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『NOを伝える』を意識したら仕事のストレスが減ったお話

NOを伝えるを意識して変わったこと

 

新年度目前の3月末。

先日、上司から「新しくお任せしたいお仕事があるのですが…」と、相談をされました。

 

引き受けますとお伝えしたところ、

「絶対断られると思ってた!よかったぁ!ありがとうございます!!」と、超喜んでいただきまして。

そっか、いつも「お断りします(^^)」って言ってる人だから驚くよね。と。笑

 

生き方も働き方も見直して、在宅ワーカーになって1年ちょっと。

当初決意した「イヤならNoを伝えよう!」が実践できていたことを気づかせてもらいました。

 

そんなわけで本日は、『Noを伝える』を意識したら仕事のストレスが減ったよってお話です。

 

「NO」は自分を知ってもらう手段

「No」とか「お断り」とか『空気読み社会』の日本では、ネガティブな印象を持たれがちな言葉。

足並みを揃えない人は悪!勝手!てな感じかな?

 

でも、わたしは最近、「No」を伝えることをこんな風に捉えるようになりました。

  • 自分を知ってもらう手段
  • トラブル回避の意思表示
  • 一周まわって思いやり

ざっくりまとめると、ただの自己紹介みたいなものだと思うんです。

 

たとえば、行きたくない会社の飲み会について。

きちんと断ることで、"会社の飲み会不要派の人間"だと知ってもらえる。

「ムリして参加してる自分がいても場を盛り下げる。」という思いやり&トラブル回避策でもある。

シンプルにお互いにとってプラスじゃない?

 

本当は「No」なのに「Yes」を伝えちゃうと、誤解されたまま事が進むわけで、そりゃもうややこしい…。

「No」を伝えることは、相手を否定したり批判したりすることではありません

伝えたあと、相手がどう捉えるかはその人の問題なので、わたしたちが気にしなくて大丈夫です。

 

仕事でもプライベートでも「なんでもいいよマン」「イエスマン」になってませんか?

思いやりの気持ちから考える「イヤならNo」のスタイルで、一気に気がラクになります。

 

 

 

実体験「イヤならNO」を貫いた結果

働き方を見直して、1年ちょっと経ちました。

イヤなら、少しでも納得できない点があるなら、「No」を伝える!と意識してからの変化をまとめました。

 

  1. 嫌われる心配がなくなった
  2. 謎のイライラがなくなった
  3. 時間と心に余裕が生まれた
  4. 自分と対話できるようになった

 

嫌われる心配がなくなった

だって、これだけ「イヤです」とか「お断りします」とか言ってる人、賛否両論に決まってる。笑

人間関係での悩みの多くは、「本当はどう思われてるんだろう?」的な不安感からくるものだと思う。

 

でも、こちらは賛否両論の行動をしている時点で、全員から好かれることをあきらめている身です。

もう周りにどう思われているかが気にならないので、その分のエネルギーを節約できました

 

それに、みんなに好かれるってことは、苦手に感じている人も近寄ってくるってこと。

一定数に嫌われておくとその心配がないので、むしろ気楽かも!

 

 

謎のイライラがなくなった

「他にもできる人がいたのに、なんでわたしがやらなきゃいけないの?」みたいな理不尽な頼まれごとをするときがありますよね。(事務職あるある?)

でね、頼まれることよりも、こんな風にムッとした気持ちで働くのがイヤだったんです。

 

こちら、わたしの心の声。

あとでブツブツ文句言うなら、その場で断りなよ。

それに、わたしが嫌がってるこの仕事を「やりたい!」って切望している人もいるんだから、イヤならきちんと断ってその人に譲りなよ。

ごもっとも。

 

素直になって断り始めたら頼まれなくなって、気持ちも晴れやかです。

心と行動の一致は『平和』を呼びますね

 

 

時間と心に余裕が生まれた

自分で仕事量をコントロールできるようになって、時間にも心にも余裕が生まれました。

以前働いていたときは、常にマルチタスク。

電話にメールに隣の席の人に来客に…って、朝から夜まで意識が散らかり放題だったわけです。

 

で、やっと仕事が終わって「自分の時間だぁぁ!」って歓喜したときにはぐったり。

働くために生きちゃってる人代表でした。

 

今は、仮にもう1つ仕事を頼まれたとしても対応できるくらいの余白があります。

雇用されるということは時間を捧げることだけど、心やエネルギーまで捧げる必要はありませんよね

 

 

自分と対話できるようになった

わたしは組織が苦手だし、会社での仕事に使命感を持っていない。

だから、上司からの提案には「どう言って断ろうかなぁ?」と、いつも考えています。(優しき上司ごめんね)

おかげで、自問自答気持ちの言語化ができるようになってきました。

 

「だるいからやりたくないです」が本音だけど、もうちょっとまともなお断り文句をね、自分との対話で探してみるんです。

すると、こんな風にやりたくない理由が具体的に。

  • 作業にムダが多すぎる
  • マニュアルが整ってない
  • チームメンバーが苦手
  • 知識が不足している

これを上司に伝えて断ります。

 

上司には自分がどんな人物なのか理解してもらえるし、自分自身は自分の心の声をきちんと汲み取れるし、いい感じです。

 

 

 

あなたには断る権利がある

究極言うと、Noが通用しないなら、通用する環境に移動すればいいんです。

ちゃんと聞き入れようとしてくれる世界も存在するってことがわかったら、今の環境でムリしなくていいって気づけるはず。

 

心と行動に矛盾が生じると、どんどん迷子になってしまいます。

自分だけど自分じゃない…誰かの描いた人生を生きることになっちゃう

そう考えると、Noを伝えられずにいるほうが怖くないですか?

 

「イヤならNoを伝える」は慣れです。

わたしも最初は勇気を振り絞って言いました。けど、今はスッと出てきます。笑

最初だけ、一瞬だけ、パワー出してみてくださいね!

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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