- いつも頑張りすぎてしまうのはなぜ?
- 完璧主義な自分に疲れてしまった…
- 肩の力を抜いて生きていきたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
以前の私は完璧主義で承認欲求が強く、頑張りすぎていました。
とにかく疲れるわりに報われないんです。
でも、意識的に『まあいいか!』を口にするようになってから、悩みがどんどん減っていったので、そのことについてシェアします!
Contents
完璧主義さんにおすすめな『まあいいか!』3つ
前提として、『完璧主義は絶対にやめるべし!』という、悪いものではありません。
特徴を理解してコントロールすれば、長所として活かすこともできる性質です。
完璧主義な自分が嫌!やめたい!と否定的になりすぎず、のんびりと6割セーブを目指してみましょう!
まずは、目の前の出来事に対して、3つの「まあいいか!」を活用してゆるく捉えてみるのがおすすめです。
3つの『まあいいか!』
- まあいいか!100点じゃなくても受け入れてくれるから
- まあいいか!自分も周りもリラックスできるから
- まあいいか!自分以外の誰かがやってくれるから
ふとしたときに、
「最近、前より気楽に生きられているかも…?」
と、気づくくらいのゆる~いスタンスからのスタートで大丈夫ですよ!
それぞれの「まあいいか!」については、次の章でまとめてみました。
3つの『まあいいか!』を意識すべき理由
- まあいいか!100点じゃなくても受け入れてくれるから
- まあいいか!自分も周りもリラックスできるから
- まあいいか!自分以外の誰かがやってくれるから
①まあいいか!100点じゃなくても受け入れてくれるから
何をするにも『周囲からパーフェクトを求められている』と思う必要はありません。
価値観は人それぞれなので、誰から見ても完璧な結果を出すことは不可能なんです。
そもそもできないことを求められても、どうしようもありませんよね!
たとえば、完璧なケーキを作って提供したとします。
価値観の違いによって、1人から称賛されても、2人からは100点をもらえません。
完璧であることに執着すると、全ての物事に対して『正解』を出そうと頑張りすぎてしまいます。
すると、今日はAさんの価値観に合わせ、
別の日はBさんの価値観に合わせ、また別の日はCさんの価値観にも合わせることに…。
常に誰かの評価を気にしつづけることになり、結局あなたはどうしたいの?状態に陥るんです。
誰かに評価されないと自分に価値を感じられなくなり、最終的には、自分自身の価値観をも見失ってしまいます。
今、100点じゃないと受け入れてもらえない環境にいる人。
もしあなたがその状態なら、過酷な場所からは離れて、視野を広げることも考えてみてくださいね!
②まあいいか!自分も周りもリラックスできるから
完璧主義さんの「失敗したくない!」という思いから生まれる緊張感は、周囲にも伝染してしまいます。
適度な緊張感はメリハリを作ってくれるので、時には必要。
でも、完璧主義さんが緊張しているときは周りが見えなくなっている場合が多いので注意してください。
ついピリピリしてしまい、知らず知らずのうちにプレッシャーを与えているかも…!
完璧にこなそうとしても、トラブルは理不尽に起きてしまうものです。
やるべきことをやったら、その後のことは楽観的に考えるように意識しましょう。
仕事でも恋愛でも、緊張しすぎずリラックスした状態でのぞんだ方がベストを尽くせることってありますよね!
▼ゆる~く考えましょ!
③まあいいか!自分以外の誰かがやってくれるから
全てのことを完璧にやろうとしなくても、誰かが代わりにやってくれるので頼ってみてください。
あなたにとって苦手なことが、誰かの得意なことかもしれませんよ!
自分で何でもこなせる人は尊敬されます。
でも、その反面、誰かが活躍できるチャンスを奪っていると解釈することもできるのです。
たまには得意な人に手伝ってもらって、誰かに頼ることも意識してみてください。
自分で全てやらなくてよくなると、時間にも心にも余裕が生まれるので一石二鳥ですね!
苦手なことにも挑んで1人で乗り越えるのは素晴らしいこと。
でも、それと同じくらい周りの人を輝かせたり才能を見出したりして、間接的に誰かを支えるのも心が満たされますよ。
脱・完璧主義!肩の力を抜いて生きるコツ6つ
- 「まあいいか!」を口癖にする
- 短所=個性としてとらえる
- 周りの人の『得意』を探す
- 休憩と集中のバランスを整える
- 夢中で楽しめる趣味を作る
- ひとつだけを極めてみる
「まあいいか!」を口癖にする
完璧を目指すスイッチが入りそうになったら、自分に声をかけてあげましょう。
「まあいいか!」を意識し始めると、徐々に自分を客観視できるようになります。
意外にもそれほど頑張らなくてもいいことまで、ストイックに取り組んでいたと気づけるはずです。
言葉の影響力は偉大!
ただ口にするだけなのに、フッと肩の力が抜けていくのがわかりますよ。
周囲の反応が不安でつい頑張りすぎてしまう人は、魔法の言葉として唱えてみる習慣を作ってみましょう!
▼ストレスを溜めないために日常の中でできる対策を紹介しています。
短所=個性としてとらえる
本人にとってはコンプレックスに感じている部分が、周囲から魅力的に映ることがあります。
周囲を見渡して「この中に完璧な人はいるだろうか?」とじっくり考えてみてください。
おそらく1人もいないはずです。
もし『完璧な人』を見つけられたとしたら、それは『あなたにとっては完璧に見える人』なだけかもしれません。
とらえ方次第で、短所こそが長所になりえるのです。
勇気を出して自分も他人も多面的に見るトレーニングをしてみてください。
ちょっとダメな部分が愛嬌に変わって、周りが助け舟を出してくれるなんてことはよくありますよね。
みんな誰かの役に立ちたいと思っているので、完璧にできなくても応援してもらえばいいのです!
▼短所を直そうとしなくてもいい!むしろ必要?ちょっと気がラクになる考え方はこちら。
周りの人の『得意』を探す
自身の短所を個性として捉えると同時に、周囲の人の得意は何か探してみましょう。
自分が苦手なことを得意とする人を見つけられれば、困ったときはその人に頼れば問題解決ですね。
いきなり頼るのはハードルが高いと感じるなら、
「それって、どうしたらうまくできるの?」と、コツを聞いてみることから始めてみてください!
完璧に見えるあなたでも苦手なこと、悩むことがあるんだな!と間接的にでも知ってもらいましょう。
フォローしてもらうきっかけにできるかもしれません。
誰かに頼られてイヤな気持ちになる人は、なかなかいないはずです。
周りの人の『得意』が何かわかったら、勇気を出して興味を持っている姿勢をアピールしてみましょう!
休憩と集中のバランスを整える
完璧主義さんが頑張りすぎてしまうのは、物事に集中しすぎてしまうからです。
「作業していたら、いつの間にか1時間も経ってた!」
なんてことがよくあるのではないでしょうか?
人が集中力をキープできる時間には限界があるため、適度に休憩を挟むのがおすすめです。
- 周囲の人に声かけをお願いする
- 先に1日のタイムスケジュールを組む
- あらかじめアラームを設定する
休憩時間はストレッチをしたりコーヒーを淹れたりと、意図的に自分を作業から切り離してみましょう。
定期的にリラックスできる行動をとることで、つい頑張りすぎてしまうクセを解消できます。
▼頑張りすぎる人は、定期的に自分の心と体をデトックスしてあげてくださいね!
夢中で楽しめる趣味を作る
ポイントは、誰とも比較せずにただ夢中になって楽しめる趣味であること。
完璧主義さんは周りからどう見られているか?を意識しすぎてしまう傾向にあります。
自分よりも他人にベクトルが向きやすく、高評価を求めるあまり、頑張りが過度になりがち。
だからこそ、ただただ楽しい!とシンプルに喜びを感じられる時間を持つのが大切。
誰かに評価されることを考えなくてもいいんです。
『自分がやりたくてやっている』という感覚を味わってみましょう!
趣味なら上手くできなかったとしても気にする必要ありませんよね。
「失敗したけど楽しかった!」と思える日が来たら、それは価値観に変化が訪れているのかも!
▼理屈抜きで心のままに過ごす時間も大切。
ひとつだけを極めてみる
完璧主義になってしまう原因の一つに、自分に自信がないことがあります。
失敗してしまう自分、100点を出せない自分には価値がないと考え、完璧であろうとしてしまうのです。
自信をつけるためには、何かひとつのことを極めてみるのがおすすめ。
ビジネススキルや資格のように、仕事に直結することじゃなくてもOK!
他人が理解できないマニアックな趣味を極めるのも、人間として面白く成長できそうですよね。
「〇〇のことなら私に任せて!」と胸を張れるくらい極められたら、
今より承認欲求が満たされて、背伸びしなくても等身大の自分を受け入れられるようになります。
完璧主義を卒業して今より楽に生きましょう!
完璧主義さんは「完璧主義から抜け出す方法」に対しても、完璧にチャレンジしようとするはずです。
まずは、そんな健気な自分をほほえましいなと褒めてあげましょう。
今回ご紹介した肩の力を抜くコツは、どれも日常的に試しやすいものなのでゆっくり変化を楽しんでみてくださいね!