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自分の内側(本音)と外側(言動)のチューニング

自分の内側と外側のチューニング

 

自分の心の奥底にある本音と、実際にとっている行動や発言、一致してますか?

わたしはすぐズレそうになるので、定期的にチューニングをしています。

 

  • 最近うまくいかないな
  • どんより気分が続いている
  • 今の自分は好きじゃないかも
  • 妙に頑張りすぎてしまう

こんな風に感じるときが増えたら、自分の内側と外側がちぐはぐになってきているサインです。

今回は、自分の内側と外側のズレを解消するために実践していることをまとめました。

 

内側と外側のちぐはぐ問題

自分の内側(本音)と外側(言動)のちぐはぐを解消すると、生きづらさはグンと和らぎます。

どんなこともシンプルになるからです。

眠たいなら眠ればいいし、幸せになりたいなら幸せを感じられる行動をとればいいし、挑戦したいなら挑戦してみればいい。

 

けど、社会の中をシンプルに生きることって簡単じゃありませんよね。

『本音と建前』なんて言葉が存在するように、どこかで折り合いをつけなければいけなかったり、表と裏の使い分けが必要だったり…。

大人になるにつれ、流されたほうがラクかも?と感じちゃうときが多々ある。

だから、自分の内側と外側ってすぐにズレちゃうの

 

でもね、内側と外側がズレた状態で得る安心感・幸福感ってなんか表面的…。

自分の本音を無視したままで得るものってそもそも違和感だし、周りからは羨ましがられたとしても自分自身は満たされない感じ?

 

時間はかかるし覚悟も必要だし、周りに理解されないかもしれないけど、わたしは自分の本音に従って素直に行動して生きたいな

そのほうがずっと心地よいと気づいて以来、定期的に内側と外側のチューニングをしています。

 

 

 

内側と外側をチューニングしよう

ノートを広げて自分の内側と外側の状態を書き出しましょう。

  • 内側:本音・望み・心の声・感覚
  • 外側:言動・体調・時間やお金の使い道

可視化することで、頭の中だけで考えるよりも整理しやすくなります。

 

内側→外側、外側→内側、考えやすいほうから導き出してみます。

  • 外:毎日残業している
    内:仕事以外を充実させたい
  • 内:疲れた、癒されたい
    外:暗いニュースばかり見ている

どちらも内側(本音)と外側(実際の言動)がちぐはぐなので、内側=外側にするためのチューニングが必要です。

 

書き出すときのポイントはこの2つです。

  1. 奥底の本音を認める
  2. 外側を変えるための対策を練る

 

1.奥底の本音を認める

人間って自分で自分を守るために、自分自身に嘘をつくことがあります。

なので、内側はすぐに本音を言ってくれない可能性が高いと思っておきましょう。

 

たとえば、わたしの場合。

通勤・厄介な人間関係・残業・早起き、どれも嫌なことなのに、毎日やっていました。

自分の内側に問いかけると、「嫌だけど、大人ってそういうものだよね?(諦め)」なんて言っている。

本音がそう言うなら仕方がないか…と、今日も嫌々生きる。

こんな感じで、内側が閉ざしてしまって外側に合わせて生きようとしていました

本音に従って生きていくのは難しいって思い込んでいたから、嘘をついていたんです。

 

奥底にある本音を認めないと先に進めません。

でも、内側がすぐにさらけ出してくれるとも限らないので、「ホントにそれが本音なの?」と問いかけながら気長に付き合ってあげましょう。(わたしは1年くらいかかったよ)

 

 

2.外側を変えるための対策を練る

チューニングが合っていなければ、一致させるための対策を考えます。

内側を軸に外側を合わせていくので、自分の本音を変えようとするのはNGです

※内側を変えようとするのは、好きじゃない人を好きになろうとするみたいな努力に似てます。

 

  • 外:毎日残業している
  • 内:仕事以外を充実させたい

内側の「仕事以外を充実させたい」を叶えるために、外側の状態(言動・体調・時間やお金の使い方)を変える対策が必要です。

 

ポイントは、細分化してハードルを低くすること

対策例

  • 早く出社して早く始業する
  • 残業しない宣言をする
  • 断る仕事を決める
  • 仕事量調整の相談をする
  • 定時退社の部署・会社を探す
  • 出社しない働き方を開拓する
  • 会社の近くに引っ越す
  • 会社以外のコミュニティに参加する
  • 趣味の予定を先に埋める

自分のために自分のことを考えたこの時間に意味があります

試してみると変化が生まれるので、次のチューニングではまた新たな発見があるかもしれません。

 

 

 

自分自身となんでも話せる関係に

人生に絶望していた頃のわたしは、スーパーちぐはぐマンでした。

自分の内側を封じ込んで生きていたから、振り返ってみると「あなた誰ですか?」って感じがします。

 

内側を気にかけないってことは、『誰かのために誰かの望む人生を生きてる人』になるってことです。

誰にも好かれないのは悲しいけど、自分自身に好かれないのはもーーっと悲しい

 

内側に合わせて外側を決めるようにしてから、前よりも自分のことが好きになりました。

わたしの内側はめんどくさがりで怖がりで全然ダメダメだるだるだけど、かっこつけず正直に話してくれるのでなんだか愛らしいな~って。

気長に広い心でチューニングやってみてください、おもしろいですよ!

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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