもう機能していないというか無個性になるというか。

 

やっぱりわたしは「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」が主軸にある生き方がいいな。

だから、1日のかなりの時間を占める『仕事・働き方』とは真剣に向き合いたい。

素直に「本当はこうしたいのに!」の気持ちを認めて、小さくても行動に移していきたい。

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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