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"ちょうどいい距離感"で心の治安を整える

2024年5月15日

ちょうどいい距離感で心の治安を整える

 

なにごとも距離感って大切。

「毒にも薬にもなる」とかならないとか言うけど、じゃあどの辺りで薬が毒になっちゃうの?

このラインを見極められるようになりたいなと。

そしたら、"ちょうどいい距離感"を見つけるのが上手になって、心の治安も整備しやすくなりますよね。

 

というわけで今回は、わたしが実践しているちょうどいい距離感の整え方をまとめてみました。

今の悩みやストレスも距離感次第で軽くなるかもしれません。

 

それ、距離感見直しサインです

  1. 生活バランスが乱れる
  2. 視野が狭くなる
  3. 自分の嫌なところが目につく

 

1.生活バランスが乱れる

どんなことも"ほどほどに"ができなくなると、生活にかたよりが生まれます。

ワーカーホリックになったり恋愛のことしか考えられなくなったりすると、その分、睡眠や運動、趣味など本来確保しておきたい時間が削られてしまうんです。

生活の基本的なことがおろそかになっているときは、距離感が近すぎる存在がないか探してみてください。

 

 

2.視野が狭くなる

思考面(とらえ方や意思決定の仕方など)での視野が狭くなって、1つのことでずーーーっと悩み続けてしまうこと、ありませんか?

それも距離感が影響しているかも。

  • 仕事との距離感:頑張りすぎ
  • 恋愛との距離感:恋人を優先しすぎ

※なんでも「それ」しか見えなくなっているとき

視野が狭くなると「そうに違いない!」と決め込んで、無限の可能性を自分から放棄してしまいがちなので要注意です。

 

 

3.自分の嫌なところが目につく

「〇〇な自分が嫌い」と自己否定しがちなときは、そうさせる何かとの距離感が近すぎることが多いです。

 

人は影響を受けながら生きています。

朝から雨の日はやる気がしなかったり、意地悪な上司の口グセがうつっていたり、犬を飼い始めてから運動する習慣がついたり…。

こんな風に、よくも悪くも環境によって微妙に変化するんです。

自分に対してマイナスに作用する存在との距離感が縮まりすぎていないかチェックしてみてください。

 

▼嫌いな自分とも良好な関係を築くコツ

 

 

 

距離感を整えるときのポイント

  • どう関わる存在か定義を設定する
  • 物理的に離れることから始める

 

どう関わる存在か定義を設定する

自分にとって、その対象はどういう存在なのか?定義を決めておきます。

定義=ちょうどいい距離感かどうかの判断基準

になるので、「場の空気に流されちゃって…」みたいな心と行動のブレが起きにくくなります。

 

この定義づけに正解はありません

自分がどうしたいか?によって自由に設定してOK。

 

たとえば、わたしの場合。

今のお仕事を始めるときに「わたしにとってこの仕事とは?(なぜ働く?)」を決めまして…

  • 社会保障の恩恵を受けるため
  • 最低限の安心を手に入れるため
  • 個人で仕事を始めるまでの準備のため

この仕事に使う時間と体力は最小限におさめる!

 

この定義のもと働いています。

(忘れないようにメモに書いていつも眺めてます。笑)

 

今の仕事との関わり方で迷ったときはここに立ち返って考えます。

すると、設定よりも近づきすぎていたことに気づけるんです。(わたしの定義的には「頑張るNG!」なのに、頑張っちゃってた!とかね)

 

自分がよく悩みがちなテーマや振り回されてばかりいることがあれば、定義を考えてみてください。

  • 恋愛・夫婦・家族の在り方
  • 友達との関係性
  • お金の使い方
  • 美容との向き合い方 など

定義に立ち返りながら判断・行動を選んでいけば悩みも減りますよ。

 

▼どうありたいかを先に設定しておく

 

 

物理的に離れることから始める

恋愛でイメージするとわかりやすいかも。

心では「離れる!」と決断しても、目の前に彼が現れたら揺らいでしまいませんか?

反対に、「一緒にいよう」と決めても、遠距離になったら彼のことを考える時間が徐々に減っていく…(悲しいけど人の心ってそうなりやすい)

 

心に決めるのも大切だけど、物理的に離れちゃうほうがカンタンで効果的です

ザワザワするのは最初の一歩を踏み出すときくらい。

 

個人的3大距離感モンスター(「離れたいけど離れられない」的な距離感攻略高難易度な存在)を例に、『物理的に離れるための対策』をそれぞれリストアップしました。

  1. スマホ
  2. 仕事
  3. 人間関係

この3つについては何度も距離感の調整に失敗していて痛い目を見ているので、微調整の日々です。

 

1.スマホ

  • 視界に入れない
  • アプリは最小限にする
  • SNSの通知はOFF
  • 制限時間を設ける
  • アナログな趣味を作る
  • 運動する

 

▼スマホ使い過ぎ対策のアイデア

 

2.仕事

  • リモートで働く
  • 定期的にPCから離れる
  • 合間合間に外の空気を吸う
  • 基本的には業務連絡のみ
  • 定時退社の鬼になる

 

※あくまでも組織苦手派の考えです。(定義づけによってちょうどいい距離感が変わるので)

 

3.人間関係

  • 連絡頻度や時間帯を見直す
  • 会う頻度を見直す
  • 遊び方を見直す(場所や時間帯)
  • SNSチェック頻度を減らす
  • 連絡無精宣言をする
  • 友人と同僚の線引きをする

 

恋人でも友達でも、"好き=いつも一緒にいる"がいいわけじゃないよね?

ちょうどいい距離感を探すことで、"好き"は"好き"のまま大切にできるし、"嫌い"は"苦手"とか"何とも思わない"くらいまで軽減できるかも。

 

 

 

いつもチューニングしよう

ちょうどいい距離感を探るときにこれまた忘れがちなのが、自分自身も変化しつづけているってこと。

だから、距離感は定期的にチューニングしましょう

 

「これが自分的ちょうどいい距離感!」と決めたとしても、1ヶ月後、1年後、5年後には価値観が変わっている可能性は大いにあります。

過去の自分が決めた距離感や定義に縛られるのは本末転倒です。

そのあたりは柔軟に微調整しましょ~

 

今の悩みも、距離感を見直してみると軽くなるかもしれません。

ちょっと目線をそらしてみたり、ノートに書いて何が問題なのか可視化してみたり、いろいろ試しつつ距離感を探ってみてください。

 

  • この記事を書いた人
(仮)Mikazuki

みかづき

30代|在宅ワーカー|HSS型HSP|ENFP|パラレルワーカーを目指してハートとスキルを磨くアラサー|仕事もプライベートも自分軸を大切にする生き方|器用に生きられない・もっと楽に生きたい人へ向けて、不器用でも楽しく生きる方法をシェアしています。

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