結果が出なくてあきらめそうなときこそ、焦らずゆっくり育てる

今回は、こんな悩みについて考えてみました。

史上最速！最年少！

などなど…短期間で成果を出すことが評価されがちな世の中。

スピードやインパクトに意識を持っていかれすぎてませんか？

結果を出すことは大切だけど、自分自身はきちんと成長できているか注目することも大切です。

なぜなら、結果を出してからが本当の始まりだから。

結果を出し続けるために、焦らずゆっくりと向き合うことのメリットを考えてみました。

結果が出ないと不安になるよね

誰だって、不安を感じる時間は少しでも減らしたいですよね。

それなりに労力を費やしてきたことに対しては、なおさら強く期待するはず。

「すぐにわかりやすい結果がほしい！」と。

仕事面でも、美容や健康面でも、恋愛面でも、願望はなるべく早く叶えたいものです。

植物を育てるときのように『芽が出るまでの水やりの時間』を大切にできたら、結果が出るまで気長に向き合えるんですけどね。

便利な時代になって、すべての物事に対して待つことが少なくなったのも、影響しているのかもしれません。

結果を『出す』より『出し続ける』が理想

結果が出ないことで、落ち込んだりやる気をなくしたりする気持ちはわかります。

でも、結果を『出す』のはあくまでも通過点で、結果を『出し続ける』ことこそが目指す場所じゃありませんか？

結果を出せたのはすごいこと！

出せないよりはずっと喜ばしいことなんだけど、出し続けられなければ本末転倒です。

こうなると、結局変わってないというか…。

なんなら頑張った分、心をすり減らすだけで終わった感がありますよね。

結果を出すことよりも、結果を出し続けられる自分を育てることにこだわってみましょ。

じゃなきゃ、結果が出たり出なかったりでメンタルも不安定なまま。

焦らずゆっくり目標に向かって進んでいくのは、地味かもしれませんが、着実だと思うんです。

焦らずゆっくり向き合うメリット

長期的な視点が身につく

結果を急いでしまうと、一喜一憂の毎日になります。

初めはうまくいかないことのほうが多いので、どうしても『憂』の割合が高くなりますよね。

長期的な視点で考えれば、波があるのは自然なことなので、いちいち感情的にならず向き合えます。

よく振り返ってみてください。

昨日と今日では変わっていないけど、半年前と今日で比べると、じわじわ～っと変化していませんか？

小さな変化にも価値を見出せたら、投げ出すのはもったいない！と、気づけるはずです。

還元できる経験が増える

うまくいかない経験があればあるほど、語れるネタも尽きません。

これまで弱点だと思ってきたことや隠したいと思ってきたこと、すべてが武器に変わります。

つまり、弱点がない（ように見える）ことが弱点になってしまうわけですね。

経験の引き出しが広ければ、結果を出せたときに、いろんな人の力になれる可能性が広がります。

ありのままの自分でいられる

思いのほかうまくいっちゃって、チヤホヤされたり尊敬されたりなんかして…

こんなシチュエーション、承認欲求が満たされすぎて、誰だって少なからず調子に乗っちゃいますよね？

でも、実力以上の結果が出たときに起きるのは、いいことばかりではありません。

本来の自分よりも過大評価されてしまうので、結果を出し続けないかぎり、しんどい思いをすることになります。

なんなら、過大評価に気づかないまま、こじらせてしまう可能性も…。

結果だけを独り歩きさせないためにも、すぐにどうにかしようとしないことが大切。

自分自身の成長とのバランスを取りながら、ゆっくり向き合ってあげましょう。

等身大の自分で評価してもらえるほうが、学びも喜びも大きくなるはずです。

結果が出ない時期、どう向き合うかが大切

仕事面なのか恋愛面なのか、美容面なのか？

何のどんな結果をどのくらいの期間で出したいのか？

前提条件によって、変わってきてしまう部分もありますが…結果が出たときのことを逆算で考えてみてください。

ゴールは「努力のおかげで彼と付き合えた！」でも「5kg痩せられた！」でもありませんよね！

その状態をキープもしくは、もっとよくしていきたいはず。

だとしたら、結果が出るまでに自分のコアな部分を鍛えておく必要があります。

一喜一憂するうちに、疲れて投げ出したくなるのが素直な人間心理です。

長い目で見て、小さな成長に気づいたり間違いを正したりしながら、焦らずゆっくり頑張りましょ～