- ネガティブ期が続いて気分が沈みがち
- 落ち込んだときの対処法が知りたい
- ネガティブになる自分を変えたい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
私にも定期的にやってきます。
昨日の前向きさはどこに行ったんだろう?っていうくらいズドーンと落ちる日が…。
でも、ネガティブ期は自分のために必要な時間。
「張りつめてない?ちょっと休もう」の合図なんです。
上手に付き合えば、ゆるやかに落ち着いていきますよ!
Contents
ネガティブ思考が止まらないときは誰にでもある
どんな人でも落ち込む日は必ずあります。
「この人、いっつもポジティブで羨ましいなあ…」
と、周りから思われている人だって、きっと落ち込む瞬間があるはず。
仮に100年生きたとして、落ち込むのが年に1回だけだったとしても、一生で100回は落ち込むことになるんだから。
いいんです、落ち込んでも。
「私ってなんでこんなダメなんだろう…」
と、思うときがあっても、今はそういう時期。抗わなくても大丈夫です。
ホメオスタシスが機能しているだけ
『ホメオスタシス』という言葉を聞いたことがありますか?
ホメオスタシスとは
生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のこと
引用:Wikipedia
たとえば、体温。
人間が寒くても暑くても、36℃前後の体温を維持できるのは、ホメオスタシスが機能しているからです。
つまり、
人は身の回りに変化が起きそうになると、よくも悪くも現状維持しようとする
ダイエットの停滞期なんかも、ホメオスタシスですね。
今までの体重・体脂肪を維持しようとします。
「何かやってみよう!」と意気込んでいたのに、
「もうだめかも…私なんかに無理…」と、突如ネガティブモードが発動することってありませんか?
これは、ホメオスタシスが働いて、「このままでいい!」と、元の自分に戻ろうとするからなんです。
なので、前向きな日が続くと、突然ネガティブが現れたりします。
ネガティブ思考に陥る原因のすべてがホメオスタシスではありませんが、一因ではあることを知っておきましょう。
人間に備わっている機能の影響だと思えば、少しだけ心がラクになりますよ!
ネガティブ期にアラサー女子がやっていること
- ノートに書き出す
- 早寝早起き
- 好きな本・ブログを読む
- お散歩する
- 食べたいものを味わう
ノートに書き出す
頭がごちゃごちゃしているとき、もやもやが消えないときはノートに書き出します。
書くことに慣れるまでは「…何を書けばいいの?」
と、立ち止まってしまいがちですが(私もそうでした。)、何を書いてもOKです。
私は、仕事をやめて無職になったときから、自分の気持ちを可視化することを意識しています。
頭や心に埋もれているものたちを外に出してあげると、気持ちが軽くなるんです。
最初は支離滅裂でも、ゆっくり整理されていくので、見た目は気にせず書き出しましょう。
早寝早起き
ブルーな気分の日は、いらないことを永遠に考えてしまう日でもあります。
だから、強引にでも眠ってしまいましょう!
はい、ブルーな日はここで終了。おやすみなさい。
と、今日の自分に言い聞かせる力技です。
翌朝になっても完全回復はしないかもしれません。
でも、昨日は昨日、今日は今日。
夜が明けてしまえば、落ち込んだことがあっても「昨日は過去、今日を頑張ろう!」と、思いやすくなりませんか?
▼早起きした日は朝活するのがおすすめ!朝活のメリットを紹介しています。
好きな本・ブログを読む
ネガティブ期は、『考え事をしてさらに落ち込む』という負のループに気をつけなければいけません。
そのためには、ほかの何かに集中することが大切。
考え事をせず過ごしたいときは、本やブログを読むのがおすすめです。
ドラマや映画だと、かなりハマらない限り、心ここにあらずで考え事ができてしまいますよね。
画面から少し目を離しても、セリフは聞こえます。
でも、本やブログなら読んで理解する必要があるので、心ここにあらずではできないのです。
自然と考え事をするだけの余裕はなくなります。
言葉の力って偉大ですよね!
お散歩する
晴れている日なら、10分だけでも外の空気を吸いましょう。
仕事中にたくさん歩く人もいるはずですが、おすすめは『目的のないお散歩』です。
ただ歩こう
- 何時まで歩いてもいい
- 目的地はどこでもいい
- どの道を通ってもいい
大人になると、ムダなことをどんどん省いて効率的に生きようとしますよね。
成果を得られないことをするなんて、時間のムダ!
私もいつからかそう思うようになっていて、気づくと制限に縛られる生き方をしていました。
ただ歩くだけのお散歩は、そんなガチガチの思考を和らげてくれるんです。
食べたいものを味わう
今、本当に食べたいものを食べよう!と言われたら、何を思い浮かべますか?
落ち込んでいるときは、本当に食べたいものを味わうと心の栄養になってくれます。
「むしゃくしゃしたから爆食したい!」
と、食欲が暴れる人もいれば、何も食べたくなくなる人もいますよね。
どちらも体と心によくありません。
食べた後、心が温まりそうなものを想像して、それだけを食べてみてください。
心が満たされるし、ちょっとだけ前向きな気持ちになれるんです。
▼ストレスを減らす方法、日常でできることだけまとめてみました。
ネガティブ期にアラサー女子がやらないこと
- 過去を振り返る
- ホラー作品・暗いニュースに触れる
- お金のムダ遣いをする
- 他人に感情をぶつける
- 暴飲暴食する
過去を振り返る
1秒前も含めて、過去のことを振り返るのはやめましょう。
HSP気質を持つ私は、考え事を始めるとずーーーっと深く考え続けてしまうんです。
考えることで気づきがあればいいのですが、なんせネガティブ期。
あのときの私の発言、嫌われたかも…
あのときの私の行動、迷惑だったかも…
ひたすら悪いほうへと妄想を繰り広げることになります。
しかも、過去の出来事を書き換えることは不可能なので、振り返ったところで落ち込むだけなのです。
ネガティブ期に考え事をするなら、ワクワクできることに限定しています。
自分を追い込んでしまいそうなことを考えるのは、今じゃなくても大丈夫。
▼深く考えすぎてしまうあなたはHSP気質を持っているかも?
ホラー作品・暗いニュースに触れる
ネガティブ期は、ネガティブな気持ちに引き込まれやすくなっています。
いつもなら受け流せたことでも、敏感に反応してしまうのです。
なので、ホラー作品や暗いニュースからは距離を取るようにしています。
特に、ニュースは避けたくても目に入ってくることがあるので、この時期はインターネット自体と離れるのがおすすめです。
お金のムダ遣いをする
感情でお金を使ってしまうと、たいていの場合、後悔することに…。
スッキリするための買い物は、冷静な判断ができません。
私も昔よーーくしていましたが、落ち着いて考えたら、どうしても必要なものではありませんでした。
ネガティブ期は、いつもの自分とはどこか違う思考になっています。
お金を使うなら回復してから、『いつもの私』に戻った状態で楽しみましょう。
他人に感情をぶつける
元気が出ないとき、誰かの力を借りるのはとてもいいこと。
一人では解決できないこともたくさんあります。
でも、誰かを『都合よく感情をぶつける道具』にしてしまうのはよくありません。
※もし、わかっていても制御できないのだとしたら、想像以上に疲れているのかも…。
感情と向き合う必要があるのは、自分自身です。
不満があるのなら、誰かにぶつけるのではなく、誰かと一緒に解決方法を考えてみましょう。
▼感情をぶつけてしまう前に、ごきげん習慣を作る方法をまとめました。
暴飲暴食する
暴飲暴食の何がダメかって、ただお腹いっぱいになるだけで、結局何も変わらないところ。
むしろ、体重増加やら肌荒れやらが待ち構えていることを思うと、マイナスですよね。
毎回必ず後悔するんです。
感情にまかせた暴飲暴食って、自分の胃腸をいじめているってこと!
地味にお金のムダ遣いにもなりますし、深呼吸しましょう…!
ネガティブ期の自分と上手に付き合うコツ
- 考えてもわからないなら考えない
- 『最低限』だけやればOKにする
- 刺激になりそうなことは避ける
考えてもわからないなら考えない
なぜこんなにネガティブになっているのか、落ち込んでいるのか…
明らかな理由があるときもあります。
原因がわかりやすいとき
- 上司に理不尽に怒られた
- 恋人と喧嘩してしまった
- お気に入りのものをなくしてしまった
でも、考えてもわからないときもあって、そっちのほうが根深くてやっかいなのです。
いくつもの不満や悩みが蓄積されている状態で、すぐに整理できません。
わからないときは、煮詰まる前に考えることをやめましょう!
解決できるとわかっていることだけでも片づければ、少しずつ荷物が軽くなっていきます。
向き合うときがくるまで、焦らないことも大切です。
『最低限』だけやればOKにする
ネガティブ期って、究極まで行くと、本当にすべてがどうでもよくなるんです。
気づくと自分を大切にできなくなっています。
すると、どんどん『私のダメなところ』に反応しやすくなって、ますます自分を大切にできなくなる…。
その流れを止めるために、ダメなときでも最低限やることを決めておきます。
最低限のライン決め
- 出社したら挨拶だけは元気にする
- 眉毛と唇だけはメイクする
- 寝るまでに食器洗いだけはする
頑張れないときは、この最低限ラインを守れてさえいれば合格点をあげるのです。
1ヶ月もあれば、40~60点の日がつづくこともあります。
100点の日のほうが珍しいはず。
ネガティブ期のために、低めの目標も用意しておきましょう。
刺激になりそうなことは避ける
ネガティブ期を迎えると、いつもより傷つきやすい自分に驚きませんか?
普段は「まあいいか」と見逃せることを許せなくなることもあります。
ちょっとだけの我慢ができなくなるのです。
この時期は、いつもよりも無理せず心に従って行動してください。
苦手な人との関わり、苦手な仕事をする時間は、ツラい気持ちが増しやすいので減らしましょう。
ネガティブ期は自然と訪れるから、上手に付き合う準備をしよう
生きていれば、大きな波も小さな波も訪れるものですよね。
私自身、ネガティブ期に突入すると、
「自分がもっと強かったら平気なんだろうな…」と、自分を責めそうになります。
でも、本当に必要なのは、ネガティブになる自分との付き合い方を知っておくことです。
「これをすると心が落ち着く」
「これがあるから心がざわつく」
今回紹介した『ネガティブ期にやること・やらないこと』が、
あなたにとっての落ち着きポイント、ざわつきポイントを探すヒントになればうれしいです。