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いい人を演じても報われないワケ【自分を偽るとより生きづらくなる】

2023年7月19日

いい人演じても報われない

 

  • 他人を気遣っているのに損してばかり
  • 『いい人』をやめて嫌われるのが怖い
  • もっとラクな人間関係を作りたい

 

今回は、こんな悩みについて考えてみました。

私は30代を迎えてから『いい人』を演じてしまう自分を卒業できました。

一度きりの人生で、自分を偽ってまで手に入れるべきものって、あるのでしょうか?

いい人を演じてるけど、報われないことだらけな人が、立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

『いい人』を演じれば、ほしいものは手に入る?

  • 『いい人』にならないと目標達成できないの?
  • 自分の価値を他人に決めさせない

 

『いい人』にならないと目標達成できないの?

100年にも満たない短い人生。

限られた時間のなかで、いい人を演じて、消耗している余裕なんてありません。

 

いい人を演じた先、あなたはどう生きていきたいですか?

あなたには目指すゴールがあって、その達成のためには『いい人でいること』が絶対条件?

考えてみてください。

 

なんて強気に言っている私は30代を迎えて、やっといい人をやめられました。

いい人を演じない背伸びしない生き方を20代の頃からできたら、もっとよかったな。

ちょっとの後悔を込めて書いています。笑

 

今日から、あなたがあなたらしく、ありのままで生きたとしても、人生を棒に振るようなことにはなりません

 

このブログを読んでくれている時点で、きっとあなたは

他人を思いやれる・周りの目を気にする・善人であろうとする

そんな優しい人だからです。

幸せに生きる基礎体力は充分もってるはず!

 

▼いい人をやめてみて気づいたことをまとめました。

 

 

自分の価値を他人に決めさせない

たしかに離れていく人もいるだろうけど、それって『いい人じゃないあなたには利用価値がない』と思われたから

 

そんな人に対して、あなたはどう感じますか?

私は、「いや、私は便利グッズじゃないし!」って、バシッとツッコミを決めてやろうと思います。

 

それ、利用されてます

  • あなたがいると、雑用をやってくれるから
  • あなたといると、イケメンと出会えるから
  • あなたといると、なんでも聞き入れてくれるから
  • あなたといると、寂しさをごまかせるから

…隣にいる人、私じゃないとだめですか?って感じじゃないですか?

 

いい人を演じた先に、自分に残るものって何だろう?って考えてみてください。

 

30代を迎えるまで、私は流されるままにいい人を演じてきました。

自分を偽って無難にやり過ごすのが、社会を生き抜くコツだと思ってたくらい、自然とやってたんです。

 

当時の経験から、いい人って消耗するわりに報われないことに気づきました

次の章で、どんなときに「報われないな…」と感じたのか、具体的に紹介しますね。

 

▼いい人を演じてしまう自分を卒業できたのは、無職期間があったからです。

 

 

 

『いい人』を演じても報われないワケ

いい人を担当するのって、疲れるわりに見返りが少ない。かなり…

きっと、何かしらのメリットあると思って、いい人を演じるんですよね?

 

私はそうでした。

平和主義→全員と穏便な関係を築こう→自分が合わせないと

っていう、ちょっとずれた解釈によって引き起こされていたわけですが…笑

 

でも、この思考回路の元、かなり無理してました。

こんなに頑張ってるのになんで損ばかり?と思いながら

 

自分より他人を優先して尽くしているのに、いい人が報われない理由を考えてみました。

 

  • やればやるほど負担が増える
  • 評価されるのは『忍耐力』だけ
  • 結局、リスペクトされない都合のいい人

 

やればやるほど負担が増える

いい人を演じて、周りからの『いい人ポイント』を集めれば集めるほど、損することが増えます。

好感度が上がる分だけ、期待値も爆上がりするんですよね。

 

いつも神対応していると、普通の対応じゃ満足してもらえなくなります。

「本当は残業したくないけど、頼まれたからやるか~」

なんて、相手のために尽くしているうちに、それが当たり前になるんです。

人ってすぐに慣れる生き物なんですよね。

 

悲しいことに、『私じゃないとできないこと』って、世の中にほとんどありません

特に、会社での仕事は、代わりがいるからこそ組織として成り立っています。

 

あなたが神対応をやめて断ったら、きっと他の誰かを頼って解決するだけです。

そのくらい誰でもいいことに神対応させられても、あなたの心はすり減るばかりになりますよね。

 

▼女性の人間関係で悩んでいる人はチェックしてみてください。

 

 

評価されるのは『忍耐力』だけ

日本人の美徳として『忍耐』ってあると思いませんか?

来る日も来る日も粘り強く、ただ耐え忍ぶ人こそが報われる

みたいな価値観が。

私は個人的に「寒気がする…!!」って感じで、受け入れられないタイプです。

 

いい人は、忍耐力の強さを評価されがち

もちろん、それは正しいことで強みになるし、努力の結果だと思います。

 

でも、忍耐力の強さだけを評価されて、他の努力はスルーのまま終了することのほうが多い印象にあるんです。

いい人を演じる以上、もっと他者評価を得られてもいいはず。

 

それ以前に、あなたがいい人をやめて、本来の自分の姿を見て判断してもらうほうが、魅力は100倍見つかると思うんです。

 

頑張って自分を偽った結果、「よくガマンして貢献してるよね」という中途半端な部分だけが注目されます。

これこそ、いい人って報われない。と感じる瞬間です。

 

 

結局、リスペクトされない都合のいい人

いい人を演じても、結局は『都合のいい人』に落ち着くことがほとんど。

相手に合わせてばかりで耐えられないからと、勇気を出して断ったら不機嫌になられたり…

逆に、いつも断る人が珍しく神対応すると、ものすごく賞賛を浴びたりするんですよね。

 

こういう瞬間を目撃するたびに、

他人に合わせていい人を演じるのなんて、割に合わないな。」と、思うんです。

 

結局は、『都合のいい人』に自ら立候補していただけ。

替えがきくからこそ、あなたへリスペクトを持って接してくれる人は少なくなります

 

 

 

『いい人』をやめても『ひどい人』にはならない

いい人をやめられない人のなかには、

いい人をやめたいけど、今さらやめるほうが損。ひどい人だと思われてしまう。

と、思い込んでいる人もいます。

 

こう思われそう

  • ダメ人間
  • 自分勝手
  • わがまま
  • 空気読めない
  • 協調性がない
  • 仕事ができない

こんな風に思われると思ってませんか?

いい人の反対はひどい人。と思ってしまうから、やめようとする自分に罪悪感を覚えるんですね。

 

もちろん、悪い解釈をされることもあるかもしれません。

あなたのことを『いい人』ではなく『都合のいい人』だと思ってた人がいたならば。

 

でも、そもそも『都合のいい人』なんて不服ですよね?

そんな失礼な人のために都合よく生きていた自分から、卒業できただけで拍手なんです!

 

そして、それ以外の人にとって、あなたの印象はこんな風に変わります。

  • 意見をはっきり言える人
  • 自分のことで充実している人
  • 信頼できる人
  • 自立心の強い人

 

ほとんどの人は、リスペクトを持って、あなたの変化を受け入れてくれるはず。

だから、怖がらずにいい人から卒業してみましょ!

 

ちなみに…思ったより、みんな自分のことに夢中で、他人の変化には鈍感だったり。

少しずつNOと言える自分になれば、慣れてきた頃には、周りの態度も変わっているはずです。

不安なのは初めだけです!

 

▼自分に『完璧』を課すのもやめてみるのがおすすめです。

 

 

 

『いい人』を演じる努力よりも、自分を偽らない努力を

いい人を演じてしまう人から見て、自分らしくふるまっている人って、強い人に見えますよね。

私は「嫌われてもいいなんて、すごいなあ…」と思って眺めていました。

 

いざ、自分がいい人をやめてみて、嫌われるかもしれない行動をとったとき、

「あ、自分を偽らないで生きるほうが簡単だな」と感じたんです。

 

いい人をやっていても嫌われることはあります

だったら、本当の自分を見たうえで嫌ってもらいたいなって今は思うんです。

 

いい人をやめるには、『自分を知ること』『自分の目標を考えること』も同時進行するのがおすすめ。

努力のわりに報われないことに体力を注ぐのはやめて、ありのままで生きてみましょう!

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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