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【体験談】30代で無職になったら、やっと自分の人生と向き合えました。

2023年6月12日

無職になった体験談

 

  • 今の仕事を辞めたいけど無職になるのが不安
  • 30代になって無職は人生終わった?
  • 30代で無職になった人の体験談が知りたい

 

今回は、こんな悩みについて考えてみました。

わたしは30代で無職になった経験がありますが、本当にいい時間になったと思っています。

無職になった8ヶ月間のおかげで、理想の働き方を見つけられたので、お仕事のことで悩んでいる人は参考にしてみてください。

 

30代で無職になったら、理想の働き方を見つけられました

わたしは数年前、精神的に弱って、まともに働けない状態になってしまい無職になりました。

無職になるのはネガティブなことだと考えるのが一般的ですよね。

 

でも、わたしは無職期間8ヶ月があったおかげで、理想の働き方を見つけられました。

無職になった経験がなければ、今も不満と愚痴ばかりで消耗する毎日だったと思います。

一度立ち止まる時間をもらえてよかったです!

 

ライフステージが変わりやすい30代で無職になるなんて、不安しかありませんよね

  • 30代でも再就職できるのかな?
  • 30代で履歴書に空白期間があるのはまずいよね…?
  • 30代なのに『実績』と呼べるものがない自分が情けない

 

無職になると決めたときは、いろんな心配ごとが頭をかけめぐっていました。

けれど、休息が必要だったわたしにとって、自分を休ませることこそが『仕事』だったんです。

これから前進するためには、休むことが通過点として必要不可欠でした。

 

そんなわたしが30代で無職になってよかったと思えた理由は5つ

  • なにもしない時間を作れた
  • 今後の生き方を真剣に考えられた
  • 大切にしたい価値観に気づけた
  • 今までの反省・感謝が溢れてきた
  • 世間体<自分の本音で仕事を探せた

 

次の章で1つずつ詳しく説明しますね。

独身・一人暮らしだからこそできた時間の使い方ではありますが、同じような状況の人は参考にしてみてください。

 

 

 

【体験談】30代で無職になってよかった理由

  1. 何もしない時間を作れた
  2. 今後の生き方を真剣に考えられた
  3. 大切にしたい価値観に気づけた
  4. 今までの反省・感謝が溢れてきた
  5. 世間体<自分の本音で仕事を探せた

 

何もしない時間を作れた

無職になったおかげで、およそ10年ぶりに何もしないでぼーっとする時間を作れました。

大人になると、毎日毎日いろいろなことに追われています。

働きづめで生きてきた人であればあるほど、『何もしない時間』をプレゼントされると戸惑ってしまうそうです。

 

『何もしない』は贅沢なこと。

人生を豊かにするためには、誰もが定期的に設ける必要のある時間だと感じました。

 

無職期間は社会から孤立した感覚で不安になることもありましたが、同時に、何にもないただの自分に戻れた時間でもあったんです。

 

健康状態に問題がない人でも、一定期間何もしないで過ごす経験をしてみてください。

自分ってどんな人だったっけ?と気づくきっかけになりますよ。

 

▼何もしない時間こそ自分と対話できるチャンス!

 

 

今後の生き方を真剣に考えられた

とにかく時間があり余っていたおかげで、これからをじっくり考えることができました。

理想の生き方って、忙しい毎日の中で見つけられるものですかね?

先週はこう生きる!と決めていたのに、今日になると違うことを思っていたり…ブレない価値観はすぐ完成しないんですね。

 

場所を変えたり誰かと会ったり…少しずつシチュエーションを変えながら、時間をかけることで考えがまとまっていきました。

季節の変化を感じながら心境も変わっていく印象があって、すごく充実した時間でしたよ。

 

 

大切にしたい価値観に気づけた

「24時間を好きなように計画できることって、本当に最高だ!」と痛感する毎日でした

多くの人は、朝起きて働いて夜寝るを繰り返して生きているわけですが、無職なら何のルールも存在しません。

 

どんな日があってもOKなんだから最強でしょ!

  • 早起きして運動する日
  • 朝4時に寝て15時に起きてぼーっとする日
  • 1日中ソファから動かないまま眠りにつく日
  • 突然電車に乗って遠出する日

わたしはこんな風に、思い立ったときに好きな行動をとれることに喜びを感じる人間。

 

なのに、平日9-17時のOLを続けるなんてしんどいに決まってるよ!って、今なら簡単にわかる。

当時は前向きな意味で『あきらめて受け入れる』ができなかったんです。

 

  • 〇〇であるべき
  • 〇〇しなければならない

たくさんの制約から解放されてみると、自分が大切にしたい価値観に気づくことができました

 

 

今までの反省・感謝が溢れてきた

過去の自分と向き合うのは怖かったですが、これからの自分のために勇気をもって向き合いました。

理想の生き方・働き方を見つけるためには、『こうなりたい!』と同じくらい『こうはなりたくない!』を発見することが大切です。

 

過去を振り返ると、自分がたくさんの人に助けてもらっていたことに気づきました。

精神的に余裕がなかった時期、周囲に対して失礼なことをしていたなあ…とか。

こんな自分でもそばにいてくれてるなんてありがたすぎて、反省と同時に感謝の気持ちが溢れたんです。

 

「周りを人を喜ばせたい」とか「感謝を表現したい」とかそういう思いが原動力になって、これからの自分を大切に生きるにはどうしたらいいかを真剣に考えるようになりました。

 

▼『生きる』の中に『働く』があるのを忘れない

 

 

世間体<自分の本音で仕事を探せた

世の中では評価されていることでも、自分にはしっくりこないことってありますよね。

  • 世間:今トレンドの〇〇メイクがかわいい!
  • 自分:わたしの好きなメイクではないなあ…
  • 世間:30歳までに結婚すべし!
  • 自分:…なんで?
  • 世間:正社員・ボーナスありで安心
  • 自分:まったく興味をもてない仕事でも?

世間の評価に振り回されて、自分の本音を無視してはいけません。

 

「個人的には賛同できないけど、世間的によしとされているなら合わせる」という考えをゼロにしました。

自分の心に従わないと、何か不満が出てきたときすぐに耐えられなくなります

 

誰かの価値観で生きていると、一見平和かもしれないけど心は満たされないまま。

わたしが求めていたものってこれだったっけ?と立ち止まるクセをつけてみましょう。

 

▼他人軸でいると自分を見失っちゃうよ

 

▼自分の気持ちに素直になろう

 

 

 

理想の働き方を見つけるためにやったこと|5ステップ

わたしが無職期間中、理想の働き方を見つけるためにやったことをまとめました。

今、当時を振り返ってみて「無職になってよかった」と思えるのは、行き当たりばったりではなく計画を立てて動いたからです。

 

  1. いつまで無職でいられるか計画を立てる
  2. 休息期間・整理期間・行動期間を決める
  3. 休息期間|休むことに集中する
  4. 整理期間|過去・現在・未来の自分を考える
  5. 行動期間|転職または起業準備を始める

 

いつまで無職でいられるか計画を立てる

少しでも早く新しい仕事を始めたいところですが、無職期間は計画的に過ごすのが大切です。

期限を決めるから、行動が決まります。

 

まずは、健康面と金銭面を基準に、無職でいられる期間を算出してみましょう

このとき、長く休むことに罪悪感を覚えなくても大丈夫ですよ。

 

体調不良のまま仕事を再開しても悪化のリスクが高まるだけ。

健康な人でも無職中に自分と向き合えなければ、転職を繰り返すことになるかもしれません。

勇気をもって現実的な期間を決めましょう。

 

 

休息期間・整理期間・行動期間を決める

無職でいられる期間を決めたら、さらに3つの期間に分けましょう。

3つの期間

  • 期間①休息:休むことに集中する
  • 期間②整理:過去・現在・未来の自分を考える
  • 期間③行動:転職または起業準備を始める

 

本来であれば、『休む』『考える』『動く』を同時に進めるのが効率的ですよね。

けど、焦ってしまうと大切なものを見落としてしまいます。

 

あえて時間をかけて、1つずつ丁寧に進めていくのがポイントです。

例:無職期間6ヶ月間(4月~)

  • 休息期間→4月
  • 整理期間→5月・6月
  • 行動期間→7月・8月・9月

 

 

【休息期間】休むことに集中する

とにかく休む!ただそれだけです

休むことに全力を注ぐのが苦手な人もいるかもしれません。

休めなくなっている人は『〇〇しなければ』『〇〇であるべき』に囚われてしまっている証拠です。

休むこと以外にルールはないので、飽きるまで好きなことをして過ごしてみてくださいね

 

▼無意識に定義付けして自分を縛ってない?

 

 

【整理期間】過去・現在・未来の自分を考える

しっかり休めたら、次は自分がどんな風に生きていきたいか、働きたいかを考えましょう

  • 過去:憧れていたこと・楽しかったこと・辛かったことなど
  • 現在:興味があること・昔から変わらない性格など
  • 未来:なりたい像・なりたくない像など

まずは未来を決めて、実現するための手段を現在・過去の経験から探してみる感覚です。

 

すぐにイメージできることではないので、思い浮かぶところから整理してみてください。

ちょっとずつ情報が増えていくと、理想の形がハッキリしてきますよ。

 

例:わたしの場合

  • 過去:いろんな人と交流したい、人を笑顔にしたい、通勤も組織もしんどい
  • 現在:フリーランスになる準備をしたい、ゆるく働きたい
  • 未来:いろんな土地に行く、通勤なし、組織に所属しない、自分で予定管理できる

今の延長線上に理想の未来があるか、定期的に洗い出すようにしています!

 

▼なりたい自分像がぼんやりしてるなら試してみてください

 

 

【行動期間】転職または起業準備を始める

元気になって目指す方向性が決まったら、いよいよ次のステージへ向けて行動します。

 

未来の自分を実現するためには、どんな働き方をするのがよいでしょうか。

絶対に譲れない条件、多少あきらめてもいい条件を振り分けて、ブレない仕事探しを始めましょう

 

わたしの場合、『心身ともに拘束力が強くないこと=在宅勤務』を最優先条件に決めました。

以降は、気になる求人があっても、在宅NGであれば泣く泣く削除を徹底。

絶対は絶対!とブレませんでした。

 

無職期間が長くなっても、目指す方向性とは異なる仕事を決めてしまわないように注意してくださいね。

譲れない条件に対して明確な理由をもつことが大切です。

 

▼いざ1年やってみての感想はこちら

 

 

 

30代で無職になったら、人生を見つめ直すチャンスだと考えよう

無職期間とは人生の休息期間。

いったん立ち止まって過去・現在・未来と向き合える貴重な時間なので、ネガティブになる必要はありません。

 

今まで頑張ってきたことを認めて、これからのエネルギーチャージのために無職期間を役立てましょう。

無職になったとしても計画的に過ごせば、成長のきっかけになります。

むしろ、大人になってからノンストップで生きていたってことがすごいんだから、質の良い『休息』をとってくださいね。

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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