今回は、パーソナルイヤーナンバー『1』の年について。
9年サイクルのスタートを切るときです。
1のキーワードには『始まり』『自己』『行動力』『斬新』などがあります。
新たな始まりにワクワクしたり、「自分のやりたいことって?」と悩んだり、スタートならではの忙しさを感じる時期かもしれません。
1の年の特徴やどんなことを意識して過ごすとよいか?をまとめましたので、参考にしてもらえると嬉しいです。
Contents
パーソナルイヤーナンバー1の年
ここから新たな9年間が始まります。
これまでの9年間を体験した感想は人それぞれあると思いますが、よかった人もイマイチだった人も経験を糧にして新章を始めましょう。
「自分の人生は自分自身で創っていくんだ!」という意思をしっかり持って過ごすことが大切です。
1の年は『種まきの時期』とも言われます。
種をまく作業はあまり派手じゃないし、「あれ?ここに何の種まいたっけ?」なんて忘れちゃうこともあるくらいささやかな印象。
だから、始まりの年と呼ぶわりには地味な1年かもしれません。
前回の9の年で済ませるはずだった片づけが残っていることもあるし、あまりスタートを切った感覚にならない(むしろ終わりを感じることが多くなる)人もいるはずです。
けれど、1の年で始めたことを育てていけば少しずつ形になっていきます。
『脱皮した新しい自分』をイメージして、新しい人・もの・環境・価値観にも目を向けてみましょう。
1の年|意識しておきたいこと
- 新たな自分のコンセプトを決める
- 先入観は捨て去る
- 「自分はどうしたいか」が大事
- 焦らず長い目で進もう
1.新たな自分のコンセプトを決める
1の年は、9年間の新たな物語が始まるときです。
前回までの9年間とは別の作品になるので、「これからの自分はどうありたいか?」を明確にしておきましょう。
作品が変わって主人公も変わるのでキャラクター設定を練り直そう!
みたいな感覚で、楽しみながら考えるのが個人的にはおすすめです。
まずはざっくりと、やめること・始めること・続けることを決めてみるだけでも変わりますよ。
直近の9の年のうちにコンセプトを決めきれていた人は、さっそく一歩を踏み出してみてください。
2.先入観は捨て去る
『新たな始まりの年』とはいえど1の年になった瞬間にすべてがガラッと変わるわけではなく、変化はグラデーションです。
気持ち新たにスタートを切ったとしても、これまでの9年間の名残はよくも悪くもあります。
中でも価値観や考え方は根強いもの。
わたしたちはたくさんの先入観を抱えながら生きています。
「自分は臆病な性格だから向いていない」「わたしに赤い服は似合わない」とか…数え切れないほど。
そして、持っている先入観が人生に影響を及ぼしていきます。
臆病な性格だと思い込んでいるから、
- なるべく挑戦しない
- 人と関わらない
- 自己主張を避ける
こんな風に先入観ベースで行動を選択します。
臆病じゃないかもしれないのに、繰り返すうちに本当に臆病な性格になっていくということ。
※臆病が悪いという意味ではなく、先入観によって自分の可能性の扉を閉ざすのがもったいないというお話です。
つまり、同じ先入観を持ち続けているかぎり変化は生まれにくいんです。
新しい物語を始めた自分にとって不要なものをまだ抱えていることに気づけたら捨て去りましょう。
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3.「自分はどうしたいか」が大事
1という数字は『自分自身』のことを指します。
なので、1の年はいつも以上に「自分はどうしたいのか?」を自身に問いながら過ごすことが大切になります。
大きな決断ではなく、日々のささやかな決断こそ意識してみましょう。
- どんな服を着たい気分?
- 何を食べたい気分?
- どの道を通りたい気分?
- どんな曲を聴きたい気分?
問いかけを通して少しずつ、自分の意思を感じ取ることのおもしろさに触れてみてください。
「今のわたしは元気がほしいんだな」とか「今は悲しみに浸りたいモードなのね」とか、自分のことを観察するようなイメージです。
1の年のうちに自分との意思疎通をスムーズにしておくと、以降の年の過ごしやすさが変わります。
4.焦らず長い目で進もう
1の年は、腹八分目くらいで行動するのがちょうどいい。
新生活が始まったばかりのときって自分なりのリズムがまだ整っていません。
だけど、いいスタートを切りたいから本来の自分以上のパワーを出そうとしてしまうんですよね。
結果、頑張りすぎて体調を崩しちゃったり、不慣れな環境に身を置く緊張感で精神的にも疲れてしまったり、らしくないことをして後悔したり…。
9年サイクルは始まったばかりです。
結果が出るのはまだまだ先なので、長期的視点をもって焦らずに進みましょう。
特に、数秘1を持っている人は猛ダッシュ&急ブレーキにならないように、最初からゆっくり走行を意識してみてください。
小さな一歩に秘められた可能性
1の年に踏み出す一歩は小さくて静かなものです。
だから、成果とか利益とはほど遠い感じがしてしまって、人によってはすぐにあきらめてしまうかも。
だけど、数年後に振り返ってみると「1の年のあの一歩がきっかけになったんだなぁ」と思えるくらい、実はちゃんと影響してきます。
東へ一歩なのか西へ一歩なのか、北へ?南へ?
出発地点が自宅だとして、そこから小さな一歩をどの方向に進めるのかによって少しず~つ景色は変わりますよね。
1の年のうちに"見たい景色"を決めておきましょう。