- いい人を演じるのをやめたい
- どうしていい人を演じちゃうんだろう?
- 嫌われないために自分を偽ってしまう
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
いい人をやめたいなら、他人へ向けている意識を自分に集中させるべし!
私自身がいい人を演じていたので、振り返るとわかるんです。
いい人を演じる人って『他人の声に敏感で、自分の声は完全スルー』なんです!笑
自分に集中することで、いい人を演じなくてもよくなる方法をまとめてみました。
本当はありのままの自分で生きたい!と思っている人にとって、参考になれば嬉しいです。
Contents
いい人をやめたいなら『自分』に集中しよう
振り返ると、私自身も20代のほとんどの時間、いい人を演じてきた気がします。
でも、結局は都合のいい人だっただけ。
「本当の私はこうじゃないのに!」って、傷ついた記憶も多々あります。
けれど、それこそ自分勝手な主張。
自分を偽って、いい人を演じたせいで起きてしまった事態だと思うんですよね。
そんな後悔を経て、
いい人を演じるだけの覚悟ができない以上、演じるのをやめてありのままで生きる!
と決めたときが、私にもあったわけです。
決意してからわかったのが、今まで他人のことばかりに注目していたってことでした。
- 部長、なんか今日イライラしてるなぁ…
- お局さん、なんでいつも攻撃してくるの?
- 彼氏からの返信まだかなぁ?
- A子もB子も美人で羨ましいなぁ
趣味は人間観察です。みたくなってる。笑
いや、悪いことではないけど、他人の前に自分の状態はどう?って話ですね。
他人の様子や、自分が他人にどう思われているかは、めちゃくちゃ気にします。
でも、
「自分的に、今の私ってどう?いい感じなの?」
っていう、自分自身が自分に何を感じているのか?を知ろうとしていませんでした。
自分を操縦するのは自分。
なのに、自分と対話もせずに、他人に注目していたら疲れてしまって当然です。
自分自身と対話できない以上、自分のなりたい姿をイメージすることもありません。
すると、自分軸を持てないので、『他人から見ていい人』を演じるしかなくなるんです。
てことは…?
逆手にとって考えてみましょう!
自分自身との対話の時間を設けて、自分に集中したら、自分軸ができてきます。
結果、いい人を演じる必要がなくなりませんか?
てわけで、次の章では、自分に集中していい人を演じなくてもよくなる方法をまとめました!
▼いい人をやめると、いろんな変化がありました。
自分に集中する方法
- いい人スイッチONのタイミングに気づく
- いい人を演じたとき=ストレスを感じたとき
- 自分の本音を尊重できる行動を選ぶ
- 損得勘定や承認欲求が自分を偽らせる
- つまり、自分軸を整えましょう
いい人スイッチONのタイミングに気づく
どんなときに『いい人スイッチ』がONになるのか、把握できていますか?
できていないなら、いい人を演じてしまう原因を自覚できていないってこと。
たとえば、ダイエットでも、太る原因っていくつかありますよね。
- 間食が多い
- 運動不足
- 代謝が悪い
クセになっていると、お菓子をつまんでいること、ついタクシーやエレベーターを選びがちなことにも気づけません。
結果、「なぜか太ってしまう」という、答えにならない答えしか出ないわけです。
いい人をやめられないのも同じで、原因がわからないと対処しようがありません。
まずは演じてしまうタイミングがいつなのか調査しましょう。
きっと、演じるのが当たり前になりすぎて、意識しなければ気づけないはずです。
いい人を演じたとき=ストレスを感じたとき
いい人スイッチがONになるタイミングは、『ストレスを感じるとき』とも言い換えられます。
なので、日常の中でストレスを感じる瞬間をリストアップしてみてください。
たとえば、
仕事量が自分だけ多いと感じたとき
つまらない飲み会・ランチに参加したとき
恋人や友達のドタキャンが続いたとき
このとき、いい人スイッチが作動していないかを振り返ってみてください。
ONになってない?
- 多少ムリしてでも、頼まれた仕事は断らないようにしてない?
- 飲み会やランチの誘い、乗り気じゃないのに「行かなきゃ」になってない?
- 恋人や友達に何をされても「大丈夫だよ」って噓をついてない?
今度から同じシーンに遭遇したら、意識的にスイッチをONにしないようにする!
それだけでいいんです。
自分の本音を尊重できる行動を選ぶ
いい人スイッチがONになるタイミングがわかったら、ONにならないようにするだけ。
たったそれだけなんだけど、今まで反射的にいい人を演じていた人にとっては、難しいことですよね。
ONにならないようにするには、自分の本音に耳を傾けるのがポイント。
さっきの例で考えてみましょう。
ONになってない?
- 多少ムリしてでも、頼まれた仕事は断らないようにしてない?
- 飲み会やランチの誘い、乗り気じゃないのに「行かなきゃ」になってない?
- 恋人や友達に何をされても「大丈夫だよ」って噓をついてない?
どれも、自分の本音に逆らっている状態だから、後からストレスを感じるんです。
自分の本音に耳を傾けられたら、すべてシンプルになります。
キャパを超える仕事は断ればいい
乗り気じゃない誘いは断ればいい
嫌なことは嫌だと伝えればいい
つまり、NOと言えばいいだけなんです。
それだけで、ストレスを感じる原因や悩みが解消されますよ!
▼どう思われるか?気にしすぎて疲れちゃう人は参考にしてみてください。
損得勘定や承認欲求が自分を偽らせる
もし、NOと言えないんだとしたら、自分よりも相手の気持ちを優先しているから。
聞こえはいいですが、相手の気持ちを優先する理由は、相手への思いやりではありません。
損得勘定や承認欲求からきています。
損したくない、嫌われたくない、受け入れられたい
これらの気持ちがストレスを上回るほど強いと、いい人を演じ続けてしまうんですね。
いい人をやめたければ、自分の本音を無視してはいけません。
相手を思いやる気持ちから、いい人を演じてしまう人は、断り方や伝え方を工夫すればいいんです。
断らないこと・ガマンすることは、思いやりではない
と、覚えておいてくださいね!
むしろ、相手を思いやるからこそ、自分の本音を丁寧に伝える努力が大切なんじゃないでしょうか?
つまり、自分軸を整えましょう
いい人を演じてしまう原因や対処法は、すべて自分の内側にあります。
スイッチを切り替えられるのも、本音に耳を傾けられるのも、自分自身だけなんです。
いい人をやめたいと思っている人は、もっと自分に集中して、自分軸を持ちましょう。
自分軸を持てると、受け身の生き方から卒業できます。
他人中心で生きているかぎり、受け身でしか行動できず、自分が相手に合わせなければなりません。
結果として、他人にとって都合のいい人にならざるをえないんです。
- 自分はどうしたいのか?
- 自分はどんな性格なのか?
- 自分はどうなりたいのか?
少しずつ、自分との対話時間を増やしてあげてくださいね。
▼自らしんどい生き方を選びがちだなぁって人は要チェックです!
いい人をやめられない人に知ってほしいこと
- 勇気を出すのは最初だけ
- 他人の変化には鈍感なのが人間
- 『不便な人』とは思われるかも
勇気を出すのは最初だけ
何かを変えようと思ったとき、最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますよね。
でも、一度だけ勇気を出してしまえば、そのあとは超ラクなんです。
たとえば、初めて行く場所のドアを開けるときって、ドキドキしませんか?
最初って不安
- 初めての美容室
- 初めてのレストラン
- 初めてのコミュニティ
- 初めての国
やっぱやめておこうかなぁ…と、及び腰になります。(私は。笑)
でも、同じくらい
「まだ知らない何かに出会えるかも!」という期待
「今の状況から何かを変えたい!」という切実な思い
も押し寄せてくるんです。
こういうときこそ、瞬間だけ、勇気を出して飛び越えちゃいましょう。
心の声と行動にズレがなくなると、ストレスは激減しますよ。
朝、ベッドから起き上がるとき、家を出るときに決意してみてください。
「今日こそは、いい人を演じないぞ!」
他人の変化には鈍感なのが人間
いい人をやめる前は、どうしてもネガティブな想像ばかりしてしまいます。
無限に広がる想像
- こんなことが起きたらどうしよう?
- こう思われてしまうかも…
- この人にもあの人にも嫌われちゃいそう
でも、ほとんどのことは取り越し苦労なんです。
なぜなら、実は、みんなそれほど他人には興味がないから。
結局、自分が大好きなんですね!
「なんか今日はいつもと雰囲気が違うな~」
くらいに、ふんわり変化を感じる人はいるかもしれません。
でも、それだけ。
想像するほどネガティブな状況になる可能性は、かなり低いんです。
『不便な人』とは思われるかも
いい人をやめると起こりうるネガティブなことといえば、誰かに嫌われて損するかもってこと。
いい人を演じてしまう原因は、心の底にこういう感情を持っているから。
いい人を演じるワケ
- 嫌われてもいいけど損はしたくない
- 損得はどうでもいいけど嫌われるのは怖い
- 嫌われるのも損するのも避けたい
実際にいい人をやめると、嫌われた?と感じるときはあるかもしれません。
でもそれは、嫌われたのではなく、都合がいい人だったのに使えなくなったと思われただけなんです。
ホントに…『不便な人』って響きだけで、失礼すぎて笑っちゃいますよね。
あなたにいい人をやめられると困る人=あなたを利用して得したかった人
なので、いい人をやめると、人間関係もシンプルでクリーンなものに整えられるんです。
不便になっちゃったなと思われたら、喜ぶのが正解!
▼いい人を演じるのは割に合わない労働です!
いい人をやめたらメリットだらけってことに早く気づいて!
いい人って結構消耗するわりに、全然報われないですよね。
「あなたはいい人だから、わかってくれるよね?」
って、都合よく甘えられて、結果的に損する担当だと思ってます。笑
いい人をやめたいのにやめられない人は、どこかで、
「ありのままの自分を見せるより、いい人を演じ続けるほうが幸せかも?」と思ってませんか?
いい人をやめた身からすると、それは完全なるまやかしです!笑
演じるのをやめてみると、自ら重い鎧を背負っていたことに気づくときが来ます。
演じなくても生きていけるし、去っていく人はいても、新たに来てくれる人もいます。
過去よりもこれからに期待して、一歩踏み出してみてくださいね。