- 嫌われたくなくていい人を演じちゃう
- いい人から卒業したい
- 面倒な人間関係から解放されたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
『いい人』をやめた結果、人間関係も時間の使い方も自分でコントロールできるようになりました。
苦手な人との交流も不満を抱える時間も減って、1日の体力を温存できます。
温存した体力は本当にやりたいことのために使う。
いい人をやめると好循環が生まれるってことが30代になってやっとわかりました!
Contents
『いい人』を演じきる人生は超しんどい
その場だけ愛想をよくしてみたり、ちょっとだけ我慢したり…
そうやって一時的にいい人を演じるならまだラクだけど、常にいい人でありつづけるのは超ハード!!
個人的に、真の『いい人』とは常に自分以外のために行動できる人だと思っています。
つまり、いい人を演じるってことは、常に誰かのために動ける人になりきるってこと。大変だよ。
真のいい人なら「はぁ、もういい人疲れたわ…やめたい」なんて思うことすらないんじゃない?
わたしは社会を生き抜くために『いい人』を演じていました。
当時はそんな自覚もなく、周りに合わせるのが正解だと思っていました。
自分で勝手に演じて消耗しまくって…今となってはなんで無理してたんだろう?という感じです。
『いい人』をやりきるのは至難のわざ。
わたし自身がいい人を演じるのをやめた結果、そう強く感じました。
わたしはわたしのままで、『いい人』は真のいい人にリスペクトを持っておまかせしましょう。
▼いい人って疲れるわりに見返りが少ない…理由をまとめました。
30代になって『いい人』をやめた結果、こう変わった
- 誰でもいい頼まれごとをされなくなった
- 自分の人生に集中できるようになった
- 合わない人が近づいてこなくなった
- ダメな私を好きになってくれる人に出会えた
1.誰でもいい頼まれごとをされなくなった
「それやるの、誰でもいいよね?(なんならあなた自身がやれば?)」ってことを頼まれても、いい人でい続けたいなら断れませんよね。
というより、「この人は断らないだろう」と思われているから、誰がやってもいいことを頼まれるんです。
なんとなく気まずいこと・嫌がられそうなことは、甘えやすい人に言うのが人間の本能。
いい人をやめて自分の意思をハッキリ伝えるようになってから、頼まれごとが一気に減りました。
- それって必要なことですか?
- わたしがやらないとダメなんですか?
- わたしには難しいです。
※最初は言うたびに勇気を出していましたが、今では当然の主張だと思ってます。
こうやって返事をするだけで、相手は「…じゃあいいや」ってなるんです。
つまり、その程度の頼みごとだった。
いつも「それ、わたしじゃなくてもよくない?」と心の奥では思っていたその気持ちをそのまま伝えてみてから、あっという間に解決して小さなイラっとがなくなりました。
▼不幸系ヒロインにならないために意識したいことまとめました。
2.自分の人生に集中できるようになった
いい人を演じていると、他人のために考えたり行動したりする時間が多くなります。
誰でもいい頼まれごともそのひとつですね。
「自分のためだけに生きましょう!」って言いたいわけじゃないんです。
心から喜ばせたいと思って誰かのために時間・お金・体力を使うなら消耗しません。
たとえば、大切な人の誕生日・お祝い事があったとき。
何をしたら喜んでくれるかな?と、計画を練るのってワクワクしかない!
でも、誰かの機嫌をとるため、評価されるために動いているなら、誰かの人生を生きていることになりませんか?
目標や理想に向かって、自分がやるべきことと向き合う時間に充てたほうが有益です。
もし、今は目標がなかったとしても、いい人をやめるだけで時間と心に余裕が生まれます。
すると、自分の好きなことをする時間・これからを考える時間ができて目標も見つけやすくなるんです。
▼『自分に関係あること』以外は気にしない思考を鍛えましょ!
3.合わない人が近づいてこなくなった
いい人をやめると、あなたのことを『都合がいい』と思っていた人たちは自然と離れてくれます。
最初は人が離れてくことに切ない気持ちになるかも。
「え、あの人も…?わたしって必要とされてないのかな?」なんて感傷的になったり。
でも、いい人を演じることで繋がった関係って結局広がらないし、続かない可能性が高いですよね。
いい人をやめたほうが自分で付き合う人を選べるようになります。
いい人をやめるのは「わたしは〇〇が好きで××は苦手!」と堂々宣言するようなものです。
その時点で合わないと思った人は近づいてこなくなります。
個人的には、食べ物の好き嫌いを伝えておくくらいの感覚やればいいと思ってます。
- 甘いものが苦手
- 生ものが苦手
- 激辛が好き
事前に伝えておけば、苦手なお寿司もスイーツ巡りも初めから誘われなくなって、大好きな激辛には誘われやすくなりますよね。
いい人を演じると「なんか合わない…」と思っても全員にいい顔しないといけなくなります。
関わる人を選ばず、苦手なこともガマンして生きるなんてストレスがとんでもないことになりません?
違和感のある人間関係をムリに維持しようとするのは破滅への道なので、勇気を出して手放しましょう。
4.ダメな私を好きになってくれる人に出会えた
決していいとは言えない困った一面って誰にでもありますよね。
いい人をやめると、そんな不完全な自分でも受け入れてくれる人がいることに気づけるんです。
たとえば、あなたが遅刻魔だったとします。
- なんで時間を守れないの?と怒る人
- 自分も10分遅れて待ち合わせ場所に行く人
- あらかじめ本を用意して読みながら待つ人
どのパターンも対応として間違っていませんが、1番さんとは仲良くなれなそうですよね?
というか、遅刻しなけばいい話ですが、誰にでも苦手はある!を前提に。
1番さんにとって、あなたとの約束はいつもイライラする時間になってしまいます。
あなたの遅刻癖は直らない
1番さんの遅刻を許せない考えも変わらない
ひたすらに平行線で、お互いの存在がストレスになりかねません。
ダメだとわかっていてもやめられない部分は誰でも持っていて、それが原因で誰かを巻き込んでしまうこともあります。
どっちが悪いとか正しいとかはさておき、お互いに歩み寄れないならどうしようもありません。
なので、あなたの苦手を理解したうえで関わってくれる人と仲良くしましょう。
あなた自身も相手のことを尊重して歩み寄ろうとすることを忘れずに。
▼ダメなのに変えられない…そう悩む部分は誰にでもある!
生きるってラクじゃない。下げられるハードルは下げるに限る!
いい人を演じるって本当にあらゆる能力を求められるんです。
過去に戻れるなら、当時のわたしに言ってあげたい。
「そんな難しいことよくやり切ろうとしたね!他のことにパワー注ぎなよ~!」
そもそも『いい人』っていう存在自体が他人目線で考えたもの。
誰かが評価してくれない限り、自分には価値がないことになってしまいます。
周りの目を気にしないことも誰からの評価も求めないことも勇気のいることかもしれません。
でも、できるだけ早く手放して『わたしはわたし』を、とにかく大切にしてあげましょう。
自分を貫くほうが大変に見えますが、それは最初だけ。
いい人を演じるほうが一生大変ですよ!