- 在宅で働きたいけど、これといってスキルがない…
- 未経験でも在宅ワークできるか知りたい
- 在宅ワークって何から始めればいい?
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
結論からいうと、スキルなしでも時間をかけて行動し続ければ、在宅で働けます!
私は、履歴書の資格欄がまっさらな在宅ワーカーです。
スキルなしの私が実際に在宅ワークを始めたときの手順をまとめてみました。
Contents
在宅ワークを始めるなら|働き方3パターン
最終的に目指す職種・働き方によって、在宅ワークの始め方は、主に3パターンに分けられます。
- A:在宅勤務ができる会社で働く
- B:フリーランスとして在宅で働く
- C:どちらも平行して働く
ちなみに、会社員として出社しつつ、副業で在宅ワークを始めて、実績を積んだらフリーランスに転身するパターンもあります。
このパターンが、結構スタンダードですかね。
でも、今回は『初めから在宅ワークだけをする』のを条件としているので、除外させてもらいます。
以下では、それぞれのパターンの特徴をまとめてみました。
A:在宅勤務ができる会社で働く
パターンAは、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
チェックリスト
- 今現在スキルをもっていない人
- フリーランスより会社員として働きたい人
- 安定収入で独立準備をしたい人
在宅ワークはスキルなしでもフリーランスとして始められます。
やりたいことが決まっている人は、すぐにでもスタートできるってことですね。
ただし、しばらく安定収入は見込めない点が大きなデメリット。
在宅勤務ができる会社に就職すると、スキルを身につけながら収入も確保できるので、まずはここからスタートしてみるのが低リスクですよ!
B:フリーランスとして在宅で働く
以下のどちらかに該当する場合は、フリーランスとして在宅ワークを始めてみましょう。
チェックリスト
- すでにスキルを身につけている人
- すでに副業として実績を作っている人
- 半年~1年ほど生活できるだけの貯蓄がある人
スキルや貯蓄があれば、今の仕事をやめてフリーランスになってみるのもありです。
C:どちらも平行して働く
在宅ワークができる会社で働きながら、スキルを活かした個人ビジネスも平行して展開したいなら、このパターンがおすすめです。
チェックリスト
- 複数の収入源を用意しておきたい人
- 会社員とは別のキャリア形成がしたい人
- コミュニティを広げたい人
パラレルキャリアのメリットは、いろんなリスクを分散できる点にあります。
会社勤めでも個人事業主でも、いつ何が起こるかわかりません。
収入源をいくつか作って自衛できる環境を作っておくと、メンタル的にも安心ですよね!
また、仕事をいくつか持っていると、出会う人や経験できることにも幅が生まれます。
価値観を広げるチャンスにもなるので、好奇心旺盛な人にもおすすめです。
【実体験】スキルなしのアラサーが在宅ワークを始めるまで
私の場合、まずは在宅ワークができる会社で働くことにしました。
最終目標は『フリーランスとして在宅ワークをすること』ですが、スキルを身につける時間がほしかったから。
転職しようと決めてから、実際に働き始めるまでに意識したポイントをまとめてみました!
- 求人検索は絞り込みすぎない
- 応募前に3つのポイントを確認
- 採用されるまでひたすら応募
- 新しい仕事に慣れる
- 自分会議で方向性をチェック
①~③までは仕事探し中、④~⑤は入社してからの行動について、それぞれ意識していたことです。
次の章で、具体的に説明しますね!
スキルなしでもできる!在宅ワークの始め方ポイント5つ
- 求人検索は絞り込みすぎない
- 応募前に3つのポイントを確認
- 採用されるまでひたすら応募
- 新しい仕事に慣れる
- 自分会議で方向性をチェック
①求人検索は絞り込みすぎない
求人サイトをいくつも開いて、ひたすら検索することから始めました。
在宅で働けるってことは、通勤圏内じゃなくてもいいわけで、全国の求人すべてが対象になるんです。
情報の母数は多いに限りますよね!
求人サイトを開いたら、以下のワードで広く検索してみましょう。
おすすめワード
- 在宅ワーク
- 完全在宅
- フルリモート
- 在宅勤務
このとき『未経験』というワードも合わせて検索したくなるところですが、とりこぼし回避のためにも、いったん入れずに調べてみてください。
とりこぼし注意!
- 経験ある職種で募集があるかも
- 記載がないだけで未経験でも応募可かも
まずは広く検索して、徐々に条件を絞り込んでいくことで、希望に合う仕事を見落としにくくなります。
在宅ワーク以外にも譲れない条件があれば、リストアップしてから調べるとスムーズです。
私の場合は、最終的に『在宅勤務』+『住んでいる地域名』+『営業事務』の条件3つで、希望に合う仕事を見つけました。
②応募前に3つのポイントを確認
気になる求人をいくつかピックアップしたら、以下の3つのポイントと照らし合わせてみましょう。
チェックポイント
- これまでの経験を活かせる仕事か
- 負担のない働き方ができる仕事か
- スキルアップにつながる仕事か
これまでの経験を活かせる仕事か
過去の仕事での経験だけに限らず、趣味や日常生活までイメージしてみてください。
興味を持てることや、得意要素が見つけられることであれば、意外とすんなり覚えられるものです。
すごい人たちも、最初の瞬間を乗り越えたから『スキルがある今』を迎えられているんです!
気づいていないだけで、自分にとって当たり前なこと=得意なことだったりするので、ぜひ自己PRに活用しましょう。
関連性があるかも
- SNSが好き:動画編集・SNS運用
- 文章を書くのが好き:Webライター
- ゲームが好き:エンジニア・ゲームテスター
- 交友関係が広い:秘書・コールセンター・営業事務
負担のない働き方ができる仕事か
3つの中でも特に重要なのは、負担のない働き方ができる仕事か見極めることです。
そもそも、負担が大きすぎる仕事は誰にとってもよくありません。
ステップアップしたいと考えている人にとっては、より大きな問題になります。
パターンB・Cを目指すなら『在宅で働ける会社へ入ってからどう行動するか?』こそがポイントですよね。
時間にも心にも余裕がなくなると、フリーランスやパラレルキャリアへの切り替え準備どころではありません。
要注意!
- あきらかに残業が多そうな求人
- 責任重大なポジションの募集
- 出社が義務化しそうな仕事内容
スキルアップにつながる仕事か
今後の目標実現に向けて、必要なスキルを習得できる仕事か確認しましょう。
もし、やりたいことに直結しない仕事だったとしても、負担の少ない働き方ができる環境なら、勉強する時間を作りやすいので問題ありません。
スキルを身につけるには『会社で経験を積む』以外にも方法はあるので、時間のやりくりを工夫してみましょう。
会社以外で学ぶ
- オンラインで受講
- 専門書を読む
- テキストで勉強
- クラウドソーシングで実践
- すでに実績のある人と会話
③採用されるまでひたすら応募
気になる求人を3つのポイントと照合できたら、あとは採用されるまで応募し続けるだけです。
サクッと決まらなくても、ここでねばるのが超大切。
仕事探しって、物件探しと同じようにタイミングがあります。
厳しい現実にぶつかっても、あきらめない姿勢をもちましょう!
私自身は、3ヶ月かけて在宅で働ける会社を探して2社応募しました。
結構ラッキーなほうだったのかな?と思っています。
すぐにでも収入が必要な緊急事態でない限り、少なくとも半年はチャレンジし続けてみてください。
もし時間がかかったとしても、転職活動期間をスキルアップ期間として活用することもできます。
- 本やオンラインで勉強
- クラウドソーシングで仕事を受けてみる
④新しい仕事に慣れる
この時点で、パターンAを目指している人の目標はクリアできました!
①~③の手順をていねいに繰り返していれば、スキルなしでも在宅ワークを始められます。
とにかく行動するのをやめないでくださいね。
新たな目標ができたときや、チャンスが舞い込んだときのために、働きながらスキル習得を目指すのもおすすめです。
パターンB・Cを目指している人は、思わぬ落とし穴に注意しましょう。
入社後、新しい仕事を覚えることに集中しすぎて、周りが見えなくなってしまった経験ってありませんか?
フリーランスになりたい・パラレルキャリアを形成したいと思っているなら、あくまで入社は通過点。
視野が狭くならないように、肩の力を抜いてマイペースに働いてくださいね!
⑤自分会議で方向性をチェック
仕事に慣れてきたら、定期的に方向性がズレてきていないかチェックしてみましょう!
在宅ワークを始められたことで満足してしまうと、将来について考える時間が減ってしまいやすいんです。
特に、フリーランスやパラレルキャリアへの転身を考えている人は、自分会議の時間を忘れないようにしましょう。
仕事のことだけに限らず、
『自分はどう生きていきたいのか』を定期的に考え直すことは、人生全体をより豊かにしてくれますよね!
方向性を見直したら、働きながら目標クリアに向けて計画を進めていきましょう。
在宅ワークを始めるなら行動しつづけること
「結局、ポイントは行動してみるってことだけかい!」
と言ってしまえば、確かにその通り…。
仕事は探せばたくさんありますが、選ぶとなかなか見つかりません。
でも、自分で納得いく仕事を選びたいですよね?
それなら、たくさん行動して、少しでも多くの求人に出会って、可能性を広げていくのが最強です!
もし、『在宅で働く』ってことを絶対条件にしているなら、そこは譲らずに進んでくださいね。
スキルを身につけておくと自分の可能性を広げやすくなるので、在宅で働きながらもスキルアップし続けるのがおすすめです。
私も何か勉強しながら、パラレルキャリアを目指します!
一緒に頑張りましょ~