- 考えすぎる性格を変えたい
- ポジティブになりたい
- HSP気質を理解したい
今回は、こんな悩みについて考えてみました。
HSP気質持ちといえば、敏感すぎるがゆえに生きづらさを感じやすい。
中でも、「考えすぎる性格がネックになっている…」と悩んでいる人は多いはず。
私自身、考えすぎる性格ゆえにメンタルがどん底まで落ちてしまいました。
その経験を通して、考えすぎるクセについてまとめてみたので、参考にしてもらえると嬉しいです!
Contents
【HSP気質】生きづらさの一因は考えすぎる性格
生きづらさを解消するためには、自分のクセを知っておきたいですよね。
HSP気質ゆえの悩み、つまづきやすい点を理解しておけば、今より気楽に生きられます。
「あ、今日の私はHSP気質が強めだなぁ…」なんて、ちょっと客観的に自分を観察できるんです。
HSP気質を持っている人は、いろいろなことを敏感にキャッチします。
気になることがあれば、じっくり考えて掘り下げまくって、納得のいく答えにたどり着くまで悩み続ける
これ、よくやっちゃいませんか?
このクセこそが『自分で自分をいじめ倒す行為』につながってしまうんです。
私自身、どん底まで落ち込んだときによくやっていました。
たとえば、誰かに嫌なことをされたとき。
「なんであの人は私にそんなことをしたのかな?」
と考えれば考えるほど、深みにはまって病んでいきます。
嫌なことをされて負った傷を治すどころか、自らえぐっていました。
HSP気質を持つ人は、多かれ少なかれ、考えすぎて深掘りしちゃうクセを持っています。
なので、この考えすぎる性格を変えるだけで、だいぶ生きやすくなるんです。
とはいえ、身に付いちゃっていることを、いきなりやめるのは簡単じゃありません。
なので、やめようとせず和らげる気持ちで向き合いましょう。
次の章では、考えすぎなくてもいい理由をまとめました。
腑に落ちる理由が見つかったら、いつもの考えすぎが発動しそうになっても回避しやすくなりますよ!
▼HSPについて詳しく知りたい人はこちらから。
考えすぎなくていい理由
- そもそも考えなくていいことだらけ
- 答えが出ても、解決するとは限らない
- 考え方も答えも変わり続ける
そもそも考えなくていいことだらけ
極論、じっくり考えたとて、ほとんどのことが「どうでもええわ~」で着地するんです。
投げやりな言い方をすると、どうせ答えはわからない。
結局、自分以外の人のことは、たとえ家族だったとしても理解しきれません。
価値観、行動基準、言葉選び…どれもこれも人それぞれなんです。
世の中には、びっくりするくらい考えなしに他人を攻撃してしまう人、自分の気分だけで動く人もいます。
そういう人のことで考えすぎて振り回されるなんて、正直、時間のムダだと思いませんか?
今まで考えすぎたことも、気にせずスルーしても問題なかったことが多いはず。
ほとんどのことは「あの人はそういう人」で、片づけてしまえばいいし、正直それ以上の理解は難しいんです。
答えが出ても、解決するとは限らない
自分の中で答えを出してスッキリしたいって気持ち、よくわかります。
何かが起きたとき、腑に落ちないままモヤモヤを抱え続けるのって、ストレスですよね。
でも、答えを出したところで、その後、あなたはどうしたいんでしょうか?
相手に何か伝えに行きますか?それで問題は解決?
相手に合わせて自分を変えようとしているなら、もっと生きづらさが増します。
自分の心に正直になってみてください。
よく考えると、モヤっとから解放されたいだけで先の行動は考えていない…なんてことありませんか?
実は、答えがわからないまま、うやむやにすることが許せないだけかも。
「起きたことすべてに答えがあるはず!」って気持ち、探求心や好奇心が強い人ほど発動しがちです。
(私もまさにこの心理で動いていました。)
追求するのは自由ですが、結果的に病んだり疲れたりするなら、心と時間の消耗…もったいないですよね。
▼実体験をもとに、日常の中で気にしなくていいことをまとめました。
考え方も答えも変わり続ける
自分も周りも世の中も、すべてのことは変化し続けています。
同じ映画を観ても、過去と現在では、感想が変わることってありませんか?
泣けるポイント、感情移入するキャラクターが違ったり。
それは、時間や環境の変化で、自分自身が変わっているからですよね。
つまり、常に答えは変わり続けるってことです。
時間と経験を重ねることでいくらでも変わるので、確実な答えは存在しません。
変動的であいまいなものなので、「いつかしっくりくる答えが見つかればいいなぁ」と、楽観的にとらえましょう!
わからなくて当然!と思って挑まないと、人生はしんどいことだらけになっちゃいます。
「はい!ここまで!」考えすぎ強制終了のコツ
- 時間制限を設ける
- 紙に書き出す
- 答えを持ってる本人に直接聞く
時間制限を設ける
時間に制限がないから、ずーっと考え込んでしまいます。
たとえば、仕事中に「どういうこと…?」って考え込みそうなことが起きるとして…
- 仕事しながら
- 帰り道、移動しながら
- 夕飯食べながら
- YouTube見ながら
- お風呂入りながら
こんな風にずっと考えてませんか?
眠りに落ちるまで、なんなら翌日になっても…永遠に考えられちゃいますよね。
なので、あえて『考えることに集中する時間』を設けましょう。
10~30分くらい自分のスケジュール感に合わせて制限時間を決めるんです。
集中して時間内に考えきる!
テストだと思って、その問題と向き合ってみましょう。
それでわからなかったら、もうあきらめて脇に置いてくださいね。
「今考えても答えは出ない」っていう答えが出たってことにして、終了です。
紙に書き出す
頭の中で妄想すると、いくらでも展開できて、宇宙規模まで話が飛躍したりします。
なので、自分の抱えている問題を大きくとらえてしまうんです。
考え事をするときは、ノートとペンを用意して、思うままに気持ちを書き出してみましょう。
書き出して可視化してみると、1行で書き終わっちゃうことも。
「あれ?すごく複雑な問題だと思ってたけど違った?」と気づけるので、どうでもよくなるんです。
考えすぎる性格は、方向性を変えれば長所にしかなりません。
もっと自分の人生を明るく楽しくするためにどうしたらいいか?
せっかくの強みなので、考える力は建設的なことのために活用しましょ!
▼HSP気質持ちさんこそ、考える力を伸ばしてみてください。
答えを持ってる本人に直接聞く
「これができたら初めから考えすぎたりしないよ!」
って話なんですけども…笑
考えすぎるときって、人間関係がどこかしらに絡んでいるはずなので、その本人に聞くのが1番。
直接聞くことができれば、考え込む時間すべてをカットできるわけです。
その上、お互いの価値観を知るきっかけになるので、以降、その人のことで悩みにくくなります。
「こういう伝え方したら、誤解させちゃうかな?」
と、相手側もあなたに合わせて配慮してくれるようになるかもしれません。
自分の中で温めすぎないことが、考えすぎ回避につながります。
何のために考える力を使うか考えてみて!
私自身、気を抜くとすぐに考え込みスイッチを押してしまいます。
なので、この性格を直そうとするのは諦めました!笑
考えすぎちゃうクセと、それに気づくタイミングに時差が少なくなってきたら、成長しているって証拠です。
じっくり考える方向性だけを変えてみましょう!
日常の小さな幸せに気づけたり、自分の可能性を伸ばすヒントを見つけたり…
そういう前向きな考えすぎを発動させて、生きづらさを軽減しましょ~