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愚痴っぽい自分を変えるために工夫したこと

愚痴っぽい自分卒業

 

仕事ができなくなるほどメンタル不調だった数年前、はたと気づいたこと。

わたしって、愚痴っぽい人間かも!?

なんだかんだで不満やら悪口やらマイナスな発言が多かった。…ぎゃっ!

 

周りに嫌われるどころか、自分の心身に悪影響でしかないもん、やめたほうがいいよね。

 

愚痴っぽい自分とおさらばしようと決めてから数年経って、以前よりはずっと愚痴らない人間になったと思う。

そんなわたしが、愚痴っぽい人を卒業するために工夫したことをまとめてみました。

 

失敗談|愚痴っぽさ対策の注意点

まずは、わたしがやってしまった愚痴との関わり方の失敗例から。

「愚痴を言わない」と決めても、努力のベクトルを間違えると根本改善に繋がらないってことを学びました。

 

  • NG|自分の心の中に溜め込む
  • NG|一気にぶちまけてスッキリ

 

NG|自分の心の中に溜め込む

愚痴を聞かされて嬉しい人なんていませんよね。

わかっているからこそ、何か吐き出したいマイナスな感情があっても自分の心の中で抑え込んでいました

そもそも何も感じなかったことにしようとしたわけです。

 

試してみると、カラダからも心からもSOSが止まらなくなって、むしろ悩みが増える一方でした。

  • 気持ちが沈みがちになる
  • 被害者意識が強くなる
  • カラダが重たい
  • 永遠に肌荒れが治らない
  • ふとしたときの表情が暗すぎ

 

自分の感情をなかったことにして封じ込めるなんてやり方、自己否定を加速させるだけ

結局、不満は感じてるんだから何も改善しませんでした。

 

 

NG|一気にぶちまけてスッキリ

日々溜め込んでいる不満たちを自己処理できず、信頼している人に甘えていました。

何でも話せる相手だから…と、好きなだけぶちまけていたんです。

 

適度に吐き出すことも必要なんだけどね、度を超えていないか定期的に見直してみたほうがよさそう。

  • SNS上でぶちまける
  • 家で我慢、外で発散
  • 外で我慢、家で発散

こういうのも同じく、やっちゃってないか注意報です。

 

誰かを巻き込んだストレス発散は、時間の使い方としても人との付き合い方としてもイマイチですよね

最終的に『愚痴を言い合うのが好きな人』としか友達になれなくなりそうじゃない?

 

 

 

愚痴も悪口も言わない自分を育てる方法

  1. 『愚痴発動パターン』に気づく
  2. 発動回避のアイデアを出す
  3. 捉え方が変わり始める

 

1.『愚痴発動パターン』に気づく

自分が愚痴を言ってるとき(言いたくなるとき)のパターンを見つけ出しましょう。

"イライラ"や"モヤモヤ"、"ムカ~ッ!"な瞬間の自分を思い浮かべることがポイント。

 

わたしの場合でいうと、こんな感じです。

  1. 予定通りに事が運ばないとき
  2. 仕事で理不尽な指示をされたとき
  3. ご機嫌な時間を邪魔されたとき

こういう状況になると、どうしても心がざわついちゃいます。

 

 

2.発動回避のアイデアを出す

自分的愚痴発動パターンがざっくりわかったら、あとは先回りして回避する方法を考えましょう。

愚痴を抑えるんじゃなくて、そもそも生まれてこない世界線に作り変えるイメージです

 

『予定通りに事が運ばないとき』に愚痴が発動しがちなわたしの考えた回避アイデアを2つ紹介します。

 

例①会社に遅刻しそう

予定通りに事が運ばないときといえば、起床~出社までの時間。

ギリギリ行動で朝が苦手なわたしにとって、この毎朝の戦いが愚痴を誘発していました。

 

なので、考え出した回避アイデアがこちら。

  1. 5分前行動を意識(※期待薄)
  2. 出社前に楽しみな予定を入れる
  3. 始業時間を遅めに変更
  4. 通勤をやめて在宅勤務に変更

どれも実践した結果、通勤なしの在宅ワーカーになったので、怖かった『遅刻』に脅かされることがなくなりました。

 

例②約束の相手が遅刻

また別のパターンでも工夫してみました。

自分自身が時間厳守苦手マンなので他人の遅刻にも寛大なほうだけど、じゃあご機嫌でいられるか?というと…微妙なところ。

 

でも、せっかくなら楽しく過ごしたい…!そんなとき。

  1. 暇つぶしグッズを持ち歩く
  2. 暇つぶしできる場所で待ち合わせ
  3. 超遅刻なら映画館・エステに行く

「自分の機嫌は自分でとる」的行動選択です。

やりたかったゲームや読書、勉強、放置してた連絡への返信など…意外とありがたい時間に変換できるかも。

 

 

3.捉え方が変わり始める

自分のパターンに気づいて、その状況ができあがらないように先回りで予防策を考え、実行する。

この流れが身につくと、あらゆるものごとに対する捉え方が変わり始めます。

 

問題に悩んだり嘆いたりするよりも、どうしたら解決・回避できるか?に意識が向くようになるからです。

 

愚痴を生み出さない工夫をし始めてからは、

  • 目の前にある不満
  • 今を穏やかに過ごす方法

前者よりも後者に時間を投資するようになりました。

すると、自分で自分を幸せにするためのアイデアが浮かびやすい思考回路が育つんです。

 

つまり、どんどんいい循環が生まれます

逆に、目の前の不満に注目し続けていたら、愚痴が止まらないままのわたしで『自称不幸な人』になり果ててたかも。

 

▼うまくいかないときは循環が滞ってるとき

 

 

 

どんな自分も否定しないこと

愚痴っぽい人って、見方を変えると自分の意思・ビジョンがしっかりある人。

なのに、その意思を伝えられていなかったり、ビジョン実現のための行動をとれていなかったりする人。

そのときに感じたモヤモヤ・イライラが、愚痴や悪口に成長しちゃうんだよ。

 

だから、愚痴っぽい自分をどうにかしたい!と思っている人は、

  • 自分の意思を明らかにすること
  • ビジョン実現のために準備すること

この2つにフォーカスしていけば、少しず~つ愚痴が生まれにくくなっていくと思うの。

わたしの体感的にはそうだった。

 

愚痴るのを我慢したり、どこかで思いっきり発散したりするのは、その場しのぎでしかなくて結局しんどいままだからね!

まず生み出さないのが根本的な改善に繋がります

 

そもそも「自分って愚痴っぽい…?」と気づけただけで超前進だよね!

自分の本音、感情と向き合ってあげてあげましょ。

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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