- Twitterをやってるとなんだか疲れる
- HSPとTwitterって相性悪い?
- 疲れにくいTwitterの使い方を知りたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
結論からいうと、Twitterは刺激が多くて、HSPさんにとってストレスになりやすいものです。
どんな人でも目的を持って使わないと、振り回される可能性が高いので、上手に距離をとりましょう!
Contents
HSPさんはTwitterに振り回されやすい
HSPの特徴についての解説と、特徴から考えるTwitterとの相性についてまとめました!
おまけに、HSP気質のとらえ方で注意してほしい『ラベリング』のお話も…。
大切なことなので、知っておいてもらえるとうれしいです。
- HSPとは?4つの特徴について
- HSPさんとTwitterの相性
- 【注意!】HSPだから・HSPなのに…の乱用は危険
HSPとは?4つの特徴について
HSP気質の人には、以下4つの特徴があります。
※それぞれの頭文字から『DOES(ダズ)』と呼ばれています。
HSP気質とは?
- D:深くじっくり考える(Depth of processing)
- O:刺激に敏感で疲れやすい(Overstimulated)
- E:共感力が高く、影響を受けやすい(Empathy and emotional responsiveness)
- S:些細なことに鋭く反応する(Sensitivity to Subtleties)
つまり、些細なことからも刺激を受けやすく、よーく考える人。
そのうえ、共感力が高いため、他人の感情に振り回されやすい人でもあります。
▼HSPについて詳しく理解したい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。
HSPさんとTwitterの相性
Twitterは『情報の宝庫』です。
情報の量が多い
情報のスピードが速い
どんなジャンルの情報も見つかる
人間にとって、情報過多はストレスにつながります。
多ければ多いほど、脳がフル稼働で情報処理することになるからです。
なかでも、『刺激に敏感でじっくり考える』という特徴を持つHSP気質の人にとっては、より負担が大きくなってしまいます。
すべてのツイートに反応していたらキリがありません。
と、わかっていても受け流せず、じっくり考えてしまう…。
結果的に、HSP気質を持つ人はTwitterに振り回されやすい一面があるといえます。
【注意!】HSPだから・HSPなのに…の乱用は危険
少しTwitterとは関係ないお話ですが…HSPについて理解するうえで、注意しておきたいことがあります。
それは、本人も周囲もHSPを『ラベリング』しないことです。
「私はHSPだから〇〇ができない。」
「あなたはHSPなのに〇〇だよね。」
と、枠にはめて決めつけてしまうことを『ラベリング』といいます。
「A型なのにできないの?」
「B型だからわからないよね!」
と、(冗談だったとしても)血液型で判断されて、不愉快な気分になったことはありませんか?
ここまで『HSPとは〇〇だ。』と、説明しておきながら、決めつけはダメ…?と、混乱させてしまったかもしれません。
もちろん、本人も周囲も「HSP気質も持っている人」として、理解することは大切です。
でも、HSP気質がその人のすべてではありません。
HSP気質を持っている人は、みーんな同じ人間ということになってしまいますからね。
もし、HSPを理由に、自分や他人のチャンスを潰してしまっているかも?と思う節があれば、要注意です。
『理解』を超えて『決めつけ』になっていないか、考えを見直してみてくださいね。
HSP気質の私がTwitterをやらない理由は『疲れるから』
私は今までに3回、Twitterやってみようかな!と思ったことがあります。
Twitter挫折歴
- 1回目:SNSならとりあえず登録!と、若者の気まぐれで。
- 2回目:何か新しいことを始めてみたいという好奇心で。
- 3回目:WebライターならTwitterを使うべし!と聞いたのがきっかけで。
でも、いつもすぐにやめてしまいます。(1週間つづけば拍手!)
理由はシンプルで、いろいろと疲れる要素が多いからです。
なかでも、これが疲れの原因だ!と思った点をまとめました。
- 情報量が多すぎて疲れる
- 賢いツイートだらけで疲れる
- ネガティブな言葉に疲れる
情報量が多すぎて疲れる
Twitterこそ、情報の取捨選択スキルが試されるSNSではないでしょうか。
フォローしていなくても、画面いっぱいにツイートが表示されますよね。
とめどなく流れてくる情報や感情たちに対して、処理が追いつかず完全に酔ってしまうのです。
フォローしていない=求めていない情報なので、それが視界に入ると、強引に押しつけられた感覚におちいります。
相談してないのにアドバイスされたときの、虚無感とも似てるかも。
視界に入ってしまった以上、情報としてインプットされちゃいますからね。
賢いツイートだらけで疲れる
私がWebライターをやっているときに感じたことです。
『Webライターで仕事がほしいなら、Twitterでもアピールした方がいい』
という情報を目にしたのがきっかけで、とりあえずアカウントを作って観察してみました。
当然、お仕事系ツイートが流れてくるわけですが、ストイックというか…なんかキレッキレなんです。
何のことかわからない横文字とか、たっくさん見かけました。笑
「お、おぉ…す、すごいですね…!」
と、圧倒されるばかりで、ツイートを見れば見るほど疲れる…。
前向きな刺激を受けることもなく、疲れきって終了!
あまり人間味がなくて、ちょっと怖かったんですよね。
読み手を意識してツイートしていたのだろうけど、個人的に読んでいてしんどくなりました。
ネガティブな言葉に疲れる
『140文字だけで表現する』って、とっても難易度の高いこと。
意図せず何気なくしたツイートで、誰かを笑わせることも、悲しませることもできてしまいます。
Twitterの利用目的によっては、本当にただただつぶやくためだけに使ってる人も多いですよね。
もちろんSNSの使い方は、個々の自由ですが、
- 不快な気分になる表現
- 誰かを傷つける表現
など、見かけるだけで暗い気持ちになりそうなツイートも目立ちます。
そのときはスルーできたとしても、心の底にどんよりした気分が居座り続けることもあるんです。
Twitterとのちょうどいい距離感を見つけるコツ
HSPさんに限らず、Twitterとうまく付き合うには、適度な距離感を見つけるのが大切です。
Twitterとのちょうどいい距離感を見つけるために考えるべきことをまとめました。
苦手だけどどうしてもTwitterを使いたい人、仕事で使う必要がある人や、徐々に離れたい人の参考になればうれしいです。
- やる目的をハッキリさせる
- 制限時間を設ける
- 影響されやすいことを自覚する
やる目的をハッキリさせる
ただつぶやくために使うよりも、目的を絞って使うのがおすすめです。
趣味のため
推し活のため
仕事のため
目的が決まっていると、情報が整理しやすくなります。
特定のジャンルだけの情報に絞られるので、脳がパニックになりにくいのです。
興味のないツイートに遭遇する可能性も低くなり、ストレス軽減につながります。
Twitter疲れるのにやめられない…と、なかなか抜け出せなくなっている人は、目的を考え直してみてくださいね!
制限時間を設ける
1日の利用回数、利用時間に制限を設けましょう。
20代~30代のTwitter平均利用時間は、約20~25分/日
とされています。
もし、平均よりも上回っている場合は、減らすことから意識してみてください。
Twitterを見始めると夢中になってやめられない人は、シチュエーションで使うタイミングを決めるのがおすすめですよ。
Twitter制限
- 通勤中、A駅~B駅の間だけ使用OK
- 仕事の休憩中だけ使用OK
- 寝起き10分・寝る前10分だけ使用OK
1日たった20分と思いきや、1週間つづけると約2時間半、1ヶ月なら10時間まで膨れ上がるんです!
もし、暇つぶしにTwitterを使っているとしたら、毎月10時間がなんとなーく消えていることになります。
▼時間は有限!使い方を工夫しましょ~
影響されやすいことを自覚する
たくさんの情報に触れてもブレない人もいますが、HSP気質の人はブレがち。
共感力が高くて、他人の感情に影響されやすい
この特徴を忘れないようにしましょう。
Twitterを見た後、暗い気持ちになっていると思ったら、ネガティブなツイートの影響を受けたということ。
毎日繰り返すうちに鈍感になってしまいますが、小さなストレスを蓄積しつづけることになります。
少しのイライラ、少しのモヤモヤを放置してしまうと、大きな悩みへと成長してしまうのです。
自分の感情をコントロールできないと思ったら、Twitterとの距離感を見直しましょう。
▼考えすぎを強制終了する方法もシェアしてます。
疲れを感じたら距離をおくのが自分のためになる
そんなこんなで、私はTwitterをやらないことにしているわけですが、
『やらない』というよりは『苦手すぎてやれない』が正しい表現かもしれません。
Twitterとのちょうどいい距離感を見つけるコツとして、『目的』『時間』『影響されていないか』のポイント3つを紹介しました。
私の場合、目的がなかったのでTwitterから離れることはすぐに実行できました。
仕事で必要だけどTwitterが苦手な人は、本当の本当に必要か再確認してみてください!
そんなに苦手なことをしてまでやる仕事って…望んだ成果はでるのでしょうか?
SNSには相性があるので、直感を大切に、なんか違うな…と思ったら距離を取るようにしましょう!