悩まなくてもいいことで悩んじゃったり、気にしなくてもいいことを気にして落ち込んで1日中ブルーな気分で過ごしちゃったり…。
そんな風に、わざわざハードモード人生に向かって舵をきっちゃうときってありませんか?
わたし自身、これまでは謎の落ち込みやイライラが多かったんだけど、数秘を通して考え方をシンプルに変えられました。
今回は、日常的についやっちゃうけど、「そもそもやる必要がないんだ!」と腹落ちしたことについて数秘的視点からまとめてみました。
誰もが"オリジナルな存在"です
数秘術は『占い』の一種とされていますが、個人的には『分析ツール』として活用しています。
「当たる・当たらない」ではなく、「その人がどんな要素を持つ存在なのかを読み解く」みたいなイメージです。
※この前提をもって、ここから先のお話を進めます。
でね、生年月日から読み解くと、『1人につき3つの数字』を算出することになるんです。
てことは、各々の持つ数字の組み合わせは1000パターン以上になります。
(さらに、名前も加えて算出したらもーーーっと複雑化する仕組み。)
これだけのパターンがあるんだから、わたしたちは"それぞれがオリジナルな存在だ"ってことを納得せざるをえないよね。
他人に共感したり親近感を抱いたりすることはあっても、すべてが完全一致することはありません。
ということは…
- 優劣をつける必要がない
- 完ぺきな人は存在しない
- 自分は自分であればいい
数秘を学ぶことでこの3つが腹落ちして、とっても楽になりました。
やらなくていいこと3つ
わたしたちは"それぞれがオリジナルな存在"ってことが腹落ちした結果、「じゃあやらなくていいな!」と気づいたことをまとめました。
- 比較して優劣をつけること
- 完ぺきであろうとすること
- 何者かになろうとすること
1.比較して優劣をつけること
何もかも違う存在同士、優劣のつけようがありません。
当たり前の感覚(無意識の価値観)も得意不得意も、バラバラなんだから。
わたしの数秘的体験談をあげると…
昔、同時期に3~4人から「行動量を増やすだけでいいのに」って言われたの。
わたしからすると「あなたたちが行動力おばけなの!」って感じだったんだけどね。
それから時が経って数秘に出会いました。
ふと気になって、その知人たちの数秘を算出したら、全員が数秘1を持っていたんです。
(この出来事をきっかけに、『行動力のなさ』がコンプレックスになった20代。笑)
行動力が強みである数秘1持ちさんと、1を持っていないわたし。
『行動力』に対する感覚にそもそもの違いがあったんだと思います。
お互いの当たり前がいかに違っているかを実感させてもらえたエピソードでした。
2.完ぺきであろうとすること
完ぺきかどうかは、他者評価によって決まります。
環境や相手に合えば長所として輝くけど、合わなければ短所扱いで腐ってしまうので、自分ではどうしようもありません。
数秘ごとの長所もネガティブ解釈してみると、ずいぶんと印象が変わります。
- 数秘1:行動力⇔暴走
- 数秘2:共感力⇔優柔不断
- 数秘3:無邪気⇔何も考えてない
- 数秘4:計画的⇔四角四面
- 数秘5:自由な発想⇔飽きっぽい
- 数秘6:愛情深い⇔おせっかい
- 数秘7:追究力⇔頑固
- 数秘8:影響力⇔独裁的
- 数秘9:包容力⇔無関心
- 数秘11:ひらめき⇔浮世離れ
- 数秘22:カリスマ性⇔理想が高すぎる
- 数秘33:ありのまま⇔空気読めない
うまくいってない時期やメンタル不調時、相性の悪い環境にいるときは、短所寄りに発動したり解釈されたりしがち。
どれだけ努力しても評価は人それぞれなので、完ぺきであろうとしなくていいんです。
3.何者かになろうとすること
どれも繋がってます。
自分以外の何者かになろうとするから、優劣をつけようとしたり完ぺきであろうとしたり。
どちらもやめると、『ただの自分』が残ります。
その自分に愛着を持って(持てるように工夫して)接することのほうが重要です。
どうしようもないことに抗わない
優劣のつけようがないし、完ぺきになりようがないし、他の誰かにはなれない。
『やらなくていいこと』をもう少し具体的に表現すると、『どうしようもないからやらなくていいこと』です。
悩むのも落ち込むのもどうにかできること限定にできれば、だいぶ気楽に生きられます。