- お局さまに意地悪をされている
- お局さまにいじめられる原因がわからない
- お局さまとの付き合い方が知りたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
お局さまは『嫉妬心』と『劣等感』から生まれます。
そして、周りが見て見ぬふりをすることでモンスター化するんです。
お局さまと関わるなら、嫉妬心や劣等感を刺激しないことが大切。
2つの感情をこじらせているだけなので、あなたは何も悪くありませんよ!
実際にお局さまから嫌がらせを受けた経験を通して、気づいたことをまとめました。
Contents
お局さまの主成分は『嫉妬心』『劣等感』です
- あなたの存在が『嫉妬心』や『劣等感』を刺激している
- お局さまも、昔は新人さんだった
- 見て見ぬふりでモンスター化しちゃう
あなたの存在が『嫉妬心』や『劣等感』を刺激している
お局さまは誰だってターゲットにします。
理由はありません。誰にでも意地悪してしまうのがお局さまなんです。
なぜなら、原因は、相手じゃなくて自分の中にある『嫉妬心』や『劣等感』だから。
特に、同性に対しては、敵意むきだしで攻撃してしまいがち。
たとえば、職場に美人さんが入社したとします。
彼女はただそこにいるだけなのに、お局さまの嫉妬心や劣等感を刺激してしまう。
存在そのものが、お局さまにとって攻撃対象になってしまうわけです。
それじゃ、もう対処しようがないですよね?
お局さまに合わせて、自分の魅力を隠そうとしたり否定してしまったり…そんなことは絶対してほしくないし、する必要もありません。
約束してほしいこと
自分の価値を下げることはしない
納得できないことはしない
お局さま自身が、嫉妬心や劣等感を強く持っていればいるほど、こちらは対処しようがありません。
何にでも被害妄想されちゃいますからね…!
だから、お局さまから攻撃を受けるのは、あなたに何か特別な問題があるわけではないんです。
むしろ、お局さま本人の問題。
▼私がお局さまと働いて学んだこと、かわいそうだと思った理由をまとめています。
お局さまも、昔は新人さんだった
お局さまって、きっと昔からいたはず。
あなたを悩ませるお局さまも、昔はお局さまに悩む新人さんだったのかも。
それなら、なぜお局さまになってしまうのか?
答えは簡単。
自分の中の嫉妬心や劣等感を受け入れて、コントロールするチャンスを掴めなかったから。
生きていれば、嫉妬心や劣等感が生まれるタイミングはたくさんあります。
他人と比較して優劣をつけることから、こじらせ始める人、多いんです。
嫉妬心や劣等感
- 自分より容姿が整っている
- 自分より人気者
- 自分より仕事が早い
- 自分より人生が充実している
- 自分より育ちがいい
- 自分より何でも持ってる
こんな風に、羨むばかりでいると嫉妬心や劣等感が膨らんでいきます。
「この輝きは努力の賜物なのかも?」と、想像できる心を持っていたいですよね。
他人に注目せず、羨ましいと思った分だけ自分を磨けばいいんです。
羨むだけで何も努力しなかった結果、セルフコントロールできなくなって『お局さま』と呼ばれてしまいます。
▼早めに身につけておきたい嫉妬心との付き合い方
見て見ぬふりでモンスター化しちゃう
大人になると、注意してもらえる機会ってグッと少なくなりますよね。
何かあっても「あんまり関わらないでおこう…」と思われて終了です。
特に、仕事だけの関係性となると、なおさら指摘してもらえなくなります。
お局さまは、会社の見て見ぬふりによって、すくすくと育ちます。
誕生してしまうのは本人の問題だけど、増長してしまうのは周りにも責任があります。
お局さまにとって、慣れ親しんだ会社って都合がいいんです。
本来であれば、会社がストップをかけなければいけません。
でも、被害者側のほうが新人、年下、優しい性格の持ち主だったりします。
そうすると、会社側は「そういうものだから、仕事のうちだと思って耐えてほしい」モードになるんです。
意見を述べることより、空気を読むことを重視する。
そんな日本人の事なかれ主義的な一面も、お局さま問題に影響しているかも?
【NG?OK?】お局さまとの関わり方を考える
お局さまが、嫉妬心や劣等感を埋めるためには、まず本人が向き合わなければなりません。
でも、それができたらお局さまにはなっていないですよね…
なので、大前提として「お局さまが変わってくれる」と、期待することはあきらめましょう。
変わらないことを前提に、付き合い方を考えてみました。
- NG|お局さまの仲間になる
- NG|アンチお局さまの仲間を作る
- NG|お局さまの気持ちを理解しようとする
- OK|信頼できる先輩・上司に相談する
- OK|お局さまに執着されないスキルをつける
NG|お局さまの仲間になる
「お局さまに好かれたらラクになれるんじゃないかな…」
お局さまに出会うと、そう考える瞬間があるかもしれません。
意地悪に嫌味に陰口…毎日付き合ってらんないですもんね。
でも、お局さまに気に入られようとするのは、絶対におすすめできません。
仲間入りしたところで待っているのは、『お局さまとのお付き合いの時間』です。
そのほとんどが愚痴や悪口、自慢話だったりしますが…耐えられますか?
ちなみに、お局さまに気に入られる人の特徴は、こんな感じ。
お局さまに好かれるコツ
- お局さまが仕事で評価されるように貢献する
- どこかしらを毎日褒める
- お局さまの考えには従う
- 自分自身は目立たず脇役に徹する
つまり、お局さまを苦しめている『嫉妬心』『劣等感』を取り除いてあげられる人になること。
徹底的に彼女を立てて、気分よくしてあげるしかないんです。
そう考えると、お局さまに好かれないほうがまだマシじゃないですか?
NG|アンチお局さまの仲間を作る
お局さまがいるということは、アンチお局さまチームも存在しているはずです。
基本的にお局さまって、人間関係をこじらせています。
なので、あなた以外にも被害者がいるはずで、共感してくれる人を見つけるのは難しくありません。
だったら、こう思うのが自然。
愚痴を吐き出したり相談したり、共感し合える仲間を作りたい!
でも、チームの共通点は「お局さまが嫌い」という点。
だから、結束したところで、いつもお局さまの話題で盛り上がることになります。
ただでさえ悩まされているのに、一緒に悪口を言える仲間が増えると、もっとお局さまを嫌いになるだけ。
お局さまは嫌い。
でも、そんなお局さまを悪く言ってばかりの自分も嫌いになってしまいませんか?
私はそうでした。
もし、アンチお局さまチームがいたとしても、あまり深入りせず様子を見ましょう。
ただ不満を言うチームではなく、解決策を練っているチームなら力を借りてみるのはあり。
一人で抱え込むのもよくないけど、ネガティブな空気が漂う派閥にも注意しましょ!
▼お局さまに限らず女性同士っていろいろありますよね。
NG|お局さまの気持ちを理解しようとする
お局さまと働くと、疲れたり傷ついたりしてしまう原因No.1が、これです。
何か理由があるはず…と、めちゃめちゃ考えちゃうんですね。
- いつも意地悪してくるのはなぜ?
- いつもイライラしているのは私のせい?
- 私がちゃんとできないから怒ってる?
理由なんてなくて、お局さまってそういう生き物。
ただそれだけなんです。
どんな悪意ある行動にも、これといった理由はない。
嫉妬心や劣等感だけなんです。
本人の抱えている問題だから、あなたが悩む必要はありません。
私はまさにこの沼にハマって、どんどん調子を崩していきました。
HSP気質の人や繊細な人は、些細なことまで気づく上に、相手を理解しようと努力しがち。
お局さまが相手の場合、内省する時間は不要だと心に刻んでおいてくださいね!
▼考えて考えて掘り下げまくる人に意識してほしい考え
OK|信頼できる先輩・上司に相談する
先輩や上司に相談しても、状況がガラッと変わることは期待できません。
なぜなら、お局さまって時間をかけて地位を確立した人だから。
これまで上司が見て見ぬふりをした結果、大きく育ってしまった。
だから、上司に相談したとて、好転することは期待できないのが現実。
でも、あなたが困っていることをきちんと公にするのは重要。
会社の管理不足でお局さまが野放しになった結果、あなたが被害を受けているわけです。
責任者の仕事の中には、トラブルの元を作らない職場環境作りもあります。
ガマンせず、きちんと状況を伝えておきましょう。
OK|お局さまに執着されないスキルをつける
お局さまの攻撃に深い理由はありません。
こじらせすぎて「攻撃するために他人のあらを探している」くらい、情緒不安定なだけです。
『他人の自分よりもダメな部分』を見つけたら、攻撃→スッキリ!
このくらい深く考えていません。
もはや他人を巻き込んだストレス発散ですね。
ということは、できない部分を減らせば、お局さまから攻撃されるリスクは下がります。
唯一、お局様からの攻撃を回避できる行動こそが、スキルアップです!
仕事内容によっては、スキルだけじゃ対処できないことも多いと思います。
お局さまとの接点を減らすことを目標にして、まずは業務知識を増やすのがおすすめです。
私がお局さま対策を試したとき、ダントツで効果的だったのがスキルアップでした。
身につけた能力はムダにならないので、もし異動や転職をしたとしても役に立ちますよ。
身も蓋もないけど転職がベスト|お局さまは生まれ続けます
「え、結局は転職?」って思わせてしまいそうですが、その通り。
やっぱり『お局さまから距離をとる』がベストアンサーです。
「転職しなよ!」と言いたいんじゃなくて、頭の片隅にでも『転職』という選択肢を残しておいてほしいんです。
あなたが働ける場所は、他にもあるってことを忘れないくださいね。
お局さまってどこにでもいるし、転職先でも遭遇する可能性はゼロではありません。
そう考えて、今の会社で頑張りつづけるのもありです。
私の場合は、もう絶対にお局さまに自分の人生の時間を使いたくない!
と強~~く思ったので、転職して在宅勤務に変えました。
いろんな対策を試したり助けを求めても、同じ職場にいる限り、根本解決には至らないことが多いです。
お局さまは社会に存在しつづけるので、自分がストレスなく付き合える距離まで離れましょう。
▼お局さま問題をきっかけに仕事選びのポイントが変わった話。
本人の弱さ×社会の見て見ぬふり=お局さま
お局さまには、『こじらせている人』『かわいそうな人』って表現がしっくりきます。
自分の弱さから目をそらしてしまったことが、すべての始まりですね。
同僚たちも表面的には優しくても、いざというとき、お局さまの力にはなってくれません。
大人になればなるほど、他人が眩しく見えて、自分と比較してしまいがちです。
「羨ましい」と思ったのなら、年下だろうと後輩だろうと、リスペクトを持って学ばせてもらいましょ!
自分のほうが立場が上だ。
なんて思い始めたら、こじらせが加速してしまうので、いつまでも若々しい気持ちでいたいですね。