「幸せになりたい」って言うのは、今が不幸だから?
って考えてみると、そういうわけでもない人がほとんどだと思うんです。
もっともっと…と追い求める前に、今の幸せを実感できると、ちょっとずつ心が満たされていきます。
幸せ感度を高めるためにも、今ある幸せに気づくためのチェックリストを作ってみました。
日常が日常であることこそが『幸せ』
- 当たり前、実は儚い説
- 少し前の自分を思い出す
- 幸せへの要求レベルを見直して
当たり前、実は儚い説
今日もいつもと変わらない毎日が始まる。
「退屈…」と感じる日もあれば、「平和でよかった!」と感じる日もありますよね。
どっちが正解か?なんてことはどうでもいいんです。
自分自身が思い描いている『わたしにとっての日常』が今日も送れている
この事実がすべて。
朝、目が覚めることの保証ってどこにもありません。
寝坊しようと二度寝しようと起きられたことには変わりないんだから、幸せを感じていいはずです。
このくらいの基準値で日常にある”幸せ”に気づけていますか?
書いておきながら矛盾するようだけど、わたしは気づけていませんでした。
少し前の自分を思い出す
よくも悪くも、人は環境に順応していく生き物。
だから、慣れるとすぐ『”当たり前”の基準』を上書きしてしまいます。
今の自分自身や、身の回りにあるもの、環境…
ほとんど『過去の自分が望んだもの』で構成されてるんじゃないでしょうか?
そのときは欲しくて買ったもの、望んで選んだ環境なのに、時間とともに不満が出てきます。
わたしね、いっつもコレをやっちゃうんです。
最近、働き方について考え直したときに痛感しました。
望んで選んで満足していたはずの環境なのに、それが当たり前になった今、不満ばっかりになっていたんです。
もちろん、「もっと理想に近づきたい!」っていう向上心や欲も大事。
だけど、今ある当たり前のありがたさに気づけないのは、もったいないと思うんです。
幸せへの要求レベルを見直して
いつの間にか不満が膨らんでいるときは、幸せに対するハードルを高く設定しすぎてるのかもしれません。
『特別な条件をクリアしている人だけが幸せな人』ってことにしちゃってませんか?
幸せの達成条件
- 年収○万円
- 身長○cm、体重○kg
- SNSフォロワー数○人
- パートナーの有無
などなど…条件が増えた分だけ、生きづらさが増していきます。
さらに、他人のこともこの基準で判断し始めちゃったら、もっとしんどくなりますよね。
結果、自分にも他人にも厳しい世界が完成しちゃうわけです。
すでに充分幸せであることに気づいていれば、幸せを追い求める必要がなくなります。
「今も幸せだけど、もっと幸せになりたい!」
こっちのスタンスで過ごすほうが幸せそうだし、気楽そうだと思いません?
幸せ実感チェックリスト
幸せをどのくらい実感できているか、どのくらい隠れていたかに気づくためのチェックリストを作ってみました。
- 住む場所がある
- 電気ガス水道が使える
- 通信手段がある
- 着る服がある
- 外を歩ける靴がある
- 食事をとれる
- お水が飲める
- 健康な心身がある
- ぐっすり眠れる
- 仕事がある
- 話し相手がいる
- 応援してくれる人がいる
- 応援したい人がいる
考えるときのポイント
さらに幸せ探しをするとしたら、「失ったら生きていけない!」と、個人的に思っているもの・人・時間をイメージしてみてください。
たいていのことは、もうすでに”ある”ってことに気づけるはずです。
今回作ったリストは、超基本的な衣・食・住と健康、人間関係あたりにしぼってみました。
(すべての当たり前を解除したら、書くにはキリがなかったので)
自分専用のチェックリストを作って、たまに見直してみるのもいいかも!
書きながら、これだけの当たり前に囲まれている時点で、充分幸せだなぁ…って再確認できました。
生活の土台部分を満たせているとわかるだけでも、幸せの底上げにつながると思います。
幸せも不満も芋づる式です
1つ幸せに気づくと、もう1つ幸せがくっついてきます。
そしたら、また幸せに気づいて…って、芋づる式に幸せが膨らんでいく。
不満も同じように、気づいた分だけ膨らんでいくんです。
「才能にも容姿にも恵まれているあの人、人生イージーモードなんだろうな~」
なんて自分と他人を比べて羨んでいたときもあったけど、その人なりの悩みがあるものですよね。
生きていたら、「ここを変えられたら、わたしの人生もっと最高なのに!」の連続なんだと思います。
ないことを嘆くよりも、今のありがたさを実感した上で幸せを追求していく生き方のほうが、楽しいし気分もいいかな~って。
負の感情でモチベーションを維持するのは、疲れるはずだから。
わたしも幸せ感度を高めていきます!
幸せと不満のバランス、定期的に見直していきましょうね~