- 会社を辞めてWebライターになりたい
- Webライターを始める前に向き不向きを知りたい
- Webライター向いていなかった人の体験談を聞きたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
Webライターをおすすめしない人・やってみるべき人について、まとめています。
1年ほどWebライターを副業でやってみた結果、自分には向いていないと感じました。
わたしの場合、考え方や価値観が合わない仕事だったかな~。
『向いている性格』についてはよく見かけますが、『向いていない考え方・価値観』から掘り下げてみました!
Contents
Webライターは向き不向きがハッキリとした仕事である【実体験】
わたしには、数年前、副業として1年ほどWebライターをした経験があります。
当時、組織で働くことが苦しすぎて、精神的に限界を迎えていました。
「Webライターなら独立できるかも」
と思い、まずは副業として、自分との相性を試すことにしたのがきっかけです。
1年ほど活動してみて、
誰でも始めやすい仕事だけど、向き不向きがハッキリしている。
そして、わたしは不向き側の人間である。
ということがわかったのでした。
わたし自身がWebライターが向いていないと感じたポイントは、以下の5つです。
ここが合わない
- 無個性で正確な文章を求められる
- クライアントは選べない
- 人脈・実績がないと消費されるだけの人材になる
- 納期の存在がストレスにつながる
- 『自分で生み出す』より『指示通りに動く』仕事
※独立することを視野に入れていたからこそ、シビアになった点もあります。
「副業でのんびり月に1万円稼ぎたい」というモチベーションであれば、おすすめできるお仕事です!
【Webライター】こういう考えを持ってる人にはおすすめしません
わたしがWebライターをつづけようと思わなかったのは、自分の目指す方向性とは違う仕事だと気づいたからです。
「わたしのこういう考え方がWebライターには向かないんだな…」と、感じたポイントを紹介します。
- 正確性より個性重視の文章を書きたい
- リスペクトをもって働きたい
- クライアントワークは少なめがいい
- 営業活動はできるだけ避けたい
- 細かなルールが気になる
正確性より個性重視の文章を書きたい
Webライターで文章を書くなら、無個性であることが重要になります。
調べたことを主観を入れずに書くのが役目。
丁寧で誤りのないルールどおりの正しい文章
教科書には載せられないけど自分らしい文章
わたしが書きたいのは後者だと、ブログを始めてみてから気づきました。
正しい文章を身につけることは、さまざまなシーンで活用できるので学んでおいて損はありません。
でも、自分らしい表現力を伸ばしたい人にとって、正しい文章は必須知識ではないですよね?
正しい文章を学べるのはありがたいけど、自分らしさまで矯正されちゃうのは、少~し残念かな…。
リスペクトをもって働きたい
多くのクライアントは、Webライターに対して親切な対応をしてくれます。
でも、ごくごく稀に、リスペクトをまったく感じられないクライアントに遭遇することも…。
クライアントは選べない
- 依頼がいつも期日ギリギリ
- 依頼内容と契約内容が違う
- 横柄な態度をとる
- ライターの主張を聞こうとしない
本業の仕事をしていても、リスペクトを感じられない対応を受けることはありますよね。
他人に敬意を払えない人はどこにでもいるとわかっていても、わざわざ副業してまで出会いたいですか?
自分のことをモノのように扱う人と仕事をすると、自尊心も体力も奪われます。
『そこまでしてやるべきことなのか』じっくり考えて対処しましょうね!
クライアントワークは少なめがいい
Webライターの仕事は、クライアントからの依頼があって初めて成立する、クライアントありきの仕事です。
なので、クライアントとのコミュニケーションは避けられません。
本業・副業ともにクライアントワークをする場合、どちらの仕事でも振り回されやすい立場になります。
タスクだらけ…
- 連絡には即対応
- 積極的に+αの提案をする
- 納期・作業スケジュールの管理
- 同時進行で営業活動
もし、フリーランスになったとしても、クライアントワークに主軸を置くと会社員時代と似た状況になるだけよね。
むしろ、会社という後ろ盾がなくなることで、待遇面や体力面の不安が増える可能性も…。
自分のペースを守って、自分主体で仕事をしたい人には向いていないかもしれません。
営業活動はできるだけ避けたい
Webライターは人脈を広げたり、実績を作りつづけたりすることで、徐々に価値を上げられます。
てことは、営業活動が苦手な人はしんどくなってしまうかも…!
どんな仕事にもいえることですが、ある程度のポジションを獲得するまでは、『ただ消費されるだけの人材』になりやすいんです。
価値を高めないと、クライアントから見て、
『あなただからこそ、この記事を書いてほしい!』というよりは
『この記事を書きたいと言っている人材があなた』というだけなんですね。
消費される人材から抜け出すレベルまで努力できる人や、営業活動が好きな人以外には、難易度が高い仕事かな。
細かなルールが気になる
案件によっては、かなり細かなところまでルールが決まっています。
基本的なところでいうと、
同じ語尾(です。ます。など)を繰り返さない
これは、マニュアルなら1ページめに書いてもいいくらいの常識。
ただ、5000文字を書くとして、1回くらいは『です。』の連続が出てきちゃうと思いませんか?
繰り返さないことに注力しすぎて、かえって文章が不自然になることもありました。
でも、それで「OKです」って言われるんですよね。
え、いいの?って、自分で納品しておいて、しっくりこないこともあったなぁ。笑
ルールでガチガチにされると、
「ここまで決められて、どんな文章が書けるの?」
と、気になってしまう人(わたしのこと)にとっては、腑に落ちないシーンが多めの仕事ですね。
▼副業でWebライターを1年やってみた感想・収入額について。ゆるーく頑張らずやってみたい人向けです。
Webライターを経験してみるべき人はこんな人
わたし個人は「Webライター向いてないな…」と感じてやめてしまいましたが、もちろん向いている人もいます。
Webライターを始めてみてほしい!と思う人の特徴3つをまとめました。
- なんでも経験してみたい人
- ブログを始めたい人
- 月1~5万円稼ぎたい人
なんでも経験してみたい人
結局、なにごとも『百聞は一見に如かず』です。
わたしが個人的にWebライターという仕事に対して感じたことは、あくまでも参考にしかなりません。
あなた自身がどう感じるかは、あなたがやってみないとわからないんです。
事前にネガティブ情報を目にしても、興味を惹かれつづけるのであれば、実際にチャレンジしてみましょう!
もし、好きになれたらやりたい仕事を見つけられたことになります。
合わなかったとしても、「合わないことがわかった」という事実と仕事経験は残りますよね。
好奇心は才能です。
せっかく気になることができたなら、小さなことからでも関わってみてくださいね!
ブログを始めたい人
ブログを始めてから、「Webライターをやっていてよかった!」と思えることがたくさんあります。
記事執筆をしたことがあるだけでも、経験値に差が出るんです。
Webライターの経験を活かせる
- 文章の書き方の基礎
- 記事の構成作成
- 記事の執筆方法
- WordPressの使い方
また、自分のブログを持っていれば、ポートフォリオとしてWebライターの活動にも利用できます。
ブログを見せるだけで、どんな文章を書く人なのかアピールできるんです。
こんな感じで、ブログ運営とWebライターは相乗効果をもたらしてくれる可能性があります。
ブログを始めたいけど、文章の書き方がわからなくて一歩を踏み出せない人にも、Webライターはおすすめ!
月1~5万円稼ぎたい人
本業の仕事をしながら副業で月1~5万円稼ぎたい場合、Webライターはチャレンジしやすい仕事です。
2~3ヶ月つづけてみると、徐々にリズムが掴めるようになります。
作業量と収入のバランスを調整できれば、月1~5万円を稼ぐのは難しくありません。
わたしは、ポートフォリオなし・全然営業活動しないWebライターでした。
それでも、後半は月3~4記事だけで、2~3万円稼げるように!
やっぱり向いていなくて、このくらいの作業量が限界でしたね…。笑
また、Webライターはパソコンと通信環境さえ用意できれば、『やりながら学ぶ』で成長しながら稼げます。
なので、何にもスキルがない!と悩んでいる人の副業デビューにもおすすめですよ!
▼Webライターの始め方をまとめましたので、気になる人はチェックしてみてください。
Webライターに向いていない人でもチャレンジする価値はあり!
どんな経験も、自分自身が活かしたいと思えばムダにはなりません。
わたしは『Webライターに向いていない』という結論を出せたからこそ、ほかに独立できる方法を考えるようになりました。
そして、ブログを始めてみよう!と思い立ったとき、Webライターでの経験が活きたんです。
今回は、「こういう人にはおすすめしません」と書きましたが、もし該当した人でも興味があればやってみて、あなたなりの感想を持ってみてください。
好奇心はいつ枯渇するかわかりません。
思い立ったが吉日です!