- 好きなことをやってもムダなのかな
- 何にも夢中になれない毎日で退屈してる
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
『ムダ』は邪魔者扱いされがちですよね。
でも、本当はムダこそ、あなたの人生に彩りを与えてくれるもの。
『ムダだと言われるけど好きなこと』があるのなら、手放さず宝物にしてくださいね!
Contents
『ムダ』こそが人生を豊かにしてくれる
『ムダ』なのにやりたいと思えることに出会える人生って、超スーパー贅沢!
すべてを手に入れた成功者でも、そんなことに出会える保証はないんだもの。
私たちは生きている限り、いろんなことをしますよね。
仕事に行くのも毎晩寝るのも…そんな当たり前なことも、スケジュールのひとつだと考えてみる。
すると、人生のスケジュールは大きく3種類に分けられていることに気づいたんです。
- 生きるためにやるべきこと【義務】
- 見返りを期待してやること【報酬】
- ただただ好きでやりたいこと【無償の愛】
ムダなことを大切にするのって、3番目の『無償の愛』に似たものがあるんじゃないかな?
ちょっと残酷だけど、人に置き換えてみるとイメージしやすいかも。
どんな相手?
- 自分の意思とは関係なく関わらないといけない存在【義務】
- 一緒にいるとメリットがあるから関わりたい存在【報酬】
- メリットデメリット度外視で、ただただ心ときめく存在【無償の愛】
3番目『無償の愛』を注げるほどの出会いって、なかなかあるものじゃないと思う。
それこそが、一見ムダに見えて手放しそうになるけど、大切にしつづけると人生を豊かにしてくれるものなのかな。
人生のスケジュールは3種類
3種類にわけた人生のスケジュールを、私なりにひも解いてみる。
- 生きるためにやるべきこと【義務】
- 見返りを期待してやること【報酬】
- ただただ好きでやりたいこと【無償の愛】
①生きるためにやるべきこと【義務】
地球では、ただ家の中で呼吸をしているだけでも、税金やら家賃やらが発生する。
この衝撃の事実、社会人になると、ふと気づく瞬間がありませんか?
え、ここで存在しているだけで義務が発生するの…?
大人ってしんどすぎる!!
意外にも、人生のほとんどがスケジュール①で構成されている人って、多いのかもしれません。
なぜなら「今をよりよくするための努力・工夫」を避ける人もいるから。
頑張るくらいなら「現状維持で努力しない生き方」を選ぼうと考える人がいても、おかしくないですよね。
何かを変えるって簡単じゃないもんね。
やるべきことだけで人生が構成されてしまうと、ふと気づいたときには、自分の手元には何も残っていなかったり…
②見返りを期待してやること【報酬】
自分がいずれ得するかもしれないからこそ、やろうと思えること。
見返りを期待してやること
- 会社での立ち位置を守るために、飲み会に参加する
- 昇進やスキルアップのために、勉強する
- モテるために、自分磨きをする
こんな感じで、スケジュール②は自分の明るい未来のために行動すること。
内容によっては「意識高いね」って言われるようなゾーンかな?
『見返り』といわれると、なーんかズルくて打算的な響きもあるんだけど、向上心から生まれているわけです。
だから、このスケジュール②を頑張る人は結構いるはず。
モテたい!稼ぎたい!尊敬されたい!
日々何かを頑張っている人の多くは、突き詰めると、こういう欲求が原動力になっているんじゃないかな。
見返りを得るところまでたどり着けるかは別として、自分から変化を起こしているから、経験値はぐんぐんあがりそう!
③ただただ好きでやりたいこと【無償の愛】
ここまでくると、もう理屈じゃない領域。
「それやって何か得するの?」って聞いたとき、
「ううん、ただ楽しいからやってるだけだよ~」なんて言われたら、その人はもう『愛すべきムダ』に出会ったってことかも。
この領域まで到達できる人って、本当に羨ましすぎる存在だと思うのよ。
好きになろう!って意識すればなれるものじゃないんだから。
ただ、スケジュール②を頑張っているうちに、気づけば③無償の愛に昇格していたってこともある。
※モテたくて始めたスポーツ→気づけば代表選手に!とか
だから、私は、自分をよりよくするための行動を追求してみようと思ってるの。
もしかしたら、無償の愛を注げるものに出会えるかもしれないっていう期待を込めて。笑
ただただ好きでやりたいことがある人って、輝いているよね。
『ムダ』を楽しめる大人になりたい
大人になるにつれて、どんどんムダを排除しようとしちゃう理由を、私なりに考えてみると。
もしかして「ムダを飼い慣らすのって難しいから」なのかな。
取り扱い次第では、制御できなくなって振り回されてしまう。
つまり、生きていくにはスケジュール①義務をこなさなければいけない。
さらに、よりよい人生を送るためには、スケジュール②報酬もこなして、しっかり得しておかないと。
①と②に気を取られているうちに、スケジュール③無償の愛に捻出できる時間や体力は不足してしまう。
だけど、心ときめくムダに出会ったからには、やっぱり無視したくない!
こんな風に、①②③のバランスがよくないと、『ムダ』に自分の人生の主導権を握られてしまう。
そして多くの人が、バランスがとれないなら…と、③を排除することを選んでしまう。
あってもなくても生きていけるからね。
「ゲームばっかりしてたらダメよ!」っていうママが永遠にいなくならないのは、ムダの引力が強いからかも。笑
だけど、たまにムダを愛してムダを楽しんでいる大人がいるよね。
ムダを飼い慣らして自分のものにしているの。かっこいい。
私もそんな大人になりたいな。
若者たちにもね、「どんどんムダなことしたらいいわよ~」って言えるマダムになりたいわけです。笑
今日から『ムダ』だけど『愛しいこと』を探そう
結論がでないことを考えてみるのも楽しいかな?
と思って、書いてみた『ムダ』についてのお話でした。
やっぱり結論は出ないけど、
「ムダかもしれないことでも『好き』って思えたなら、愛情を注いでみよう」
というのが今の思いです。
この記事だって必要か?といわれると、『有益な記事』とはいえないよね。
そんなどうでもいいことを楽しんで書いている自分に、ちょっと希望の光が見える。
私はムダに出会える人生なのかもしれない!笑
すでに愛すべきムダに出会っている人は、大切にすること。
まだ出会っていなくて退屈している人は、日常にセンサーを張ってみること!