メモっていろんな使い方がある。
この記事でわたしが伝えたいのは、仕事のときのように"誰かに言われたことを書き残す"という目的のメモのことではありません。
自分の外側からのことを記録するというよりは、自分の内側のことに注目してほしいなと。
メモの習慣化を始めて約2年。
自分自身の考えたことや感じたことを中心にデトックス感覚で日々メモしていくと、地味だけど結構変わるもんだな~と。
今回は、自由でゆるいToDoリストのすすめ・メモを習慣化するメリットをまとめました。
わたしが日頃メモしていること
書くこと大好きマンなわたしの基本スタイルはこんな感じです。
- スマホになんでもメモする
- 深掘りするときは紙とペンを使う
"ペンを握って紙に文字を書く"のと"スマホに文字を打ち込む"のでは、脳の活性化度合いが違う…などいろいろと意見はありますが続けることが第一。
形にこだわりすぎて習慣化できなくなるよりも、簡単お手軽で続けたいよね。
てわけで、基本的にはスマホのメモ機能愛用者です。
けど、じっくり考えたいときやただ書きたい!と思ったときは紙とペン派。
細かいルールは何もないけど、メモすることといえばこういうこと。
- 日々のToDo
- ひらめいたこと
- 感じたこと
- やりたいこと
- ほしいもの
思い浮かんだことに優劣はつけず、ほんとくだらないこと考えてるな~なんて思いつつも基本メモってます。
『今月のToDoリスト』を1ページ作って、日付を1日~月末まで書き込みます。
そしたらあとは好き放題自由に書き込むだけ!
〇月×日
- 洗濯
- 散歩
- 読書
- 〇〇支払い
- 美容室予約(〇月×日~時)
- ブログ下書き
- カレー作る
- Amazonで見つけた××気になる
- 最近気分沈みがち。でもそれも自然。日照時間短くなったし生き物だからね。
イメージ的にはこんな感じで、最初は決まっているところの予定(ToDo)を書き込んでいきます。
ToDoが完了したらチェックマークを入れる。
そして、ひらめいたことや一言日記的なこと、気になることなど…思いついたらどんどんToDoの下に追記(下線引いてる部分)していきます。
(ほかにも趣味の編み物の進捗・ブログ用の長い文章まで書き込んでるのでスーパーロングメモ)
きっと誰にでもひらめきや直感ってあるはずなんだけど、次の瞬間には違うことに意識を持っていかれて忘れていたり、寝て起きたら忘れていたり。
なんせ忘れる生き物ですから、メモのサポート力は偉大。
スマホだと思いついたときにすぐにササッと書けちゃうし、字が汚くて読めなくなる心配もないしとにかく便利で続けやすいです。
メモの習慣化をおすすめする理由
- 心と脳の疲労軽減
- 言語化力UP
- 行動力&継続力UP
1.心と脳の疲労軽減
これこそが1番のおすすめポイント!原点!
メモの習慣によって思考や感情のデトックスがうながされます。
人は1日のうちに6万回も思考するんだそうです。
無意識でそんなとんでもない回数…常に何かを感じたり考えたりしているってことだから、心も脳も休む間がありませんよね。
そこでメモの出番です。
心や脳内にため込んでいるものをひとまず書き出してあげると、心と脳内にスペースが生まれます。
個人的には、ToDoリストの効果が1番わかりやすかったです。
「あれ?今日何やる予定だったっけ?」「忘れてることないかなあ?」と思い出そうとするのって、意外と時間と体力を使うんですよね。
ToDoリストに書いておくと、日々の思い出し作業(思考)が不要になります。
その分の余白で、自分の大切なことに集中したりアイデアをキャッチしやすくなったり…気づいたら疲れてる現象が起きにくくなりました。
2.言語化力UP
頭の中だけでぐるぐる考えると、悩みも本音もひらめきも抽象的なまま。
だから、「最近なんとなく苦しい…」とか「自分のことがわからない」とか、具体的な説明はできないけど悩んでますっていう状態に陥りやすいんです。
この状態の何がしんどいのか?というと、あいまいすぎて自分でも原因や対処法がわからない。
ずっとなんとなくのモヤモヤを蓄積するしかなくなるの。
でも、メモを書く=思いの言語化を毎日やっていれば、悩みもひらめきもどんどん具体的になります。
積み重ねていくと、それが『WishList』や『やりたくないことリスト』に繋がったりするわけです。
わたし自身こうしてブログを書いていて"思いの言語化"ってもどかしいなあ…と常日頃感じています。
けど、言語化力を育てると自分のことを理解しやすくなって(=他者にも寄り添いやすくなって)人生をより楽しめる気がするから、チャレンジする価値はあるよね!
3.行動力&継続力UP
この点に関してはメモというよりもToDoリストの要素が強いかも。
わたしの場合、その日やるつもりが何らかの理由でできなかったとき、翌日、その翌日、さらにまた翌日…と永遠にメモへと書き込みます。
5日くらい延期してるとさすがに気まずくなってくるんですよね。
先延ばし癖がある人、三日坊主になりがちな人(どちらも以前のわたし)には効果的なのでおすすめ。
ただし、あまりストイックになりすぎると自分で自分を追い詰めることになる(そしてやめてしまう)のがToDoリストのデメリット。
なので、ハードルを下げられるだけ下げて「たったこれだけやれば1つクリアってことにしていいの!?ならやる!」くらいまでかみ砕いて書くのがポイントです。
大きな一歩が難しいなら、小さな小さな一歩を積み重ねる。
この感覚でToDoリストを活用していくと行動力と継続力が育っていきます。
完了のチェックがつくと達成感も得られて自分を好きになれるし、ストイックすぎないToDoリストには付加価値がたくさん。
気軽にスマホメモから始めてこ
総合的にまとめると、メモの習慣化によってメンタル不調に陥りにくくなる!
ちょっと極論チックではあるけど、いろんな角度から考えていい効果だらけだから最終的に行きつく先はこれかな?と。
自己理解は深まり、いいアイデアが膨らんでいき、悩みや不満は解決の糸口を見つけやすくなるってことなので。
とにもかくにも人ってすぐに忘れる生き物だということ。
過去の悲しい出来事はなかなか忘れられないからちゃんと記憶できるって思いがちだけど、それだって記憶を脚色してる(ある意味忘れてるとも言えるよね)可能性があったり。
インパクトのある出来事は覚えていても、その影に隠れちゃったけどもっと大切な出来事を取りこぼしていたり。
だから、やらないといけないことから寝言みたいなつぶやきまで、ひとまずメモしておきましょう。
わたしは続けるうちに、以前よりも気持ちが軽くなりました。
心の中・脳の中にため込まないためのデトックス作業だと思ってやってみてください。