2025年が始まったばかりで、なんならまだ正月ボケ全開。
そんなタイミングで『終わり』についてのお話です。
個人的には、始まったばかりの今だからこそ終わりを意識しやすいかなと。
これから数年間(2025~2027年頃)は、社会全体も個人も『終わり』と向き合う機会が増えそうな年。
終わらせ方は次の始まり方にも影響します。
なので、いつも以上にどう終わらせるか?に注目することが重要なんです。
2025年は区切りのとき
2025年を数秘的に捉えると、これまでの流れが終わりを迎える年。
「昔はそれでも大丈夫だったんだろうけど今の時代じゃ通用しないよね」的なお話、ここ数年でよく見聞きしませんでしたか?
振り返れば数年前から社会の風潮は変わり始めていました。
良し悪しはさておき、社会の根本的な『当たり前』を変えざるを得ない出来事が起きたり、その過程でいろんな価値観がぶつかりあったり…。
そんなこんなで常にざわざわな数年を過ごしてきたわけですが、2025年でいったん区切りがつきます。
もちろんスパッと終わるというよりはグラデーション。
2025年からまた数年かけて新しい流れに切り替わっていく…といった感じです。
ゆえに、何かが"終わる"ということに対しての耐性を育てておくのが、これからを穏やかに生きるためのカギになるんじゃないかなと。
▼数秘で2025年の空気感を読み解く
始まりあれば終わりあり
- 終わりを恐れなくていい
- 変化によって循環する
- 毎日の小さな『終わり』から
終わりを恐れなくていい
「今まで通り」「安定」「引き続き」って言葉に飽き飽きしながらも、どこかでやっぱり安心しちゃうんですよね。
だから、たとえ現状がよくないと自覚していたとしても飲み込んじゃったりする。
終わる=失うのイメージが強すぎて怖くなるんです。
わたし自身、満足してないことだとしても失うのが怖くて「終わらせないようにしよう、少しでも今が続くように…」ってごまかしちゃうときがよ~くあります。
けど、もう少し長い目で見ると、終わる=失うの先には=始まるがあるんですよね。
変化によって循環する
たとえば、自分の人生の直近3年間を振り返ってみたとして、きっと終わったこと・終わらせたことがあったと思うんです。
当時は一瞬の爽快感のあと、しばらくは喪失感や不安感が続いたかもしれません。
でも、その後には何かが始まっていて今に繋がっているはずです。
メイクやファッションのトレンドがめぐりめぐるように、繁栄と衰退があるからこそ終わりと始まりが生まれて、その循環によって成長していく。
こっちのほうが自然で、むしろ終わりの流れが来ているのに抗うほうが不自然。
不自然なものはいずれ崩壊するので、抗うほどより苦しくなるんです。
『繁栄と衰退』っていう表現だと終わるのが悪いことのように聞こえるけど、旬とか時期とか役割とか…そういう意味だと思っています。
役割を終えたらパッと去って次に進む、この循環が大切。
▼滞りをなくして風通しよく生きよう
毎日の小さな『終わり』から
"区切り"や"終わり"との向き合い方が難しかったりピンと来なかったりするのは、そもそも機会が少ないから。
自発的に「何か始めたい!」と思うことはあっても「何か終わらせたい!」ってなかなか思わないんですよね。
終わりは向こうからやってくる…受け身な感じがあります。
自分の意思をもって終わらせる感覚を掴むためには、日常の中にある小さな終わりと向き合うことからです。
たとえば年末は365日ごとに終わりを迎えますが、月末なら30日、週末なら7日、1日の終わりなら1日ごと。
就寝前(夜)が終わりで起床時(朝)が始まりだと捉えると、毎日終わりと向き合う練習ができるんです。
『終わりよければすべてよし』の精神で、夜を丁寧に終わらせて気持ちよい朝を迎えよう。
これを毎日意識したら、"自分にとってどう終わらせるのが心地よいのか?"を考える習慣が育っていきます。
▼気分よく寝て気分よく起きるコツ
終わりと始まりは繋がっている
何かが終わったときって寂しさだったり後悔や反省の念が湧いてきちゃうイメージ。
何かを終わらせたときってスッキリするし、もう前を向くしかないって腹が決まる感じ。
微妙なニュアンスだけど全然違うのは、後者は自分で決めているから。
小さなことでも終わらせ方に注目して自分事にして進んでいきたい、というかそういう感覚の必要性が高まると思っています。
終わり方と始まり方って繋がってるから、まずはどんな始まり方をしたいかイメージするところからですね。
2025年始まったばかりだけど、今年は前向きなお別れをする準備が大切。
日々意識してまいりましょう!