今回は、『時間』と『体力』の使い方を見直して、自分の人生のカスタマイズ性を高めようってお話。
「もっと自分の理想どおり自由に生きたい!」
といつも願うけど、去年も一昨年も結局変わらず…そんな自分を責めるまでが1セットで年末恒例行事みたくなってませんか?
でもね、そりゃ仕方ないわ。と思いまして。
だってね、みんな目の前のことをこなすのに忙しすぎて、ほかのことに注目する余裕なんてないよ。
余裕=時間と体力の残量
で決まるので、自分を責めるのをやめて余裕作りに集中しましょ!
Contents
願望を叶えるための環境整ってますか?
やりたいことをやろう!とかやりたいことに出会おう!とか、思っているのになかなか踏み出せない。
その理由は、たいていこのどっちかまたは両方。
- やりたいことをやる(探す)時間がない
- やりたいことをやる(探す)体力がない
「それって言い訳だよね?時間も体力もなくてもやる人はやるよ?」
って、ストイックマンに一刀両断されたりして…(結局は"言い訳"だから図星なのよね)
けどさ、言い訳だろうとなんだろうと、本人が「できない」って思い込んでいるならそれが事実。
時間(体力)がなくてその気になれないってことだもんね。
じゃあ、「やりたいことできないままの人生でした。お疲れさまでした。」で終了してもいいの?
と言われると、それは後悔しそうだからやりたい!でも時間(体力)が…
こんな感じでこのままだと堂々巡りコースまっしぐらです。
なので、やりたいことをやろう(探そう)とする前に、できそう!って思える環境作りに集中してみるのはどうでしょう?
できそう!って思える環境の基本条件
『時間』と『体力』に余裕があること
この条件を満たすために、現時点の自分は、時間と体力を毎日どんな風に使っているか自覚するところから始めます。
というわけで、次の章で時間と体力の使い方を整理整頓する手順をまとめました。
ノートを広げて書き出してみましょう!
『時間』と『体力』を見直そう
- 時間の使い方を見直す
- 体力の使い方を見直す
- カスタマイズする
1.時間の使い方を見直す
1日の時間の使い方を整理してみましょう。
7~8時間は眠っていると想定して、残り16時間の内訳をチェックします。
考え方はとってもシンプルで、この2つのどちらかに当てはめてみてください。
- 減らしたい時間
- 増やしたい時間
朝起きてから夜眠るまでを振り返りながら考えるとスムーズです。
減らしたい時間
自分の人生からこういう時間が減っていったら幸せだなぁ…と感じるときをリストアップします。
- 貴重な時間を奪われてる!と感じるとき
- 自分から時間を捨てにいっているような感覚になるとき
- 当たり前のようにやってるけど「この時間必要ある?」って疑問に思うとき
思い浮かべてみましょう。
ストレス満載だった頃のわたしは、減らしたい時間がすご~く多かったんです。
例として紹介しますね。
- 出社前にメイクをしているとき
- 通勤しているとき
- 残業しているとき
- 職場でやることもなくボーっとしてるとき
- 職場の謎ルールになぜか従うとき
- なんとなくスマホを触っているとき
- 噂話・悪口の場にいるとき(ネットでも)
- 本当は興味がない予定に参加しているとき
- 1人が寂しいから惰性で誰かと過ごすとき
ささいなことでもたった数秒だけのことでも書いちゃいましょう。
現状を把握するためには、より具体的に書くことをおすすめします。
増やしたい時間
『減らしたい時間』とは反対に、時間が足りない!もっと注ぎたい!と思うのはどんなときですか?
わたしの場合は、こんな感じ。
- ノートやブログで書く作業をしているとき
- 編み物をしているとき
- 数秘の勉強・読み解きをしているとき
- ゆっくりお風呂に浸かってるとき
- 朝からお散歩しているとき
- 大切な人とくだらない話をしているとき
- おいしいものを食べているとき
- 好きなドラマを一気見しているとき
これから増やしたいと思ってる時間でもOKです。
「時間があったら〇〇できるのになぁ」の〇〇を書き出すイメージ。
2.体力の使い方を見直す
体力は可視化できないものなので、「疲れたなぁ」と感じたときの印象を基準に整理しましょう。
時間と同じように、1日の行動を振り返ってどちらかに分類してみてください。
- ずっしりとした疲れを感じる
- 爽快感のある疲れを感じる
※体力=肉体的・精神的どちらも対象です
ずっしりとした疲れ
『減らしたい時間』と同じく、貴重な体力が奪われていく…と感じること、ムダに消耗してるなと感じることがあればリストアップします。
たとえばこんな風に、仕事中や自宅にいるときにじわ~っと疲れを感じることってありませんか?
- 仕事でたくさんの人と連絡を取ること
- 仕事の細かすぎる運用ルール
- 残業・仕事の巻き取り
- 毎日仕事のために早起きすること
- 帰宅後の食事作り
- SNSでいろんな言葉を浴びる感覚
- 深夜までダラダラ起きてしまうこと
一般論は忘れて、自分自身が「しんど…」って感じることならどしどし書きましょう。
爽快感のある疲れ
体力を使った実感はあるけど、そこに不快感・もったいない感がないこと。
むしろ、このときのために体力を温存しておきたいな!と思える"いい疲労感を与えてくれること"があればリストアップしましょう。
- 知識・経験の習得(できない→できるの成長など)
- プロジェクト成功(仕事やダイエットの目標クリアなど)
- 趣味に没頭すること
- 友人と時間を忘れてたくさん笑うこと
思い浮かばない場合は、願望でもOKです。
「余力があったら〇〇できるのになぁ」の〇〇を埋めていきましょう。
3.カスタマイズする
改めて『時間』と『体力』基準で1日を見直してみると、「自分、毎日頑張ってたんだなぁ」って気づけませんか?
いろいろあるけど、みんなよくやってる!
まずはそのことを噛み締めて、自分自身を労ってあげましょう。
そのあとは今後の計画です。
時間と体力の使い方を自分の望んでいる方向に近づけていきます。
- 時間不足:減らしたい時間リスト
- 体力不足:ずっしりとした疲れリスト
※ネーミングセンスは気にしないでください(^^)
それぞれのリストから"すぐやめられること"や"簡易化できること"など、アイデアを出しながら処理していきます。
段階的に『減らしたい時間』から『増やしたい時間』にスライドできればOKです。(体力も同様)
一気に変えるのも疲れちゃうので、3ヶ月~半年でゆるやかに調整するイメージだと、負担が軽くていいかなと。
ちなみに、時間が足りないときに『睡眠』を削るのは避けてくださいね。
手っ取り早いけど、体力を失うので本末転倒です。
精神論だけでは乗り切れないのだ
「どんなことがあったって乗り越えて、いつも前を向いて進んでやるんだ!」
この精神だけでどうにかなれちゃうのは、漫画やアニメの主人公だけ。そう思っておきましょ。
モチベーションや意思ってとっても大事だけど、それだけでは立ち上がれないし乗り切れないのが正直なところですよね。
なので、お膳立て作戦です。
時間にも体力にも余白ができたら、何かやりたくなっちゃうかも。
時間はなくても体力があれば、合間の時間で行動する気が起きやすくなるかも。
体力はなくても時間があれば、小さな行動からゆっくり時間をかけてスタートを切りやすくなるかも。
『時間』と『体力』に余白を生み出すことで、自分をその気にさせちゃいましょう。