- すぐにイラっとしてしまう性格を変えたい
- いつもご機嫌なあの人が羨ましい
- どうして不機嫌になってしまうんだろう?
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
アラサーって、年上にも年下にも人間関係が広がる時期でもありますよね。
環境の変化に追いつけなくなったのか、いつも不機嫌な自分に気づきました。
グチばっかり言って、他人の悪いところばかり探している…イヤな大人!
そんな私が、ご機嫌な大人になるために意識し始めた習慣についてまとめました。
Contents
【大前提】不機嫌でいると損してしまう理由
- 顔も心も老け込むから
- 人に避けられてしまうから
- ネガティブ思考になるから
- 毎日が楽しくなくなるから
顔も心も老け込むから
不機嫌の原因が何にせよ、いつもムッとするのがクセになっていると、顔も心も老け込みます!
私が「不機嫌って罪だ!」と思ったきっかけは、これです。
口角が下がったり眉間にシワが寄っていたり…険しい顔をしている自分に気づいて、恐ろしくなりました。
見た目はもちろんのこと、心も確実に老けていきます。
不機嫌は罪深い
- 許せることが少なくなる
- 受け入れられることが少なくなる
- 新たな出会いが少なくなる
- 価値観を広げようとしなくなる
不機嫌への対処法を身につけないと、『いつも怒っている人』という印象がついてしまうんです。
ほとんどの人は、いつも怒ってる人と仲良くなりたい!なんて、思わないですよね?
結果的に、新しい価値観にも巡り合えなくなってしまいます。
人に避けられてしまうから
不機嫌な人が周囲に与える印象は散々なものです。
不機嫌な人とは
- 怖そう
- 怒られそう
- つまらなさそう
- 面倒くさそう
- グチられそう
…切ないくらい、とにかくネガティブなイメージしか湧かないわけです。
なるべく関わりたくないし近寄りたくないと思われてしまうので、気づけば人が離れていきます。
困ったときや辛いときに力になってくれる人も、新しい気づきを与えてくれる人も現れないのは悲しいですよね。
ちなみに、1人でいることを自ら選択している人と、結果的に1人になってしまった人。
パッと見ると同じ『1人でいる人』ですが、中身がまったく違います。
ここは混同しないように注意しましょう!
ネガティブ思考になるから
ネガティブなこともポジティブなことも、日常の中で探せばいくらでも出てきますよね。
日頃から、どちらの感情に対してセンサーを張っているのか?がポイントです。
私が不機嫌になりがちだった時期、ネガティブばかりにフォーカスしていました。
「私ってかわいそう!」モードに入って、毎日不満でいっぱいでしたね…笑
きっと、ポジティブな出来事もたくさん起きていたはず。
自分の中で不機嫌で過ごすのがスタンダードになってしまうと、いいことが起きていても気づけません。
なので、結果的にグチや被害妄想だらけになってしまうんですね。
不幸が不幸を呼ぶって、結構その通りだと思います。
毎日が楽しくなくなるから
ネガティブな感情を持ち続けると、心が疲弊してしまいます。
心が健康的に動けていない状態なので、毎日つまらないなぁ…と、感じるようになるんです。
今この場で「誰かに向かって不機嫌をぶつけてみてください。」と指示されたら、ぐったりするのが想像できませんか?
不機嫌でいるって体力が必要なんです。
体力は有限で、生きている限り消耗するもの。
だからこそ、どんな出来事に対して、自分の貴重な体力を使うべきか考えてみましょう。
「不機嫌で体力消耗するのはもったいない!」
と、気づくタイミングが来たら、脱不機嫌さんの第一歩ですよ~!
ご機嫌な人になるための小さな習慣
- 寝る前に『今日の振り返り』を書く
- お気に入りの動画をストックしておく
- おいしいものを食べる
- 散歩をする
- 料理をする
- 思考のスケールを広げてみる
- ユーモアのある解釈をしてみる
寝る前に『今日の振り返り』を書く
そもそも、どんなときに自分の感情が動くのか理解すると、不機嫌になるタイミングを予知しやすくなります。
寝る前に『今日の喜怒哀楽』を振り返って、手帳やノートにメモしてみてください。
私はスマホのメモ機能を使って、5分くらいでパパッと記録しています。
1ヶ月くらい経つ頃には、だいたいの傾向が見えてくるはず!
こんな風に書き出して、自分が不機嫌になるときの条件を探してみるんです。
イラっとポイント
- お昼前になると不機嫌になっている
- 仕事のタスク3個以上になるとイライラ
- 特定の人と一緒にいるとイラっとしがちかも
何日もメモしていくうちに、イラっとするときの法則性が見えてきます。
改善策が思い浮かばないときは、そのシチュエーションを回避できるように工夫するだけでもマシになりますよ。
お気に入りの動画をストックしておく
自分で自分のご機嫌をとれる手っ取り早い方法は、10分前後の動画視聴タイムを設けること。
不機嫌になりそうなときは、冷静になって頭を切り替えましょう!
お気に入りの動画はタイプ別に、複数用意しておくのがおすすめですよ。
タイプ別ストック
- 笑わずにはいられない面白系
- 心が浄化される癒し系
- やる気スイッチが入るモチベ系
不機嫌といっても、『怒り』『悲しみ』『無気力』と原因次第で、違う感情が生まれます。
怒りから不機嫌になっているときには、やる気スイッチを入れるよりも動物の動画でほっこりするほうが落ち着きますよね!
タイプの違うお気に入り動画をいくつか用意しておけば、どの状態にも対応できて便利ですよ。
おいしいものを食べる
不機嫌なんて忘れて、好きなものを食べて、ハッピーホルモンを出していきましょう。
食事を楽しむ
- 我慢していたジャンクフードパーティー
- とっておきのお取り寄せを開封
- お気に入りの食器を使う
空腹のままだと、集中力が途切れやすくなりませんか?
集中できないから、仕事も家事も思うよりも時間がかかったりして、イライラするわけです。
不機嫌と空腹は、意外と関連性があると思ってます。
というのも、
私が不機嫌になる原因のひとつは『空腹』だったんです。笑
寝る前にメモをしていたら気づいて、自分の単純さに拍子抜けしました!
太ったり、肌荒れしたりしないように注意しつつ、ご機嫌とのバランスも気にしてみてくださいね。
散歩をする
天気がよくて明るい時間帯なら、気分転換に15分~30分くらいのお散歩をするのがおすすめです。
場所を移動するので、不機嫌の源から物理的に距離をとることもできます。
よく言う『頭を冷やす』みたいな時間が、自然と取れるんです。
軽く体を動かすことはリフレッシュにもつながって、ポジティブな気分になります。
お散歩をするのはハードルが低いので、なんとなく気分が沈みがちな日に5分だけでもやってみてください!
料理をする
感情でいっぱいになった頭をいったんリセットするためには、料理がピッタリです。
料理はマルチタスク作業。
同時進行でいろんな行動を取らないといけません。
特に、切る食材が多いメニューだと無の境地にたどり着けます。笑
不機嫌になりそうなときこそ、手間のかかる料理が気晴らしになるのかも!
イライラたちで埋め尽くしたままでは料理が進まないので、自然と感情のリセットをサポートしてくれます。
できあがりの頃には、ヒートアップしていた気持ちも落ち着きやすいですよ!
思考のスケールを広げてみる
世界や地球、宇宙規模までスケールを広げて、自分が抱えているイライラ・モヤモヤと向き合ってみましょう。
スケールを広げてみる
- 壮大な海、空、山
- 地球の始まりから今に至るまで
- 世界中で起きていること
ちょっと笑っちゃうくらい大げさなスケールの広さですよね。笑
でも、このスケール感で俯瞰して見るからこそ、頑張りすぎていた自分に気づけることもあります。
そんなに感情を揺さぶられるくらい価値がある問題なのか、もう一度考え直してみましょう。
不機嫌になってまでやることかな?と、肩の力を抜くきっかけにもなります。
ユーモアのある解釈をしてみる
「こんな不機嫌な顔をしているとき、目の前に推しが現れたら…?」
…現れないんですけどね。笑
妄想するのは自由だから、明るい妄想で気持ちを切り替えてみてください。
いつも不機嫌になるのはもったいないけど、いつもゴキゲンでいるのはハードルが高い。
だからこそ、好きなことのチカラを借りるんです!
誰かに意地悪をされたり、理不尽なことをされたりしてもご機嫌でいるなんて簡単ではありません。
ムッとしてもいいので一瞬で終わらせましょう。
うまくいかないときは、韓国ドラマの主人公になりきってみるのもありです。
やたらといじめられたり、次から次へとトラブルに見舞われたり…忙しいですよね。笑
大きな障害が現れるのは主人公なら避けられないエッセンス!とも言えます。
こんな風に、ユーモア満載の解釈をして気分を変えてみてください。
不機嫌が顔から消えるだけで、いいことが起きる確率は格段にあがりますよ!
やってはいけない不機嫌の解消法|要注意!
- 時間・お金のムダ遣いをする
- 他人を利用してしまう
- 感情的な行動に出る
時間・お金のムダ遣いをする
イライラを簡単に解消したいと思うと、お金や時間のムダ遣いをしてしまいがち。
ムダ注意!
- ネットショッピング
- 高額な食事
- SNSで発散
どれも瞬間的にはスッッッキリするんですよね!
だけど、冷静になったとき、ムダ遣いに気づいて後悔することになります。
なぜなら、ネガティブな感情に振り回されて、よく考えずにお金や時間を使っているから。
ものや時間を大切にできると、自分のことも大切にできるようになって、不機嫌が遠ざかりますよ!
不機嫌になるたび、買いものやSNS巡りで発散していませんか?
『気分がよくなるのは一瞬だけ』ってこと、覚えておいてくださいね。
他人を利用してしまう
恋人や友達、同僚に自分の不機嫌を察してもらおうとするのは避けてください。
不機嫌を察してほしいという気持ちは、自分本位で周囲の人たちを消耗させてしまいます。
察して!がNGな理由
本来は、自分から「こういう状況で困っている・嫌な気分だ」と、伝えれば済むこと。
自分のことを相手に伝える努力や工夫、勇気も出さずに、
「わかってくれない!」と不機嫌になるのは、自分都合でしかありません。
困っているとき、辛いときに周囲の人に頼ることは大切です。
なんなら「言わなくてもわかってほしい…」という気持ちも、よくわかります。
女性は特に、感じ取るのが得意な人が多いので、期待してしまうよね…!
でも、相手に丸投げしてしまったら、コミュニケーションは成立しません。
言わなくてもわかるなんてミラクルは起きないので、誰に対しても意思表示を忘れずに!
感情的な行動に出る
たとえ相手に非があって不機嫌になったんだとしても、感情表現の仕方には注意しなければなりません。
もし、伝えるべき相手がいることなら、『理由』と『希望』をきちんと伝える工夫をしましょう。
伝えるべきこと
- なぜ嫌な気持ちになったのか(理由)
- 今後はどうしてほしいのか(希望)
感情的に怒ったり泣いたりしてしまうと、相手にとっては『???』でしかありません。
理由も希望も伝えていないから、「どうした…?」と思われて終了です。
感情をぶつけてしまうと、お互いに嫌な気持ちになるし、根本的な問題にも至らないので、伝え方を意識してみましょう!
自分を大切にすると不機嫌から卒業できる
不機嫌になっても自分がしんどくなるだけ!
『不機嫌な自分』でいるよりも『ご機嫌な自分』でいたほうがラクってことに気づいてください。
毎日、自分を大切に扱おうと決めれば、少しずつ変えられるはずです。
もちろん、生きていればいろいろあるので、不機嫌な瞬間をゼロにするのは不可能。
でも、不機嫌をなるべく短い時間に抑えることはできます。
実践できそうなことから日常に取り入れてみて、いつもご機嫌な女性になりましょ~!