「自分のことが嫌い」とか「自分を好きになれない」とか…こういう悩みは、時代問わず生まれますよね。
だから、ここを解消できれば、それだけで幸せ度がグーーーンと上がるんじゃないかな?
そして、生きづらさが和らぐんじゃないかな?
ということで、今回は、自分の中にいる"嫌いな自分"との関わり方を見直してみよう!というお話。
- 自己否定しがちな人
- 自分を好きになれない人
- 完璧主義な人
にとって、新しい視点を持つきっかけにしてもらえると嬉しいです。
Contents
嫌いな自分もわたしの大切な一部
「自分の中にいる"○○な自分"が嫌い」
うむ、よぉ~くわかる。
『自分のすべて』を嫌いなわけでも、否定したいわけでもないよね?
どうしても好きになれず責めてしまう部分、自分の一部として存在を認めたくない部分があるんだよね。
たとえば、わたしの場合。
自分のことが嫌いだった時期、こういう自分との遭遇率が高くて、毎日ダークネスモードでした。
- ささいなことでイラっとする自分
- 朝起きられない自分
- つい食べすぎちゃう自分
- 他人の悪口を言う自分
- 仕事だるぅ…やる気のない自分
- 考えてばかりで行動しない自分
嫌いな自分に遭遇するたび、「だから自分はダメなんだ…」と自己暗示をかけていたんです。
ゆえに、もっと嫌いな自分が出てくるようになるという恐怖ルーティン!
今、自分を好きになれなくて悩んでいる人、ちょっと思い返してみてください。
"嫌いな自分"が目立ちすぎて、"好きな自分"がすみっこに追いやられてない?
あなたのドラマ、"嫌いな自分"がメインキャストになってない?
てことはね、"嫌いな自分"の出番を減らしてちゃえば、全然違ったドラマを作れると思いませんか?
てわけで、次の章では、わたしが実践している"嫌いな自分"との関わり方についてまとめてみました。
嫌いな自分との関わり方
- 嫌いな自分をリストアップ
- 現れる理由と対策を考える
- ポイント|否定せずに寄り添う
嫌いな自分をリストアップ
ノートやスマホを使って書き出してみましょう。
パッと出てこないって人は、『"嫌いな自分センサー"を働かせて遭遇するたびメモしておこうキャンペーン』を1週間くらい実施みて!
向き合いたくない部分に触れることになるので、ほんのちょっとエネルギーを消耗するかも。
でも、リストアップした後は心が軽くなるはずなので、デトックスのつもりでやってみてくださいね。
現れる理由と対策を考える
リストアップした"嫌いな自分"について、2つの質問をします。
理由:どうして嫌いなの?
対策:どうしたらその自分に遭遇せずに済む?
2つの質問を通して、嫌いの向こう側にある『本音』を探す作業です。
例として、わたしのリストアップした『朝起きられない自分』で考えてみましょう。
理由:どうして嫌いなの?
嫌いな自分について、もう少し深堀りしていきます。
朝起きられない自分が嫌
=出勤までの余裕がなくてバタバタするのが嫌
=会社に遅刻しそうになって焦る毎日が嫌
朝起きられない自分を責めてしまうことの背景には、今の働き方が関係しているのかも?
質問をきっかけに、見直すポイントを発見できました。
対策:どうしたらその自分に遭遇せずに済む?
『現実的かどうか』はいったん無視して、思い浮かぶ対策を出していきます。
対策を練るときのポイントは、この2つの視点から考えること。
- 自分を変える
- 環境を変える
個人的には『自分』よりも『環境』を変えるほうが数段ラクなので、環境8割・自分2割のバランスで見直しています。
対策を考え出したら、1つずつシミュレーションしてみてください。
わたしが考えた対策はこんな感じ。
- 早寝早起きの意識を高める(自分)
- 出勤までの準備時間を減らす(自分)
- 朝起きなくてもいい生活をする(環境)
- 起きたい時間基準で仕事を選ぶ(環境)
- 通勤時間を減らす(環境)
このとき、自分を変えるために頑張りすぎないこと。
ムリをすると、また新しく"嫌いな自分"を製造しちゃう危険性があります。
ちなみに、この対策を通してどう変わったかといいますと…
在宅で働くようになって、朝頑張って起きなくてもよくなりました。
結果、朝起きられない自分を責める理由がなくなったので、嫌いな自分の出番が減ったんです。
ポイント|否定せずに寄り添う
この姿勢が重要になるので、覚えておいてください。
嫌いな自分もあなたの大切な一部で、理由もなく現れているわけではありません。
なのに、『嫌いな自分を消滅させる』をゴールに設定してしまうと、結局それって自己否定したままです。
『嫌いな自分も好きな自分も全部自分だと認めて共存する』
これがわたしの考えるゴールです。
嫌いな自分を消滅はさせないけど、出番は最小限に抑えておきたい。
なぜなら、ご機嫌に生きていきたいから。
だから、嫌いな自分に対して、理由と対策をしっかり考えて上手にバランスを取ろう!というわけなんです。
どんな自分も認めて手をつなごう
"くさいものに蓋をする"感覚で、見て見ぬふりしたくなる。なかったことにしたくなる。
わたしもそうでした。(というか今も、とっさにやる)
でも、いろんな顔を持ってるのが人間で、光があるのに陰がないのは不自然です。
どちらも持ち合わせて『自分』が成立しているので、どの存在もなきものにしないであげてください。
ダークサイドにいる自分とも平和条約を結んで、仲良く生きましょ!
嫌いな自分がたま~にひょっこり顔を出したら、「久しぶりじゃ~ん、最近どう?」って立ち話するくらいの関係性を築こう。