読書の秋。
本を買うとき、いつも頭によぎることがあって。
「紙で買おうか?電子書籍にしようか?」
これ、永遠に悩めるんですけど、みなさんはマイルールを持っていますか?
判断基準を考えて直してみた結果、私の場合はこんな感じに落ち着きました。
- 持っていることで気分が上がるなら『紙』
- 利便性を優先するなら『電子書籍』
- 何度でも読み返したいなら『両方買い』
それぞれの魅力を整理してみたので、本を買うとき、どっちにしようか迷いがちな人の参考になると嬉しいです!
Contents
紙と電子、ベストな使い分け基準は?
永遠に悩めるこの問題、毎回うだうだ考える時間がもったいない気がして、整理してみました。
個人的には、結局は紙の本に軍配があがると思っている派。
ただ、電子書籍ってかゆいところに手が届くんですよね、紙の本には難しいところをスッと…!
なので、サブ的に電子書籍も併用しています。
先に私なりの結論を述べておくと…こんな感じ。
紙じゃないとダメ!ってときは所有できる紙、どっちでもいいな…ってときは便利な電子。
絶対的お気に入りなら、紙でも電子でも持っておく。
そんなざっくりとした使い分けでございます。
この先の章では、紙の本と電子書籍、それぞれの好きなところを紹介しています。
本当にどっちもどっちなので、いいとこ取りがおすすめです!
紙の本の魅力|やっぱ『本』というものが好き
書いている内容は、紙も電子も同じ。
なんだけど、本という存在そのものに魅力を感じるんですよね。
だからこそ「結局は紙の本に軍配があがる」派な私が考える、紙の本の好きなところを6つ挙げてみました。
- 内容を記憶しやすい
- ページをめくる感覚が好き
- 本屋さんで過ごす時間、この出会い感
- 貸し借りができる
- 目に優しい
- 持っているだけでワクワクする
内容を記憶しやすい
科学的にも証明されているようだけど、実体験としても納得です。
何度も読み返して知識をつけたいとき、私は迷わず紙の本を選びます。
電子書籍は、スマホやタブレットで見ることになるので、どこかで気が散ってしまうんですよね。
やっぱり集中しやすいのは、紙の本。
ページをめくる感覚が好き
ページをめくる感覚って、どう頑張っても紙じゃないと再現できません。
やっぱり『本』という存在そのものが好きなので、1ページずつめくっていく楽しみを噛みしめたいわけです。
ページをめくる手触りもいいし、音もいい。
ちょっと折れ目がついてしまったり、どこまで読み進めたかわからなくなってしまう感じも。
本屋さんで過ごす時間、この出会い感
意外にも、これが1番の理由かもしれません。
本屋さん特有の空気感、落ち着くんだけどドキドキさせてくれる感じ。
お目当ての本を買いに行くときも、目的なく本を探しに行くときも、実際に手に取って、パラパラっと読んでみる楽しさがたまらんのです。
こういうストーリー性みたいなものを体感したいなら、紙の本に限りますね!
貸し借りができる
学生の頃、おすすめの小説を友達と貸し借りした思い出はありますか?
CDの貸し借りに近いものがあると思うんだけど、相手との距離を縮められる気がして、コミュニケーションにも繋がるんですよね。
自分なら選ばないような本に出会えちゃったりするのも嬉しい。
効率的な現代には向かないのかもしれないけど、私は好きです。この文化。
目に優しい
ブルーライト先生は侮れません。
それなりの時間をかけて読み続けていると、目がしぱしぱしてきませんか?
暗い場所で紙の本を読むのも目に優しくないけど、ブルーライトの影響力のほうが上回るんじゃないかな?と思ったりします。
少しでも電子機器から離れる時間を作って、肌の老化を少しでも抑えたいなら、紙の本がおすすめです。
持っているだけでワクワクする
コレクションしたい人にとっては、紙の本一択かもしれません。
- 好きな作家さんの作品
- デザインに惹かれた作品
- 問答無用でお気に入り作品
本棚に並べたときや飾ったとき、バッグにいれたとき、気分が上がるかどうかがポイント。
紙の本は、雰囲気を盛り上げてるので、シチュエーションも含めて読書を楽しみたい人にもピッタリです。
「この本は、あのカフェで読みたいな~」
「雨が降る日にあの作品が読みたい」などなど、考えるだけでワクワクしますよね!
電子書籍の魅力|手軽で便利が好き
紙の本に軍配があがる!紙の本にしか出せない味がある!と豪語していましたが…
実は、電子書籍のほうが購入数が多い私。
あっさりと裏切るわけですが…笑
紙派でも気に入ってしまうほど、圧倒的便利さを誇る電子書籍について、好きなところを5つ挙げました。
- どこでも持ち運べる
- クーポン・定額制でお得
- たくさんの機能が付いている
- 保管場所に困らない
- すぐ買ってすぐ読める
どこでも持ち運べる
スマホやタブレットさえ持っていれば、どこでも読書ができます。
しかも、電子書籍なら何冊でも持ち運べるんです。
本を入れるために大きめのバッグを選ぶ必要もないから、ファッションにも影響しません。
日常のちょっとしたとき、SNSを眺める感覚で本を読めるのが魅力。
読書を身近にしてくれる
- 通勤中10分間だけでもササッと読書できちゃう
- 旅先でも荷物にならず、お供になってくれる
- 待ち時間ができたときの暇つぶしにも
とにかくどんなシーンにもフィットしてくれるので、読書習慣をつけたいときにもおすすめ。
クーポン・定額制でお得
私はKindle Unlimitedと、ほか電子書籍サイトを利用しています。
Kindle Unlimitedは定額制の読み放題サービスなので、気になった本が対象作品なら即ダウンロード。
kindleを利用し始めてから、毎月の読書数がグンと増えました!嬉しい!
ほかに利用している電子書籍サイトは読み放題ではないけど、クーポンが出たタイミングでお得に購入しています。
本そのものを所有したい!というこだわりがない人は、安くて荷物にならない電子書籍がおすすめです。
たくさんの機能が付いている
サイトごとに違いはありますが、使いこなせないくらい機能が豊富です。
- 文字サイズ調整
- 背景・文字色調整
- ワード検索
- 辞書
- マーカー
個人的にはマーカー機能がお気に入りです。
自己啓発本でも小説でもエッセイでも、「この言葉、すごくいいな」と思ったらパパッと引いておきます。
そして、時間のあるときにノートに書き写すんです。
紙の本のほうが記憶しやすいとは言いましたが、電子書籍でも工夫次第で勉強に活かせるので、機能は積極的に使ってみてください!
保管場所に困らない
断捨離するときに困ったことの1つが、紙の本の管理方法でした。
愛着が湧いているので手放しにくくて、ただ場所を取るだけの存在にもなってしまうんです。
あんまり集めすぎると、スペースの確保も心の整理も大変。
ものには執着心が湧きやすいけど、電子書籍はあくまでもデータって意識が強いので、パッと手放せます。
すぐ買ってすぐ読める
便利さの基準がバグってしまっている現代。
ネット注文で数日待つのも本屋さんに出向くのも、面倒になっちゃうときがあるんですよね。
実際には、待てるし出向くこともできるんだけど、とにかくラクしたいとき、電子書籍の手軽さには敵いません。
結論、お気に入りだけは両方そろえておく!
そりゃそうだ。
って結論になっちゃいますが、やっぱこれに尽きる。
お気に入りの本、どこでもいつでも読みたいなっていう大切な本は、両方持っておけば完全無敵です。
本を読む習慣をつけたい人、本そのものを持つことにこだわりがない人は電子書籍中心。
本の存在自体が好きな人、雰囲気や内容にしっかり入り込みたい人は紙の本中心。
そんな感じでバランスコントロールしてみるのがいいのかもしれません。
やっぱり便利なほうが続く!
だから、本との時間を増やしたいときは、負担の軽い電子書籍から取り入れてみるのがおすすめ。
暇つぶしをSNSから本に変えてみるだけで1ヶ月1冊は読めちゃいます!
自分にとって取り入れやすい使い分け方で、読書を楽しみましょ~